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海外ドラマ最新レポート Vol.151 全米2018年No.1 新作ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」 続きが気になり過ぎて主演女優がプロデューサーにマル秘作戦?

 
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2018~2019年の新作ドラマの中で、No.1の視聴者数を獲得した米NBCの「MANIFEST/マニフェスト」。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『フォレスト・ガンプ/一期一会』の監督ロバート・ゼメキスが製作総指揮を務める、大型SFサスペンスドラマだ。
 
191名の乗客を乗せた旅客機がジャマイカからニューヨークに飛び立った。数時間のフライトの後、彼らが到着したのは、2013年の出発から5年半もの歳月を経た2018年のニューヨークだった…。「MANIFEST/マニフェスト」は、そんな説明のつかないシチュエーションに加え、不可解な現象が主人公たちの身に次々と起こるミステリー。
 
ストーリーにドキドキハラハラが止まらないのは視聴者だけではない。主演のミカエラを演じるメリッサ・ロクスバーグも次が気になって仕方ない一人だという。「全てが知りたいのよ。たぶん、私が一番厄介な視聴者だと思うわ」米メディアのインタビューで、メリッサは素直な感想を口にしている。
 
そして、どうしても知りたいメリッサは、プロデューサーに対し、マル秘作戦を考えていたという。「最初の数話の撮影の頃は続きがすごく気になって、プロデューサーを追いかけ廻していたの。彼が忙しくてぐったり疲れている時が狙い目だと思ったわ。『ねえ、気分はどう?』なんて話しかけながら、(ストーリーを)聞き出すの。きっと考えるのがウザくなっちゃって答えてくれると思ったのよ」
 
マル秘作戦は実行には至らなかったらしい、ストーリー先取りは今も叶わぬまま。
 
ドラマでは、ミカエラの兄ベンを演じる、ジョシュ・ダラスが良き相棒となるが、この作戦には全く乗ってくれなかったとか。「ジョシュは次に何が起こるかなんて、全然知りたくないって言うのよ。私は知りたい、情報が欲しいのに!」ジョシュといえば、7シーズン出演した「ワンス・アポン・ア・タイム」で海外ドラマファンにはお馴染み。さすがベテランは、この手のドラマの次が知りたいなんて、無駄な抵抗と分かっているのだ。
 
今ではメリッサもあきらめたのか、「謎の連続にドキドキしているの」と毎話のストーリーを楽しみにしているという。
 
そしてもう一つメリッサが気に入っているのが、個々のキャラクターの描かれ方。「とても良く描かれていると思うの。どのキャラクターもシンプルじゃない、いろんな側面を持っている」もちろんメリッサが演じているミカエラも「自分に似ている」と演じることが嬉しくて仕方ない。脚本を読んですぐに「(ミカエラに)恋しちゃった」と惚れ込んでいるのだ。
 
サスペンス性あふれるストーリーに、魅力的なキャラクターたち。近年、秀逸ドラマの豊作に目の肥えた視聴者にも満足の一本であるようだ。
 
 
<「elitedaily.com」 2月19日>