ニュース

海外ドラマ最新レポート Vol.147 「スタートレック ディスカバリー」 SF・ファンタジー・ホラーの祭典、サターン賞 主要3賞で栄冠

 

DSC_s1_#5(1-5)_DSC-epi0105-110496_1696bi.jpg

SF・サイエンス・ホラーの映画、TV、ストリーミングTVなどの優秀作品を称える、第45回サターン賞が、9月13日、ハリウッドにて開催され、「スタートレック ディスカバリー」が主要の3賞を獲得した。

 

「スタートレック ディスカバリー」が受賞したのは、ストリーミングTV部門のSF・アクション&ファンタジー作品賞、同部門の主演女優賞(ソネクア・マーティン=グリーン)及び助演男優賞(ダグ・ジョーンズ)の3賞。

 

今年から新設されたストリーミングTV部門は、映像配信サービスの作品が対象。ネットフリックス、アマゾン・プライムビデオ、Hulu、CBSオールアクセスなど近年では映画、TVをしのぐ作品も現われる激戦部門だ。

 

中でも、「スタートレック ディスカバリー」が受賞したSF・アクション&ファンタジー作品賞には、他に「ブラック・ミラー」「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」「ロシアン・ドール:謎のタイムループ」などがノミネート。ヘビー級の作品を抑えての価値ある受賞となった。

 
同部門主演女優賞のソネクア・マーティン=グリーンは都合により会場に来ることができなかったが、不在の“副長”の分まで喜びを爆発させたのが、助演男優賞のダグ・ジョーンズ。
 
 
アレックス・カーツマンらプロデューサー、脚本家チームにお礼の言葉を述べたあと、「とりわけ僕のメイクアップ・チームにはお礼を言わねばなりません。チーム総出で僕をケルピアン人にしてくれるのですからね。彼らの存在なしには魅力的な僕(サルー)は誕生しえなかったでしょう」と、「スタートレック」シリーズには不可欠な特殊メイクアップ・アーティストたちにも、ユーモアを交えて感謝の気持ちを伝えた。
 
 
今回のサターン賞で各部門の最多受賞作品は、映画部門では7賞の『アベンジャーズ/エンドゲーム』、TV部門では4賞の「ゲーム・オブ・スローンズ」、そしてストリーミングTV部門は3賞の「スタートレック ディスカバリー」となっている。
 
 
<「treknews.net」 9月14日>