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ラッセル・“ストリンガー”・ベル:Russell 'Stringer' Bell

エイヴォン・バークスデール率いる麻薬組織の副司令官的役割を果たす。激しやすいエイヴォンをなだめて無駄な闘争を避けながら、いかに自分たちの組織を効率良く運営するかということに気を配る。麻薬組織の運営もビジネスだとみなし、地元ボルティモアのコミュニティ・カレッジに通って学んだ経済学のコースでは全て“A”を取るという勉強熱心ぶり。一見、インテリ事業家のように見えるベルだが、非常に冷酷で計算高い面を持ち、バークスデールの麻薬組織にとって脅威となる存在が現われると情け容赦無く排除の指揮をとる。演じるイドリス・エルバの言葉を借りれば、「殺人もストリンガーにとっては単にビジネス的対応の1つに過ぎない」のである。 麻薬売買で稼いだ金を不動産に投資し、最終的にはバークスデールの組織を合法的な事業にしようと図るが、仮釈放されて戻って来てからも再び昔通りのやり方で麻薬売買を続けようとするバークスデールに反対される。また、不動産投資をスムーズに進めるため政界とのコネを作ろうとするが、麻薬売買の世界とはやり方が違うためにうまくいかず、それまで有能なビジネスマンのように沈着冷静だった態度が崩れ、苛立ちと焦燥感を募らせるようになる…。 やがて、バークスデールはNYのサプライヤーたちを黙らさせるためにストリンガー・ベルを差し出すことを決意。オマール・リトルとブラザー・ムーゾンの襲撃をうけて絶命。

イドリス・エルバ Idris Elba

1972年、ロンドン生まれ。シエラレオネ出身の父親とガーナ出身の母親の間の一人っ子。高校時代に、演劇指導の教師に勧められて演技の道に入る。1994年からイギリスのテレビに出演を始め、3年後にイギリスの昼メロ番組でブレイクを果たす。その後はテレビを中心に活躍するが、この「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のストリンガー・ベル役で大いに注目を集め、「アメリカン・ギャングスター」、「28週後...」、「リーピング」などに出演。2008年から2009年にかけてアメリカでの公開予定作品が6本あるという売れっ子ぶり。エルバは俳優業の他に、ビッグ・ドリスというステージネームでDJの仕事もしている。「THE WIRE/ザ・ワイヤー」でのストリンガー・ベル役の印象が強烈であるためか、本物の麻薬売人らしきファンから声をかけられることも多いが、そんな時は本来の英国訛りで話しかけてストリンガー・ベルのイメージを壊してはいけないと、アメリカ訛りで話す気配りを見せるとか。

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