
ボルティモア市警察麻薬課の警部補。署内では有能な仕事ぶりで高い評価を得ている。政治的思惑を持つ上司たちの非生産的な指令には異議を唱える根性も持ち合わせているが、最終的には自分の職務をキチンと果たす責任感の強い人物。麻薬捜査班の指揮官となるが、部下たちからも厚い信望を寄せられている。厄介払い的に麻薬捜査班に参加するようになったマクノルティとは、最初、衝突するが、次第に御互いに対する敬意の念が芽生えてくる。政治的野心を持つ妻のマーラは市議会議員の座を狙っており、夫のセドリックを政治家の集まるパーティなどに連れ出すが、彼が警察機構内での出世にあまり興味が無いことを知ると失望する。
「THE WIRE/ザ・ワイヤー」の地元、メリーランド州ボルティモア出身。ロチェスター大学の音楽学部卒業後、歌手を目指すが腰を傷めて断念。俳優へと進路を変更し、イエール大学の演劇学部に入学。卒業後はTV、映画、舞台でキャリアを積む。「OZ/オズ」のおとり捜査官をはじめ、刑事役やFBIエージェントといった法の執行人の役が非常に多い。193mの長身に引き締まった筋肉質の身体、剃りあげた頭部に眼光が鋭く光る容貌がそのようなキャスティングを招くのかもしれないが、その点から言ってセドリック・ダニエルズ役はまさに適役。ところが制作者たちは、ダニエルズにはもう少し名の知れた俳優をキャストしたいと思っていたそうで、レディックは当初、マクノルティのパートナー、バンク・モアランドか麻薬中毒のホームレス、バブルズの役の候補だったそうである。最新出演作は、キューバ・グッディングJR、「OZ/オズ」のJ・K・シモンズらと共演の映画『The Way of War』。