シーズン６
舞台は謎めいた伝説が残る町、バージニア州ミスティック・フォールズ。高校生のエレナの前に、端正な顔立ちでミステリアスな雰囲気の転入生ステファンが現れ、二人はたちまちお互いに惹かれあう。しかし、二人の前に邪悪なオーラを放つステファンの兄デイモンが姿を現す。実は兄弟は共にヴァンパイアで、老いることのない彼らは、約150年前、エレナに生き写しの女性キャサリンを愛した過去があった。エレナはキャサリンの子孫であり、ドッペルゲンガーだった。
そんなエレナを狙って、ヴァンパイア最初の一族「オリジナルズ」の中でも最強の存在であるクラウスが現れる。ヴァンパイアと狼人間のハイブリッドであるクラウスはさらに、自分と同じハイブリッドを大量生産し軍隊としようとするが、それにはドッペルゲンガーであるエレナの血が必要だった。エレナの血を手に入れるべく、クラウスはエレナやステファン、デイモンにさまざまな揺さぶりをかけてくる。それに対し、エレナを守りクラウスを倒そうとするデイモンとステファン。当初心の優しいステファンに好意を持っていたエレナだが、憎まれ口をたたきながらも弟を思いまたエレナを必死に守ろうとするデイモンにも、どうしても惹かれてしまう……。
クラウスに捕らえられ血をとられてしまったエレナは仲間たちの手により救出されるも脳出血を起こして倒れ、デイモンの血を用いて治療される。しかしクラウスの妹レベッカの企みによりエレナは死んでしまい、ヴァンパイアであるデイモンの血が体内に残っていたためその後蘇生した。このまま人間の血を吸わなければ死んでしまう。だが、血を吸ってしまえばヴァンパイア化が完了する……。ボニーらの必死の行動も報われず、ついにエレナはヴァンパイアとしての変異を遂げる。
ヴァンパイアとなったエレナを巡り、ステファンとデイモンは再び対立。そのエレナは、以前デイモンが自分に愛の告白をして記憶を消したことを思い出し、デイモンへの思いを募らせていく。一方ミスティック･フォールズにヴァンパイア・ハンターが現れ、“キュア”の存在が明らかになる。“キュア”は不死身の呪いを解く唯一の方法であり、不老不死のヴァンパイアを人間に戻すことができるというのだ。サイラスという強力な魔術師を倒すためにキュアを必要とするハンター、ハイブリッドを増やす為に人間としてのエレナの血を必要とするクラウス、クラウスの束縛から逃れ自由を手にしたいキャサリンやレベッカなど、様々な思惑が絡み合い“キュア”の争奪戦が始まる。“キュア”は魔術師サイラスと共に埋められていた……。
そんな中、魔女の呪いにより2000年もの間、放浪の旅を続けてきた魔術を操る一団トラベラーズが現れる。魔女への復讐を誓うトラベラーズはミスティック･フォールズから魔女の魔法を解くことに成功。これにより、魔女に作り出されたヴァンパイアや超自然的存在は町に立ち入る事ができなくなってしまう。さらに、ステファンはトラベラーズにより殺され、「向こう側」へ行ってしまう。死んだステファンを生き返らせようと、デイモンとエレナたちは、「向こう側」とこの世をつなぐアンカーのボニーを使って、死んだ者たちを連れ戻すことを計画。決死の計画は見事成功し、ステファンやアラリックは無事に息を吹き返す。しかし、デイモンが戻ろうとした時に呪文が途切れ、デイモンとボニーは「向こう側」に取り残されてしまう。
4ヶ月後。それぞれが新しい生活を始めていた。大学二年目に入ったエレナは医者になる道を選び、アラリックはエレナの通う大学の教授に。ステファンは、デイモンとボニーを戻そうと死者と話せる魔女を探していたのだが……。そんな中ミスティック・フォールズの町の境界線付近では、人間がヴァンパイアに襲われる事件が多発していた。一方、無人の町に立ち尽くすボニーとデイモン。一体そこはどこなのか？
シーズン１＆２
舞台は謎めいた伝説が残る町、バージニア州ミスティック・フォールズ。両親を亡くし、現在は年若い叔母ジェナと暮らす17歳のエレナと15歳の弟ジェレミー。ある日、心の傷がいまだ癒えていないエレナの前に、端正な顔立ちでミステリアスな雰囲気の転入生ステファン・サルバトーレが現れ、二人はたちまちお互いに惹かれあう。その頃町では、人々が得体のしれない何かに襲われ、首を噛まれて死亡する事件が続発。
不安を覚えるステファンの前に、邪悪なオーラを放つ兄のデイモン・サルバトーレが現れる。ステファンと恋に落ちるエレナに、魅惑的な態度で近づくデイモン。実は彼ら兄弟には秘密があった。二人は共にヴァンパイアで、145年前に愛した、エレナに生き写しの女性キャサリンを巡る長くつらい過去があったのだ。元々は人間であったデイモンとステファンは、仲の良い兄弟だったが、1864年、キャサリンと出会い二人とも彼女の虜となってしまう。
だが実はキャサリンはヴァンパイアであり、兄弟をヴァンパイア化して三人で永遠に生きることを望んだのであった。キャサリンはエレナの親友ボニーの先祖である魔女エミリーによって教会の地下の墓地に封じ込められたが、未だキャサリンへの想いを断ち切れないデイモンは、145年ぶりに再来したすい星の力でキャサリンを墓から呼び戻すべく、ミスティック・フォールズに現れたのだった。
墓の封印を解きキャサリンを捜すデイモン、しかしキャサリンはすでに自力で脱出していた！ミスティック・フォールズに舞い戻った彼女は、瓜二つの容姿を利用してエレナになりすまし、デイモンと熱いキスを交わす。町を破滅させるために戻ってきたにもかかわらず、エレナと交流するうちに、正しいことをしたくなる心境と葛藤していたデイモンは、キャサリンのキスをエレナのものと思い込み呆然とする…。
果たして復活したキャサリンの目的とは？ そしてエレナとステファン、デイモンとの関係は？
シーズン３
元々は人間であったデイモンとステファンは、仲の良い兄弟だったが、1864年、キャサリンと出会い二人とも彼女の虜となってしまう。だが実はキャサリンは危険なヴァンパイアであり、兄弟をヴァンパイア化してしまったのだった。デイモンは教会の地下の墓地に封じ込められたキャサリンを呼び戻すべく、ミスティック・フォールズに現れたのだったが、デイモンの知らぬ間にキャサリンは封印を解き、すでに自由の身になっていた。非情なヴァンパイアであるキャサリンは、エレナにうりふたつであることを利用し、暗躍する。
キャサリンの目的とは何か？ 彼女は、ヴァンパイア最初の一族「オリジナルズ」の中でも最強の存在であるクラウスの恨みを買い、何百年もの間追い続けられていた。キャサリンは自分の身を守るため、自分の子孫である「ドッペルゲンガー」、エレナを身代りに差し出そうとしていたのだ。ヴァンパイアと狼人間のハイブリッドであるクラウスは魔女から狼人間の能力を封印されていたが、いけにえの儀式で封印は解かれる。
その儀式に必要なのが、狼人間、ヴァンパイア、そして「ドッペルゲンガー」のいけにえなのであった。「オリジナルズ」としての圧倒的な強さと緻密な策略により儀式は成功、クラウスは完全なるハイブリッドとして能力を取り戻し、エレナはその犠牲となってしまう。彼女の実の父ジョンの命を懸けた行動によりエレナは息を吹き返したものの、一方で狼人間として覚醒したエレナたちの友人タイラーに、デイモンが誤って噛まれてしまった。
ヴァンパイアにとって狼人間の一噛みは死を意味する。何とか兄デイモンの命を救いたい一心で、ステファンはクラウスの元へ。特効薬であるクラウスの血液を得たかわりに、ステファンはクラウスのしもべとなることを約束させられる。兄の命は救えたものの、ステファンはクラウスによって悪に染められてしまうのだった。
デイモンとエレナは互いに協力してステファンを暗黒の淵から連れ戻そうとするが、二人は次第に大きくなっていくお互いへの絆を感じ、ステファンへの罪の意識に苦しみ始める。ステファンとデイモン、それぞれとの関係に揺れ動くエレナ……。彼女は二人のうちどちらかを選ぶことができるのか？ そして、ハイブリッドとして着々と力をつけるクラウスの次の計画とは？
シーズン４
クラウスはさらに、自分と同じハイブリッドを大量生産し軍隊としようとするが、それにはエレナの血が必要であると分かる。エレナの血を手に入れるべく、クラウスはエレナやステファン、デイモンにさまざまな揺さぶりをかけてくる。それに対し、エレナを守りクラウスを倒そうとするデイモンとステファン。当初心の優しいステファンに好意を持っていたエレナだが、憎まれ口をたたきながらも弟を思いまたエレナを必死に守ろうとするデイモンにも、どうしても惹かれてしまう……。
そんな中、クラウスに捕らえられ血をとられてしまったエレナは仲間たちの手により救出されるも脳出血を起こして倒れ、デイモンの血を用いて治療される。しかしクラウスの妹レベッカの企みによりエレナは死んでしまい、ヴァンパイアであるデイモンの血が体内に残っていたためその後蘇生した。このまま人間の血を吸わなければ死んでしまう。だが、血を吸ってしまえばヴァンパイア化が完了する……。
人間のまま死ぬか、ヴァンパイアとして生き延びるか――究極の選択を迫られたエレナの運命は？！
シーズン５
ボニーらの必死の行動も報われず、ついにエレナはヴァンパイアとしての変異を遂げる。
ヴァンパイアとなったエレナを巡り、ステファンとデイモンは再び対立。そのエレナは、以前デイモンが自分に愛の告白をして記憶を消したことを思い出し、デイモンへの思いを募らせていく。そんな中、ミスティック･フォールズにヴァンパイア・ハンターが現れ、“キュア”の存在が明らかになる。“キュア”は不死身の呪いを解く唯一の方法であり、不老不死のヴァンパイアを人間に戻すことができるというのだ。サイラスという強力な魔術師を倒すためにキュアを必要とするハンター、ハイブリッドを増やす為に人間としてのエレナの血を必要とするクラウス、クラウスの束縛から逃れ自由を手にしたいキャサリンやレベッカなど、様々な思惑が絡み合い“キュア”の争奪戦が始まる。“キュア”は魔術師サイラスと共に埋められているというのだが……。
ついにサイラスの霊廟にたどり着いたのは魔女のボニーとヴァンパイア・ハンターとして覚醒したジェレミーだった。化石化しているサイラスの体に埋め込まれている“キュア”を回収するには、サイラスに血を与え甦らせるしかない。しかし忍び込んできたキャサリンがジェレミーの血をサイラスに飲ませ、“キュア”を奪い逃走。甦ったサイラスはジェレミーの首をへし折り、ボニーをたくみに操り、ついに復活を遂げる。サイラスは、魔女ケツィアが作った煉獄を破壊し、死んだ者たちをミスティック･フォールズに解き放とうとしていたのだった。ボニーはサイラスを封印し、死んだジェレミーを生き返らせるために呪文を唱え、強力な魔法を使ったために命を落としてしまう。一方デイモンから“キュア”を手渡されていたエレナは、殺された弟ジェレミーの復讐のためキャサリンに“キュア”を飲ませ、人間にしてしまう。
そして、エレナはついにデイモンへの愛を確信し、告白する。その様子を目にして、傷つくステファン。そんな彼の前に、突然サイラスが現れる。ボニーが死んで魔法が解けたために、サイラスは再び自由を手にしたのだ。サイラスは、ステファンを水の底に沈める……。
相思相愛となったエレナとデイモンは、音信不通のステファンのことが気がかりではあるものの、二人だけで幸せな夏を過ごしていた。夏休みを終え、大学に進学するエレナとキャロライン。しかし、大学の寮でヴァンパイアの犠牲者らしき遺体が発見され…。そしてついに姿を現したステファンは、突然キャサリンに襲いかかり…！？
ステファンの身に一体何が起こったのか？