犯罪捜査官ネイビーファイル ストーリー

父親の志を継いで海軍のパイロットになったハーモン・ラブ・ジュニア海軍少佐は、嵐を衝いて航空母艦にトムキャットを着艦させる際、失敗。その後、海軍法務部JAGへ転属となり、海軍の内部犯罪の捜査・弁護・起訴にあたることになった。空のトップガンとうたわれた少佐が、今度は同僚弁護士のサラ・マッケンジー海兵隊少佐とともに、その勇気とねばり強さを武器に法廷の内外で活躍する時が来たのだ。

ハーモン・ラブはベトナム戦争中に行方不明となった海軍パイロットの息子で、父の志を継いで海軍にパイロットとして入隊する。しかし嵐の中、トムキャットを航空母艦に着艦させる際に失敗、一命を取りとめるが夜盲症と診断され、その後JAGに転属となる。一般の犯罪とは一線を画する、軍隊内で起こった事件の捜査、弁護、起訴にあたるのが“JAG（Judge Advocate General：アメリカ軍犯罪捜査本部）”。ハーモン・ラブは、鍛え上げられた頑強な肉体と優れた頭脳を武器に、軍隊という特殊な状況で起きる犯罪に敢然と立ち向かう。

コンピューター犯罪のスペシャリストであるメグ・オースティンに代わりハーモンのパートナーとなったのは、美人だがタフな弁護士サラ・マッケンジー。不屈の精神で真実を追い求めるハーモンと同じ姿勢をもつ彼女は、時にアプローチや意見を異にするが、２人は力を合わせ、数々の事件を解決に導く。

ハーモンとマックを取り囲むJAGの仲間たちは、JAGの責任者である、SEAL出身のチェグウィデン、幅広い知識を持つ若き弁護士バド・ロバーツ、バドの妻で事務補佐をつとめるハリエット・シムズ、ハーモンの友人で裁判では時に対戦相手となるスタージス・ターナー、そしてチェグウィデンの補佐官であり自身も弁護士を目指すジェイソン・ティナー。彼らは力を合わせ、軍にとってのベストの結果、そして何よりも正義を導き出すことに尽力するのだ。