マックG 製作総指揮!
悪魔ハンターの兄弟が天使と悪魔の争いの渦中で命を賭けて戦う大ヒット“超常現象<ルビ:スーパーナチュラル>アクション”

いや、僕は楽しんで演じているよ。実は、感情表現が必要なシーンを1日中演じるぐらいなら、1日中アクション・シーンを演じさせて欲しいみたいなことをよく言うんだ。おかしなことに、すごくドラマチックなシーンの撮影の方が身体使って撮るアクション・シーンなんかよりはるかに疲れるんだよ。もちろん、アクション・シーンの撮影では青あざとか擦り傷とかをこしらえることもあるけれど、感情を込めて演じるシーンを撮影した後は本当に消耗して疲れ果ててしまうんだ。トレーニングに関して言えば、特にしているトレーニングは無いなあ。というのは、ディーンは武道の達人とかじゃないし、特別なトレーニングを受けたという設定でもないからね。彼のスタイルは、バーでのケンカ拳法みたいなものでね。ディーンは、田舎者っぽいキャラだから、特別にトレーニングしたやり方ではなくて、単にぶん殴る、強くぶん殴るだけというケンカの仕方で良いんだよ。で、それで上手くいかなかったらショットガンを使えばいいんだしね。でも、身体を使ったアクション・シーンを演じるのは好きだよ。この間、ミーシャと一緒に撮影したシーンで、彼が僕を壁に投げつけて、また別の壁に投げつけて、さらに別の壁に投げつけてから、僕を殴って、それから巨大なフェンスに向かって僕を蹴りつけるというシーンがあった。製作班は、僕のスタントダブルを用意しておいてくれて、僕に「このシーンはどういう風にやりたいかい?」と聞いてきたんだけど、僕は「ここは僕が自分でやってみようかと思うんだけど」と答えた。そこで、地面に厚さ2.5cmのマットを敷いてもらって、僕は出来る限りの全速力で走った後、跳んでフェンスに激突して地面に落ちるというスタントをした。僕は起き上がって「頼むから今の撮影は上手くいったって言ってくれよな。じゃないともう身体がもたないよ」って言ったんだ。(笑)幸い、ちゃんと撮れていたし、楽しかったから良かったよ。僕のスタントダブルだって、あのスタントをやりたかっただろうから、僕があんなにスタントをしなければ良かったのにと思ったんじゃないかな。(笑)
そうだね。役柄上、仲良くならずにはいられないみたいなところがあるからね。この5年の間、誰よりも長く一緒に居たのがジャレッドだったし。5年間というのはすごく長い期間だよ。どんな状況であっても、5年間ずっと一緒に仕事をしたら、御互い耐えられなくなるか、とても仲良くなるかのどちらかになると思うんだけど、幸い僕たちの場合は後者のケースだったから良かったよ。
そうなんだ、この番組では女性の登場人物は出演が長続きしなくてね。この番組では女性たちが出演し続けることが本当に難しいんだ。番組が始まった時からずっと、僕たち兄弟は常に旅に出ていて一所に留まらないだろう?だから、繰り返し登場する人物を創り上げるのはとても難しいんだよ。ジム(・ビーバー)が演じるボビーは創り出すことができたけど、彼にしたって毎回出てくるわけではない。彼はウィンチェスター兄弟の父親的存在で、僕たちは彼にアドバイスをもらうために会って、その後も旅を続けて行く。天使であるカスティエルはユニークな発想で生まれた登場人物だ。彼は、いつだってひょいと出て来ることが出来るんだからね。そうやって話の中に留まる人物が出て来たのは良いことだ。脚本家たちは、最初の数シーズンで繰り返し登場する人物を創り出そうとしたんだけど、ストーリーの展開上、それは全く無理だった。でも、今はストーリーの方向性が少し変わってきているので、何人かの登場人物は、前よりは少しばかり長い期間、出演を続けることができるようになってきているんだよ。
そうだね...この番組は、最初は幽霊とか夜中に聞こえる奇怪な物音とかについての話だったんだけど、そういうものに関しては、僕は論理的で現実な考え方をする方でね。真夜中に居間で何か物音がしたら、幽霊が家の中をさまよっていると考えるよりは、窓が開けっ放しになっていて風がそれに当たっているのだろうと考える人間なんだ。何が変わったかと言えば、そういう事について誤った自信がついてしまったことかな。「もし幽霊だったら、どうすれば良いか分かってるさ」なんてね。(笑)塩を投げたり、鉄の棒を調達してくれば良いんだからね。(笑)
転機は高校の最終学年でやってきたんだ。僕は野球をやっていたんだけど、僕たちのチームはプレーオフで勝てなくて、もうそれ以上進めないところにいた。僕は、それが自分にとって高校での最後の年だというのは判っていたんだけど、そんな時、演劇担当の先生が毎年恒例の劇に出演しないかと、何度も誘ってきていたんだ。僕は、それまでずっと「できません。野球がありますから」って言って断ってきたんだけど、「よく考えてみたら、これが僕にとって高校最後の年じゃないか。僕は3年間、野球をやってきたんだし」と思って、野球のコーチに「今年は野球を早めに止めて、劇に出たいと思います」と言いに行った。僕は、コーチにぶっ飛ばされるのを覚悟で言いに行ったんだけど(笑)、驚いたことに、彼は「良いじゃないか。高校時代は1度しかないからな。出来るだけいろいろなことを経験しなさい。君は、2年半の間、僕のチームで真面目に野球をやってきたんだから、演劇を楽しんでくると良い。君の出演するところを観るのが待ち遠しいよ。必ず観に行くからな」なんて言ったんだ。そうしたら、初演日に、野球チームのメンバー全員が、最前列2列分を陣取って観に来ていたんだよ。僕たちは「ウエスト・サイド物語」を上演していて、僕はトニー役で歌っているところだった。(笑)僕は、最初の部分で歌う曲を歌っていたんだけど、ふと観客席を見たら--最前列の3列目ぐらいは、舞台の照明の光が反射してこっちからでも見えたんだけど-- 僕のチーム・メンバーたちが皆、口をあんぐり開けて「信じられない!」という表情で僕のことを観ているのが見えたんだ。(笑)「アイツ、何やってんだ?!」って感じでね。でも、彼らは舞台がはねた後で僕のところへやって来て「おい、すげえじゃん。なかなかカッコ良かったぜ」って。(笑)それからというものは、「ちょっと待てよ、これなら僕にもできるんじゃないかな」って思うようになったんだ。
うーん、僕は俳優になるなんて予測していなかったからね。「これが僕のやりたいことで、それが実現しなかったらどこかの穴にでも入り込んでやる」なんて思わないで、「ワォ、なんかすごく素敵な波に乗っているじゃないか。乗れるところまで乗って行って、できるだけ楽しんでやっていこう」みたいに思っていたんだ。だから、僕のキャリアは嬉しい驚きの連続だったと言えるだろう。でも、期待ということに関しては、僕は期待というものを持っていなかった。これは僕の父親のおかげだと思う。僕の父は、ダラスで俳優をやっているんだけど、映画やTVに出演するような俳優ではなくて、ナレーションの仕事やラジオの仕事をたくさんするような俳優なんだ。父は、僕にしっかりした考え方を持つよう教えてくれた。彼は「いいか、この業界は熾烈な競争の世界なんだ。面の皮が厚くないとやっていけないし、批判を個人攻撃のように受け取ってはいけない。とにかく、ベストを尽くすことだ。なるようにしかならないんだよ。もし上手くいかなくたって大騒ぎするようなことじゃない。何か他にやる事を見つければ良いだけのことだ」と言ってくれた。そういう考え方、つまり僕の全人生を1つの事にかけるようなことはしないという考え方は、仕事に対する正しい姿勢を保つ助けになってくれたと思う。「この仕事をもらえなかったら、僕は取り乱してしまうだろう」なんて思ってはいけないんだよ。
皆が言うほど熾烈な競争の世界であるかどうかはわからないけれど、仕事にありつくのがとても難しい業界だし、成功を収めるのも大変な業界だと思う。役の数よりも俳優の数の方がずっと多いんだからね。とにかくすごく沢山の俳優が居るんだ。僕たちは、撮影場所がバンクーバーということで、山の上の方みたいに、寒くて雨が降っていたりする所で、1日14時間とか撮影することがある。猛烈な寒さの中で、演技するなんて不可能みたいに思えて「こんなことやってられるかよ」なんて思ったりするんだけど、でも、自分がやっているようなことをしたくてたまらない人間がどれぐらい居るかということに思い至るんだ。そうやって考えることによって頑張ることができるというのはあるね。
さっきも言ったけど、期待というものは持っていないからね。何でもやりたいし、やってみたいと思うよ。アクション映画だって、コメディだって、TVだって映画だって、何でもやってみたい。とにかく、なりゆきに任せて、仕事を楽しんでいきたいと思っている。期待を持ち始めでもしたら、自分を失敗に追い込むことになるからね。自分のところに来た仕事を思い切り楽しんでやるしかないんだ。僕はそういうやり方をしている。僕が俳優になってからもうすぐ13年になる。僕は映画に出たこともあるし、TVだって、昼メロからコメディ番組、ゴールデンアワーの番組まで、いろいろなジャンルの仕事をした。だから、もし僕がまだこの仕事に飽き飽きしていなかったとしたら、これから先も正しい態度でこの仕事をしていくことができるんじゃないかと思っているんだ。
僕たちは撮影の合間に楽しめるようなアイディアをいろいろ考え出してきた。僕たちはとても快適なトレーラーを提供してもらっていて、そこでTVやインターネットなんかを楽しめる。ジムもあるから、そこでワークアウトも出来る。ジャレッドやミーシャ、ジムといった僕たち俳優たちだけでなく、スタッフも含めて僕たちは家族みたいな集団になっているから、一緒に座ってモニターを観たり、小道具係や衣装係と一緒に時間を過ごしたり、ヘアメイク用のトレーラーに行って、最近のニュースについて話したりしているよ。休日はただ寝て過ごしたり洗濯したりとか。(笑)撮影休止期間中は、ずっと会えずにいた友達と再び親交を温めたりしている。1年のうち9ヶ月間はバンクーバーで撮影しているから、友達とはずっと会えないでいるからね。この番組が始まる前は、ロサンゼルスとテキサスでしょっちゅう会っていた友達が大勢居たんだけど、彼らとは全然会えなくなってしまったんだ。今じゃ、もう数人としか付き合いが無くなってしまってね。そういう犠牲も払わなければならないんだよ。だから、彼らとの友情関係は続けていきたいと思っているんだけど、それには努力が必要なんだ。彼らとは休暇旅行に出かけたりしている。去年、シーズン4の撮影が終わった後、僕はバンクーバーからロサンゼルスまで車で南下して、オレゴンの小さな町で3人の親友たちと落ち合い、その週末はずっとゴルフをして過ごした。彼らは「君のためじゃなかったら、こんな所まで来たりしないよ」なんて言ったので、僕は「まあね、人間関係を持続させるには努力が必要なんだよ。それがどんな関係であってもね」と言ってやったんだ(笑)。
【2010年3月】

「転んだんだよ。僕は、いつも、自分がタフで大きくて強いんだというふりをして無茶をするもんだから、何回となく手や腕を折ったり、腰を痛めたりしているんだ。おまけに歯の神経も取っているし。ってそれは関係無いか。(笑)骨を折ったのは撮影中なんだけど、スタントをしていたわけでもなく、ただ転び方が悪かったってだけなんだ。しょうがないので、僕がゾンビに襲われて骨折したという設定を脚本に付け加えてもらった。利用できるんだったら利用してしまえってね」
「うん、スタントをするのは大好きだよ。動かないで台詞を言っているだけといったシーンばかり演じる単調さから脱する良い気分転換になるからね。スタントをしている時は、演技そっちのけでやたら走り回ったりするだろう?僕は子供の時からずっとスポーツをして育ってきたから、体を動かすのは今でも大好きなんだ」
「ああ、それは本当のことだと思うな。ホラー・シーンの撮影と言っても実際の撮影ではちっとも怖くないからね。画面では怖く写っていても近くで実際に見ると安っぽい造りのものが多かったり、後でCGによって合成するものは撮影時には壁に貼ってあるテープに目線を合わせて演技することがほとんどだったりするから。でも、出来た映像を後で観るのは楽しいよ。撮影したのは随分前のことなので、壁のテープを見ていたことなんか忘れているし、編集やCGのスタッフが素晴らしい仕事をしているからね」
「ああ、あの映画を観た兄と妹は拷問シーンを正視できなかったと言っていたな。僕が“死ぬ”のを観るのは平気だそうだけど(笑)、あのシーンでは身が縮む思いだったみたいだよ。母なんかは、僕が映画やドラマの中で悪口を言われただけで『息子の悪口なんか言わないで!』って怒りそうな人間だし。父だけはきっと『これは映画なんだから、どうでもいいじゃないか』って言うだろうな」
「うーん、それは知らないなあ。僕自身は幽霊や超常現象に出くわしたことはないけれど、そういうものを信じてはいるよ」
ジャレッドと僕はあまり休む時間がないんだけど、ちょっと時間が空くと撮影現場やトレイラーでゲームをしたりすることはある。ギターをひいたり、いろんなことをするよ。とにかく撮影のことを頭から離したいからね。
「そうなんだよ。これまでとは全く違ったファンが出来たんだ。いまだに『ギルモア・ガールズ』に出ていたのを憶えていると言われるけど、“誰それのボーイフレンドを演じていた俳優”という人間から脱却できるのは、やっぱり嬉しいね」
「いやあ、そういうのは無いな。スーパーで買い物をしていた時、僕が買い物するセクションごとに出くわす女の子が居て、話しかけてくるのかな?と思っていたけどそういう素振りも無いし。まさか僕の方から『君、僕が誰だか知っているんだろう?』なんて声をかけるわけにもいかないしねえ。その子、結局、何も買わずに出て行ったんだよ。気軽に声をかけてくれたら立ち話ぐらいしたのにと思ったよ。あと、変だというんじゃなくて、むしろ感動したファンレターがあった。そのファンレターをくれた女の子は、父親の葬儀で追悼スピーチをした時に『スーパーナチュラル』でのサムとディーンの台詞を引用したって言うんだ。僕たちは悪魔だの幽霊だのが出てくるドラマを作っているだけだと思っていたんだけど、親を失うということに関して僕たちがしゃべった台詞を真剣に受け止めてくれたということで、すごく光栄に思ったよ。中には『写真を送ってくれ』とあったので、返送先は?と見たら“7号棟の349E独房”なんてファンレターもあって、刑務所でも僕たちの番組を見せていることが判ったりね」
「うん、ジェンセンとは一緒に飲みに行ったりするよ。でも、そうしたい時にそうするだけ。『兄弟役としての結束を強めるために、一緒にスポーツでもしなきゃ』などとは思わない。ジェンセンと上手く行っているのは、無理にそんなことをしようとしないからだと思う。僕たちは、別に特別な理由は無く、何となくウマが合うんだよ。それってすごくラッキーなことだとは思うけどね」
【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006年10月】

「『エクソシスト』とか『シャイニング』のような作品が好きだよ。でも最近は、この番組の仕事が忙しくてあまり映画館には観に行けないんだけど、この間は DVDでリメイク版の『悪魔の棲む家』を観た。いくつか、なかなか怖いシーンがあって、『おー、コレ、なかなかイケてるじゃん』なんて思って戻って見直して『やるねえ...』なんて感心したりして。だから『怖いっ!』っていうより『上手いっ!』って感じだったな」
「確かにそれはあるね。ホラーに限らず映画全般そうかもしれない。どうしてもいろいろな細工とかに注意が向いてしまったりするからね。もちろん、僕は今でも一般の観客の目で映画を観ようと努力しているけど、ホラー・ジャンルについては、この番組にどっぷり浸かってしまっているから、何が上手くいって何が上手くいかないかといったことに注意をはらってしまう。まあ、僕は、元々、幽霊とかは信じていないし、怖くもない人間ではあるんだけど」
「主演俳優の大変さは、『ダーク・エンジェル』や『ヤング・スーパーマン』にゲスト出演した時に、ジェシカ(・アルバ)やトム(・ウェリング)が毎日、撮影に来ていたのを観ていたから、ある程度は覚悟していたんだけど、やっぱり重荷になるもんだよね。ただ、第1シーズンが終わる頃にはだいぶ慣れてきて、この第2シーズンは随分ラクになった」
「うーん、僕たちにはオフタイムという時間もあまり無いんだよ。撮影が休みだったりしても、今日みたいにプロモーションの仕事があったりするしね。あと、この番組では夜のシーンが多いだろう?夜間のロケ撮影がある日は夕方の4時とか5時に現場入りして、次の朝の4時とか5時まで撮影するんだ。つまり昼間ずっと寝ていて夜、仕事をするわけなんだけど、その翌週には昼の撮影に変わって、朝5時に起きて、夕方の6時に撮影が終わるといったスケジュールになったりする。そういう時には体内時計の調節が大変なんだ。一種の時差ぼけ状態になってしまうからね」
「LAに住むのが好きになったよ。バンクーバーのロケからLAに帰って来ると、『うーん、LAって良いなあ』って思えるから。ずっとLAに居たら、交通渋滞とかで頭がおかしくなっちゃうだろうからね。でも、ジャレッドはLAに恋人を残して来ていたから落ち込んでいたよ。だから、僕は『なあ、恋人とならこれからずっと一緒に居られるけれど、この番組に出られるのは今しか無いんだから、数年の間は頑張ってやろうよ』って彼を元気づけたんだよ」
【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006年10月】

ストーリーはシーズン2のラストから始まる。悪魔と取引して弟を生き返らせたかわりに、ディーンはあと1年しか生きられない。そこがシーズン3に大きくつながっていくんだ。シーズン3ではサムは兄を助けようと奮闘し、ディーンは残り1年の命を楽しもうとする。もし、サムが自分と同じ取引をしたとしても、ディーンは自分は弟なしでは生きられないって思ってるからね。とても胸が痛むよ。だから、ディーンは今までよりワイルドでクレイジー。死を目前にした男がするようなことをしていくんだ。サムはディーンをなんとか助けようとする。それと同時に、シーズン2のラストの事件がきっかけで2人が解決しなければならない出来事がたくさん起きる。このシーズンは退屈しないよ!インパラに乗って国中を移動して、銃を使い、できることは全てするんだからね。
その疑問はこのドラマが始まった頃からあったけど、サムとディーンは2人とも常に移動してるから、誰かと付き合ったり、どこか一箇所にとどまることはできないし、今の状況では難しいんじゃないかな。でも、シーズン3からは新しいキャラクターが登場するんだ。それは、すごく嬉しいよ。これまでのシーズンはずっと2人だけでやってきたけど、それは実際とてもきつかった。22話という長いエピソードを9ヶ月の間に2人でやりきるのは大変なんだ。ジャレッドの顔を見るのも飽きたよ(笑)。だから新しい顔ぶれはいいね。
ケイティ・キャシディがシーズン3から出演するんだ。とても魅力的な人だよ。彼女と一緒のシーンをもう撮ったんだけど、2人の関係がこれからどういう風になっていくかはまだ僕には分からないけどね。それと、もう1人出演することになった女性がローレン・コーハン。とても楽しみだね。ローレンにはオーディションをしていた時に会ったんだけど、みんな彼女の才能には驚いてたよ。
そうだなぁ・・・そういう部分もあったかもしれないね。テキサスで育って22才くらいの時はBBガンで何かを撃ったりしてたしね。でもある意味、今やってるのはまさに男の夢だよ。スピードの出る車に乗って、車のトランクには武器がたくさん入っていて、っていうのは、なんていうか、肉体労働が多いカウボーイみたいでさ。だから、とても楽しいし。気に入ってるよ。
悪ふざけはよくするよ。他のクルーの人たちに何か仕掛ける時は、ジャレッドと僕がチームを組むんだ。でも、去年は、ジャレッドのトレイラーのトイレットペーパーを爆発させて、そこにソファ用スプレーをかけたら腐った卵みたいな匂いになって、一週間くらい匂いが取れなかったんだ。トレイラーは新しくなる予定だからよかったんだけどさ(笑)。ジャレッドと僕がお互いが何かいたずらしようとすると、決まって手におえなくなるんだ。だから、仲良くしようってことになってる。で、去年は、監督のキム・マナーズに、前にされたいたずらの仕返しをしたんだ。確か撮影の最終日だったんかな、消火用ホースと水が入ったバケツを3つも4つも持っていってね。最後にはずぶぬれだったね(笑)。
ジャレッドと僕はあまり休む時間がないんだけど、ちょっと時間が空くと撮影現場やトレイラーでゲームをしたりすることはある。ギターをひいたり、いろんなことをするよ。とにかく撮影のことを頭から離したいからね。

スーパーナチュラルのシーズン3は、今までで一番スリリングなシーズンになるよ。それに戦いが多いシーズンでもあるね。シーズン2の最後に地獄の扉が開いて、悪魔たちが田舎に逃げて行った。だからシーズン3では2人はほとんどの時間を戦いに費やすことになる。ファンにとっても待ちに待ったシーズンになると思う。今までスーパーナチュラルを見たこともない人も楽しめるよ。2人の男が、トランクに武器を入れて戦いの世界に足を踏み入れる。世界の終わりか、死ぬまで戦うか。そんなエキサイティングなシーズンなんだ。
それは、すごく情熱を持って取り組んでいるからね! 自分たちが信じられるものを作ろうと、いつも考えているんだ。それにジャレッドとジェンセンの2人が作り上げたキャラクターは魅力にあふれ、見ている人を引き付けるし、それと同時に親しみやすくもある。この信頼し合って生きているふたりの兄弟のことが、皆とても好きになる。正直言うと、よくできたと思うストーリーもあれば、最悪なストーリーの時もあるんだけど、いつでも2人がいてくれるから何とかうまくいく。2人はファンにとっても魅力的な存在なんだよね。
新しいシーズンで登場する女性はいるよ。恋愛対象というよりは、2人にとってトラブルを引き起こす存在として登場するんだ。今後の展開は、それぞれの相性を見て考えていくつもりだ。何か閃くまで様子を見るとするよ。ディーンはあと1年しか生きられないから、おいしい思いをたくさんさせてあげないと。だからディーン・ウィンチェスターの行くところ行くところに女の子が登場する。ディーンも楽しんでくれると思うよ。
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