HEROES/ヒーローズ ストーリー

全米で社会現象を巻き起こした話題作「HEROES/ヒーローズ」

ストーリー

シーズン1

チアリーダーを救え。世界を救え。

愛情深く温和な青年看護師ピーター。その兄で議員候補のネイサン。テキサスのチアリーダー、クレア。東京のサラリーマン、ヒロ。LAの警官、マット。ラスベガスのシングルマザー、ニキ。マンハッタンに住むアーティスト、アイザック。 世界各地で、年齢も国籍も境遇も異なる“彼ら”は、ある日突然特殊能力に目覚める。エンパス、時空間移動、空中浮遊、再生能力、テレパシー・・・。やがてニューヨークで起こる核爆発。それを止めることが彼らの使命なのだ。

自分がいつか何か大きなことをすると信じ、夢見がちな性格の看護士だったピーター。シモーヌの父親チャールズの介護をしていたが “使命”を果たすため辞職、能力者を調査しているモヒンダーを訪ね、自分の能力と果たすべき使命を模索していた。やがて「チアリーダーを救え!世界を救え!」という未来のヒロからメッセージを受け、自分の使命を確信。チアリーダーを救うため、ピーターは画家アイザックの助けをかりて、テキサスへ向かい、能力者ばかりを狙う殺人犯サイラーからクレアを救うことに成功する。だが、まだ恐ろしい未来は変わらなかった・・・。

一方、全ての能力を手中に収めようとするサイラーは、名を偽ってモヒンダーと行動を共にしており、次々と能力を手にいれていた。そして、サイラーは、テッドを手にかけ、その能力を手に入れる。そして次に狙いは、ピーターの能力だった…。

そんな能力者たちの行動を監視する団体がいた。テキサスにあるプリマテック社は表向きは製紙会社だがその実態は能力者たちを監視する“組織”であり、エージェントたちは能力者たちを捕獲してアイソトープを注入し、追跡調査をしていた。そして、“チアリーダー”クレアの養父ベネットはそのエージェントだったのだ。だが、何よりも“組織”の冷酷さを知るベネットは能力を表したクレアを“組織”から守ろうと必死で抵抗する。クレアはネイサン・ペトレリの実の娘であり、まだ赤ん坊の頃、“組織”から預けられていたのだ。ベネットは娘そして家族のため、“組織”の保有する能力者追跡装置を破壊しようと画策する。

実は“組織”はヒロの父カイト・ナカムラ、アンジェラ・ペトレリ、チャールズ・デヴォー、そしてリンダーマンらが一緒に創設したもので、彼らは、ある計画を遂行していた。世界人口の0.07%とピーターの犠牲をもって、世界を病から解き放つ。そして、その後の新世界のリーダーにネイサンをすえようとしていた・・・。ネイサンは、母アンジェラとリンダーマンに説得され、弟ピーターとNYの犠牲を容認する…。

ピーターは共感能力の持ち主で、まるで吸収するかのように彼は周囲にある能力を次々と体得していた。急激に多くの能力に接触したピーターは、能力のコントロールに手を焼く。やがて、ピーターは放射能を発するテッドと接触。その強烈な能力に苦しむピーター。・・・アイザックのペインティングにある、NYの中心で爆発する人間はやはりピーターなのか、それとも…。ピーターはサイラーとの戦いに備え、クレアに、万が一のときには、自分を銃で撃って止めるように頼む。

やがて迎えた運命のとき。、ピーター、クレア、ヒロ、ニキ、マットたちはカービープラザの前に集結。死闘を繰り広げ、サイラーを倒すピーターたち。だが、その直後、ピーターの能力が暴走、彼の身体は爆発寸前となる。やはりピ-ターがニューヨークの爆発だったのだ。
爆発を止めるため、涙をこらえて銃を構えるクレア。だが彼女の前に降り立ったのはネイサンだった。
「お前がチアリーダーを救った。だから、二人で世界を救えるんだ。」ネイサンはピーターを抱え、ニューヨークの空高く消えていった…。

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シーズン2

彼らは世界を救ったはずだった。 あれから4ヶ月・・・

1671年の日本にタイムスリップしたヒロはそこで憧れのタケゾウ・ケンセイに出会う。だがケンセイはなんとイギリス人だった。飲んだ暮れのケンセイを伝説の英雄にするために奔走するヒロ。だが、ケンセイの妻となるはずのヤエコと恋に落ちてしまう。ヤエコを奪われたケンセイはヒロに復讐を誓い、敵である白ヒゲに寝返ってしまう。ヒロは囚われたヤエコとその父を助け出し、現代へ戻る。

息子ヒロの帰りを待つカイト・ナカムラは、何者かに殺される。やがてアンジェラ、ボブの元にも殺人予告が送られてくる。その犯人はアダム・モンローという、“組織”の創立メンバーの一人だった。

ニューヨークに移って刑事となったマットは、モヒンダーと一緒にモリーを引き取り一緒に暮らしていた。悪夢に苦しむモリーがサイラーよりも恐れる悪人の正体は、なんとマットの父マウリー・パークマンだった。マットはモリーを救うため、父親と対決。やがて、マウリーに指示していたのはアダム・モンローであることがわかる。

“組織”の施設に30年間監禁されていたアダム・モンローとは、なんとタケゾウ・ケンセイだった。再生能力を持ち、400年経ってもなお不老不死で生き続けているアダム。彼は“組織”の創立メンバーの一人として、能力者たちを団結させ“組織”を立ち上げた核たる人物であった。ところが、病んだ世界を救うため人類を罰することを主張、リンダーマンやマウリーたちを従えて、虐殺や疫病を仕掛け、その危険思想のため“組織”で監禁されていたのだった。そして、いま、ピーターと一緒に“組織”から抜け出すことに成功、再び世界滅亡を企てていた。

一方モヒンダーは“組織”に入り込み、そこで能力者に広まっているシャンティ・ウイルスの研究を進めていた。やがてモヒンダーは彼の血液とクレアの血液で治療薬の開発に成功する。一方ニキもまた“組織”に身を寄せている一人だった。ニキは自分の能力が原因で夫DLを失い、能力を取り去るためにシャンティ・ウイルスを投与、彼女の能力は消える。やがて一人息子マイカの元に戻ったニキは、囚われてしまったモニカを救出しようとして、燃え盛る建物の中に閉じ込められてしまう。そして建物は爆発し…。

4ヶ月前、あの核爆発の後、再生したピーターはネイサンを病院に運び込んだところで“組織”に捕まっていた。能力をコントロールしきれなかったピーターはボブやエルの言葉に従い、“治療”を受けることに。だが、隣の部屋に拘留されているアダムに説得され、ネイサンを助けるためにも施設を抜け出す。追ってきたハイチ人に助けられるものの、すべての記憶を消されてしまったピーター。やがて自分が何者であるかその手がかりを追ううちに、未来へタイムスリップする。その未来はウイルスが蔓延し、世界はまたしても危機的状況を迎えていた…。現代に戻ったピーターを出迎えたアダムは、ピーターの記憶を取り戻させる。だが、それは、ピーターを利用するためだった…。

ネイサンは爆発の時の傷が奇跡的に回復するも、弟ピーターを失い自暴自棄の生活を送っていた。だが、アンジェラを殺そうとする犯人を追ううちに、“組織”の暗部を知ることに。やがて、ピーターがアダムと行動を共にしていることを知り、ピーターを止めようとする。アダムを信頼しきっている弟を説き伏せ、無事にピーターはウイルスを破壊する。父の仇と自らの過ちを正そうとアダムを追っていたヒロは、アダムを地中深く生き埋めにする。

「親たちの失敗で、利用され操られてきた…。」ネイサンは“組織”の存在を公表することを決意する。ピーターそしてマットと共にオデッサの警察署で記者会見を開き、能力者の存在を公表しようとしたそのとき、ネイサンは凶弾に倒れる…。

“組織”にシャンティ・ウイルスを投与され能力を失っていたサイラー。しかし、モヒンダーの血清を奪い、すべての能力を取り戻す…。

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シーズン3

彼らは英雄か。悪魔か。すべてを知るべき時は来た――。

4年後の未来。
ピーターに銃口を向けるクレア。一体“彼ら”に何が起きたのか。

テキサス州オデッサ。記者会見で自分に超能力があることを公表しようとしたネイサンは、何者かに狙撃される。一体誰がネイサンを殺そうとしたのか。

東京。ヒロは亡き父カイトの後を継いでヤマガトの社長のイスに収まり、ヒロの親友アンドウは部下として働いている。ヒロは、カイトが残したビデオ・メッセージで新たな使命を知る。ナカムラ家の人間として守るべき「化学式」が金庫に入っているのだ。だが、けっして開けるなと警告された金庫を開けてしまうヒロ。その瞬間、目にも留まらぬ速さで移動する謎の女に「化学式」を奪われてしまう。その直後、未来に飛んだヒロは、東京が壊滅する地獄絵図を目撃する…。

ニューヨーク。モヒンダーはモリーを安全な土地に逃がし、一方でマヤの能力を止めるための研究を続けていた。他の人間にも超能力が持てるのではないか?そう考え始めた彼の肉体にある異変が起こり…!?

カリフォルニア州コスタ・ヴェルデ。クレアの前に、能力を取り戻したサイラーが現れる。サイラーは彼女の再生能力を奪おうと…。

ニューヨーク。ある政治家と戯れている女性、それはニキの姿だった。モニカを救おうと、大爆発に巻き込まれてしまったニキは実は生きていたのだ。…しかし、彼女はトレイシーと名乗っていた…。

テキサス州オデッサ。プリマテックの地下にある「レベル5」には、獰猛な能力者たちが閉じ込められていた。その中になんとベネットの姿が…。

場所不明。気を失ったマットは砂漠の中で目覚める。そこは…。

不気味な暗躍を続けるアンジェラと“組織”。その一方で新たな別のグループが能力者たちに接触を図っていた…。

ヒーローたちの間に走り出す亀裂。彼らの真の敵とは一体…?!

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シーズン4

もし本当の自分を公表したらどうなるのか、その時は何が起きるのか?

あれから6週間。彼らとその家族たちはそれぞれ新しい生活を始めていた。

ニューヨーク。
救命士として働き始めたピーター。能力を活かして、昼夜を問わず人命救助に奔走する。だが、たった一人で全ての人を救うことなどできるはずもない。その悔いの思いは彼を追い詰め…。

ヴァージニア州。
クレアは大学に入学。ルームメイトのアニーに圧倒されつつも、平和な学生生活を始める。だが、キャンパスで知り合ったグレッチェンという女子学生は、クレアがオデッサのチアリーダー殺人事件の生存者であることに気づき・・・?!

日本・東京。
帰国したヒロとアンドウはヤマガト工業の一室で「ヒーローにダイヤルを」という新しい仕事を始めていた。そんな中、ヒロはアンドウにショッキングな事実を告白する。

ニューヨーク。
自分の体に違和感がある、と“ネイサン”に打ち明けられたアンジェラ。“ネイサン”の中にサイラーが現れ始めていると直感したアンジェラは、マットに助けを求める。だがマットは「俺を巻き込むな」と言ってアンジェラの頼みを突っぱねる。

ワシントンDC。
妻サンドラと別居生活を送っているベネット。そんなベネットの命をトレイシーが狙う。トレイシーは“能力者狩り”に関わった人間たち一人一人に、復讐をしていたのだ・・・。

ロサンゼルス。
警察に復職したマットは、能力を使わずに生活することを決心し、懸命に努力していた。そんなマットの前に突然サイラーが現れる。「俺の体を返せ」・・・。

場所不明。
サミュエルという謎めいた男が、“家族”が見守る中、死んだ兄を埋葬していた。彼はその棺に誓う、「能力者を集め、復讐を果たす」と・・・。やがてサミュエルは不思議なコンパスを手に、ピーター、クレア、ヒロたちに接触し始める・・・。

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