テプンの花嫁～愛と復讐の羅針盤

雷雨の夜、カン・ベクサンは友人のチン・イルソクを殺してしまう。その現場を目撃したイルソクの妻、ソ・ユニはその場で子供を出産する。同じ時、ベクサンの妻も出産するが、生まれた双子のうちの1人は死産だった。

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10年後。イルソクの娘、カン・パラムはベクサン夫婦の双子の妹として育てられていた。姉のカン・パダは愛されて暮らす妹に嫉妬心を抱くこともあった。ある日、ベクサンの友人、ユン・ジェハがアメリカから帰国し…。

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パラムの出生の秘密を知ったベクサンの妻、ナム・インスンはパラムは夫の浮気相手の子なのかと、しゅうとのパク・ヨンジャを問い詰める。否定しないヨンジャを見たインスンは、パラムを家から追い出してしまう。

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インスンはパラムが一緒に暮らすのを渋々認めるものの、パラムを憎むようになる。パラムの兄、カン・テプンはパラムをインスンたちからかばう。そんなある日、ジェハは息子のユン・サンドゥルと釣りに出かけるが…。

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ベクサンがイルソクを殺したことを知ったインスンが自殺を図った。自分はいてはいけない子供だと思ったパラムは、家政婦のペ・スニョンと共にカン家を去る。しかし、刑事のマ・テグンがパラムの行方を追っていた。

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20年の年月が流れ、パラムはウン・ソヨンという名前でメイクサロンで働きながら、自ら化粧品も開発していた。ある日、上司のお使いでカフェにやってきたソヨンは、アメリカから帰国したばかりのテプンに遭遇する。

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ソヨンがインスンのメイクを任されるが、インスンはソヨンがパラムだと気づかない。メイクが終わると、インスンはソヨンの腕前に感心する。一方、ルブランは女優がSNSで肌トラブルを訴えたことで騒動になっていた。

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テプンとのお見合いから帰ってきた記者のホン・ジョイは、テプンの魅力を嬉しそうに母親に報告する。ルブランの前では、工場長が一方的な契約解除通告を受けたとしてストライキをしていた。困ったベクサンは…。

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ローズパックのリニューアル版には別に開発者がいると疑うサンドゥル。パダはインスンがもらってきたものだとは認めるが、開発者から許諾を得ようというサンドゥルに反対する。インスンは再びソヨンの店を訪れ…。

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羅針盤のキーホルダーを見て、ソヨンをパラムだと言うサンドゥルに、パラムは身分証を見せて否定する。サンドゥルもパラムのはずはないと思い直す。そんななか、ソヨンは商品の配達先でジョイと初めて会う。

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ベクサンはソヨンが開発したパックをルブランの商品とするばかりか、ソヨン側に盗用されたとぬれぎぬを着せることにする。父のやり方に反発するテプン。一方、ソヨンがパラムだと確信したサンドゥルは…。

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パダの誕生日はイルソクとユニの祭祀(チェサ)でもあった。ヨンジャは、そんな日にジョイからインタビューを受けるインスンに嫌みを言う。その夜、ジョイはルブランの不正を記事にしてほしいとテプンから頼まれる。

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実の両親がすでに亡くなっていると知ったソヨンは絶望する。そんなソヨンの手を絶対に離さないと誓うサンドゥル。一方、ルブランのパックは盗用ではないかと取材にきたジョイに対し、ベクサンはきっぱりと否定する。

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カン家に出入りするようになったソヨンに、パダは失礼な態度で接する。ヨンジャはインスンに、ソヨンと親しくしないようにと口出しする。一方、サンドゥルはジェハの遺品の中にあった30年前の記事をソヨンに見せる。

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ルブランにパックを盗用され、ベクサンのところに抗議にきたソヨンは研究日誌を公開するよう求める。ソヨンの研究日誌に目を通したベクサンは、ソヨンの堂々たる態度と技術力を高く評価し、ルブランにスカウトする。

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ソヨンはベクサンに、ゴウンをルブランのサブブランドにしてほしいと要求する。ベクサンは要求を受け入れ、ソヨンはゴウンの開発チーム長になる。その後、新商品のコンペでパダとソヨンが勝負することに。

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ベクサンはジョイの母が渡英した時期と、ユニが亡くなった時期が一致することに気づく。一方、ルブランの創業者がイルソクだと知ったソヨンは、ベクサンとイルソクの過去に何かあったのではないかと疑う。

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パラムの死についてスニョンから聞かされたテプンは、その死を信じられず、必ずパラムを見つけ出すと誓う。そして、昔パラムを殺そうとしたというデグンに会いにいき、誰の指示だったのかを聞き出そうとする。

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テプンはパラムを殺そうとした者を突き止めると宣言し、真犯人が動きだすのを待つ。一方、かつてチョンサン花に関する開発書の提供を要求したルブランのライバル会社の会長が、合併を繰り返すベクサンに忠告する。

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デグンについて調査したサンドゥル。詐欺と賭博の常習犯・デグンと、ルブランの会長・ベクサンがなぜ親しくするのか、ソヨンは疑問を抱く。同じ頃、デグンに顔を見られてしまったスニョンは、街を出ようとしていた。

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ベクサンとデグンの関係が崩れるが、ベクサンはデグンを警察に突き出さず、問題は自身の手で処理すると言う。その頃、ジョイと一緒にいたパダはモヨンに似ている人がいるという話をし、ジョイの反応をうかがい…。

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両親の火災事故担当がデグンだったと確信したソヨン。交通事故を起こしたテプンをソヨンが見舞うと、ベクサンとテプンが火事のことで言い争っていた。テプンと外に出たソヨンは、火事についてそれとなく尋ねるが…。

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ソヨンは昔、自分を救ってくれた養護施設の施設長を訪ね、自分がパラムだということをベクサンに秘密にしてほしいと頼む。一方、ジョイからパラムが生きている可能性が高いと聞いたテプンも施設にやってくる。

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ソヨンがパラムだと確信したテプンだったが、そのことは心に秘めておくことにする。ある朝、インスンは両家の顔あわせの日を勝手に決めてしまう。焦ったベクサンはモヨンにテプンとジョイの結婚の破談を申し出る。

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モヨンを見て動揺したインスンは、夫といつどこで会ったのかとまくし立てる。モヨンは尋常でない様子のインスンを目の当たりにし、怪訝な表情に。一方、ソヨンとパダはベクサンにクリームのサンプルを試してもらう。

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パダはデグンからベクサンが犯した罪について聞き出すが、ベクサンをあえて追及せず、今後の切り札として取っておくことに。一方、モヨンは再び自分のもとを訪ねてきたインスンの無礼な態度に我慢ならなくなり…。

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ソヨンの星の形のホクロを偶然目にしたモヨンは動きを止める。ソヨンは写真に写っていた実母とモヨンがうり二つであることに困惑する。そして、テプンはデグンから、パラムを殺そうとしたのはベクサンだと聞き…。

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コンペを兼ねた新商品の実演会で、ソヨンら開発2チームのモデルになったのはモヨン。それぞれのチームのメイクが終わり、いよいよ投票の結果が発表される。結果は同点で、最終的にはベクサンの判断に委ねられる。

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ソヨンはカン家の者が実母に何かしたのだと確信する。何でも1人でやろうとするソヨンを心配するサンドゥル。テプンはソヨンを好きだということをサンドゥルに打ち明けようとするが、2人が付き合っていると知り…。

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ベクサンに見合いをするように言われたパダは、サンドゥルと付き合っていると嘘をつく。しかし、サンドゥルを気に入っているはずのベクサンに猛反対されてしまう。そしてサンドゥルとソヨンは交際を公表するが…。

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チョンサン花の研究を引き継ぎたいと言うソヨンに、ベクサンは激怒する。ソヨンは、ベクサンに内緒で研究を進めることにする。一方、パダはソヨンに嫉妬し、サンドゥルが用意したソヨンへの指輪をはめてみせる。

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ソヨンは秘密を解く鍵となるピョルハ里へ行ってみることに決め、サンドゥルも一緒に行くと約束する。別の日、サンドゥルはテプンと一緒に再びソヨンへの指輪を選ぶ。ところが、デートの場所にサンドゥルは現れず…。

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「窓から飛び降りる」と言って振り向かせようとするパダを振り切り、サンドゥルは去る。しかし、サンドゥルはソヨンから別れを切り出されて自信を失っていた。そんな時、ソヨンは1人でピョルハ里にいて…。

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モヨンの担当医は、記憶が蘇るのはどんな時なのか探ってみるようにモヨンにアドバイスをする。ベクサンはモヨンが通っている病院に現れ、医師からモヨンの症状を聞き出そうとするが、医師に断られ…。

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サンドゥルはアメリカに行くことにするが、テプンは反対する。ソヨンはテプンが火災の悪夢を見ると言っているのが気になり、詳細を質問。奥さま会では、モヨンが落とした火災事故の記事の切り抜きをインスンが拾う。

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ソヨンは、モヨンが実母なのではないかと思い始める。その頃、テプンはデグンが持っていた火災事故に関する鑑定書を目にし、火災は事故だったと確認する。一方、ベクサンはデグンの持っている書類の真偽を疑う。

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ソヨンは自殺未遂をでっちあげたパダを非難し、サンドゥルはパダを突き放す。パダはベクサンからも大目玉を食らい、相続放棄の念書にサインさせられる。こうしてソヨンとサンドゥルは愛を誓いあうが…。

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ソヨンとサンドゥルは、対外的にはテプンの研究という名目でチョンサン花の研究を進め、火災についても調べることに。パダは、ウエディングドレスを見にいくと話すソヨンとサンドゥルを見て平常心を失い…。

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テプンたちは、ソヨンを保冷車に閉じ込めたのがパダに間違いないと確信するが、防犯カメラの映像はすでに消されていた。それでも、保冷車の商品が廃棄処分になったことに激怒したベクサンが保安チーム長を追及する。

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記憶の中の声がヨンジャの声だと確信し、ソヨンが実の娘かもしれないと思うようになったモヨン。ソヨンは、確かめるためにもDNA鑑定をしようとモヨンに提案する。部屋に入ってきたジョイは、その会話を聞き…。

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モヨンはジョイからDNA鑑定結果を受け取り、中身を確認する。ソヨンもその場で確認するが、期待とは違う結果に肩を落とす。サンドゥルは、20年前に貯水池でパラムが拾った万年筆を今でも保管していたが…。

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サンドゥルとソヨンは、万年筆がベクサンの物なのか調べることにし、専門店へ向かう。その後、ソヨンはベクサンに万年筆について質問し、反応を観察する。一方、テプンは様子のおかしいパラムたちが気になっていた。

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万年筆に録音されていた音声を聞いたパダは、ベクサンへの不信感を募らせる。誰かに聞かれたらまずいと思ったパダは、音声を消そうとするが…。一方、ソヨンとサンドゥルは、デグンに鎌をかける。

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部屋が荒らされ、通報しようとするテプンをサンドゥルが静止する。その後、再捜査が難しいと悟ったサンドゥルは、貯水池にやってきてやり場のない悔しさを感じていた。同じ頃、ソヨンはある作戦を決意する。

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病衣を着て彷徨う夢を見たモヨンは、ソンソン病院の元看護師に会うことに。ソヨンはルブランの合併の案件を進めながら、ベクサンを確実に追い込もうとしていたが、焦るサンドゥルはすぐにでも動こうとし…。

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サンドゥルはベクサンの音声を公開するため、ルブランの創立記念式典に取材に来てほしいとジョイに頼む。モヨンは亡き夫が残した手紙を読むが、そこにはどういう経緯で夫やジョイと家族になったのかが記されていた。

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記憶を取り戻したモヨンはソヨンに危険が及ばないよう、しばらくは真実を黙っていることにする。一方パダは、サンドゥルから憎しみをぶつけられた腹いせに、ベクサンの音声データをベクサン本人に聞かせてしまう。

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式典開始直前になっても現れないソヨンは病院にいた。ベクサンのスピーチ中に会場に姿を現したソヨン。火花が飛び散り、煙が上がる式典会場で、ベクサンの頭上に音響機器が落下しようとしていた。

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ソヨンの意識が戻ったとベクサンに報告するパダ。ベクサンはソヨンがサンドゥルから秘密を聞いている可能性もあると考え、オ秘書に調べさせる。テプンはソヨンを心配するが、ソヨンはそんなテプンを避けてしまう。

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合併予定のフィオレの会長の発言によって、ルブランの合併は違法な手段で行われてきたことがわかる。ソヨンは証拠を見つけ出し、ルブランを破滅に導くと息巻く。ある日、ソヨンは会長室で証拠を捜していたが…。

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パダがデグンにモヨンの調査を依頼する。モヨンはデグンが身辺を嗅ぎ回っていることを知り、正体がバレるのではと警戒する。そして再生クリームの開発書をある場所に隠そうとするが、そこにパダとインスンが現れ…。

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テプンはサンドゥルの代わりにソヨンを守ると誓うが、ソヨンに頼る気持ちは一切ない。そんななか、ゴウンの事務所探しに苦労するソヨンの前にモヨンが現れる。ソヨンはゴウンに出資するというモヨンの申し出も断る。

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テプンはルブランの室長になってソヨンに情報を流すことに。ベクサンはモヨンの指紋とユニの指紋の照合を試みる。一方、ジョイはソヨンに赤ちゃんのおもちゃを渡し、その理由は自分で突き止めてほしいと伝える。

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ついにベクサンにソ・ユニだと知られてしまったモヨン。開き直ったモヨンは、ユニであることは認めながらも記憶喪失のふりをする。そして、ベクサンが答えにくい30年前の火災について質問を投げかける。

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ソヨンとモヨンが幸せなひと時を過ごしたのも束の間、インスンがソヨンを呼びつける。ソヨンに金を渡して、目の前から消えてもらう目的だった。一方、モヨンはベクサンの疑いを消すため、精神科医に協力を求める。

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ベクサンが横領と背任の罪で捕まった。さらにソヨンは殺人罪でベクサンを窮地に追い込もうと考え、まずはサンドゥル殺害から明らかにしていくことに。一方ベクサンは、自身を告発した人物をパダに調べさせる。

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釈放されずいら立つベクサン。パダは手を尽くす代わりに、本部長の座をベクサンに要求する。ヨンジャは占い師を訪ねるが、すでにモヨンが手を回していた。そんななか、サンドゥル殺害の実行犯の妹が姿を消す。

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他者に罪を着せるつもりのベクサンに、ソヨンはトカゲの尻尾切りは自分がやると約束しターゲットを聞き出す。ソヨンはターゲットになったキム理事と会い、ある提案をする。その後、キム理事が逮捕されるが…。

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モヨンがさらわれ、ソヨンはベクサンに居場所を問い詰めようとする。ソヨンの正体がバレるのを防ぎたいテプンは、ソヨンを連れ出し冷静になれと諭す。ソヨンとテプンはベクサンを尾行するが、モヨンは見つからない。

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カン家に入り込むためテプンに求婚したソヨン。テプンは、ソヨンの心が自分にないことも復讐のためだということもわかった上で受け入れる。カン家もソヨンの周囲も結婚に反対するが、2人の意志は揺るがず…。

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ひそかにサンドゥルを病院にかくまっていたパダ。パダは傷も癒えていないサンドゥルに、ソヨンがテプンと結婚したと聞かせる。ソヨンはベクサンに、結婚を認めてくれればフィオレとの合併に協力すると申し出る。

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モヨンがカン家にはいないと気づいたソヨンは、次の手掛かりとなる資金提供先のリストを探す。一方、サンドゥルは痛みを我慢してそっと病室を抜け出すが、ロビーで倒れてしまう。そこを偶然ベクサンが通りかかり…。

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資金提供先のリストが見つかり、ソヨンは1件ずつ確かめていくことに。一方モヨンは、チョンサン花の書類の在りかについて誰にも話さなかった。ソヨンはジョイの話から、書類の隠し場所になりそうな場所を思いつく。

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サンドゥルは看護師に事情を話して携帯電話を借り、スニョンを自宅に呼ぶ。スニョンは、すぐにソヨンにサンドゥルの生存を知らせようとするが、サンドゥルはしばらくは内緒にしてほしいとスニョンに頼み…。

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ベクサンは、ソヨンがモヨンのいる病院にたどりついたと知り、なぜそこまでするのか不審に思う。ソヨンは最後に訪れた病院を再度確かめてみることに。同じ頃、サンドゥルはパダに隠れてリハビリをしようとしていた。

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サンドゥルは近くにソヨンが来ていることを知りつつ、確実にソヨンのもとに戻る機会を待つ。一方ルブランは、会長が告発された影響で経営状態が悪化していた。ベクサンはサンドゥルのいるビルを売却すると言い出す。

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努力の末、ついに立てるようになったサンドゥルだが、パダの前では動けないふりをする。一方、一度はモヨンの救出に失敗したソヨンだったが、言葉巧みにベクサンを動かして、モヨンの居場所を突き止める。

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パダがサンドゥルを死んだことにしたと知り、怒りに震えるソヨン。サンドゥルはソヨンにカン家から出てほしいと頼むが、ソヨンは断る。サンドゥルの生存を知ったテプンもソヨンにサンドゥルのもとへ戻れと言うが…。

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インスンたちから家じゅうの掃除を押しつけられたソヨンは、モヨンを捜す絶好の機会に恵まれる。一方、サンドゥルはベクサンの前に堂々と姿を現し、式典で公開するはずだった音声を聞かせて警告する。

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ついにパダがソヨンの正体に気づくが、サンドゥルを死んだことにして隠していたという秘密をソヨンに握られているため、ソヨンがパラムだとベクサンに報告できない。そんななか、カン家をある人物が訪ねて来て…。

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ベクサンはモヨンを突き飛ばし、けがを負わせてしまう。ヨンジャは医者を連れてきたベクサンの後をつけて、秘密の部屋にたどりつく。ベクサンはヨンジャを口止めし、モヨンの面倒を見てほしいと頼み込む。

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ヨンジャはインスンを外出させ、その隙にモヨンの世話をする。一方、サンドゥルはソヨンとテプンの関係を疑っていた。テプンが自分の一方的な片思いだと説明してもサンドゥルは聞く耳を持たず…。

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パダと結婚すると宣言したサンドゥルに、周囲は驚きを隠せない。サンドゥルはテプンにもソヨンにも、まるで別人のように悪態をつく。そして、ソヨンに苦痛を味わわせるまでベクサンへの復讐は中止すると言うが…。

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サンドゥルは、パダとの結婚を認めるのならばソヨンをカン家から追い出してほしいとベクサンに願い出る。ベクサンはそれはできないと断るが、“ローズマリーアワード”で負けたほうがカン家から出て行くことになる。

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ベクサンに正体がバレそうになったソヨンは冷静さを取り戻し、その場を逃れるためにパダがサンドゥルを隠していたことをベクサンに話すはパダを問い詰めるベクサン。同じ頃、ソヨンはサンドゥルの本心を疑っていた。

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変わり果てたモヨンの姿を目にしたソヨンはベクサンへの怒りを必死に抑える。そして、ベクサンに従うフリをして開発書類を見つけ出さなくてはならなくなる。ソヨンは心当たりのある生花店を訪ねるが追い返され…。

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ソヨンが開発書を手に入れるが、オ秘書がソヨンを尾行していた。パダも開発書を狙い、ソヨンから開発書を奪ってくるようにデグンに命令する。ソヨンはベクサンに開発書を持っていく途中で見知らぬ男たちに捕まる。

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開発書を守るために最後の手段に出たソヨン。そんなソヨンにサンドゥルは、モヨンを助けたいのならば開発書をよこせと取引を持ちかける。そんなある日、ソヨンのところに差出人不明の封書が届く。

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モヨンの症状は薬の副作用ではなく、頭に衝撃を受けたからだと知り、ソヨンは怒りに震える。テプンは証拠映像があればベクサンを罪に問えるという話を弁護士から聞き、モヨンの拉致監禁を証明する証拠を探すことに。

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パダとインスンはベクサンによって地下室に閉じ込められていた。ソヨンは2人にわざと粗末な食事を持っていき、屈辱的な気持ちを味わわせる。同じ時、ソヨンとテプンはベクサンの拉致監禁を告発する音声を準備する。

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インスンは、ソヨンがパラムだと確信して動揺する。そして、パラムを溺愛していた頃のようにソヨンを抱き締めたかと思うとすぐにソヨンを突き放す。インスンは、ベクサンにソヨンを追い出してほしいと頼むが…。

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せん妄の症状が治まらない限り、モヨンの目の手術を安全に行うことができないことが判明。ショックを受けるソヨンとジョイ。そんななか、カン家ではサンドゥルがパダとの結婚を早め1カ月後に式を挙げると宣言する。

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サンドゥルを刺した男が、デグンに指示されたと供述を覆す。それを聞いたベクサンは、デグンを始末するために手を回す。一方ソヨンは、昔のパラムを恋しがるインスンの気持ちを利用し、インスンへの復讐も開始する。

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ベクサンは次の理事会までに評判を取り戻そうとしていた。ソヨンはその手伝いを買って出て、パダとソヨンはルブランの商品で夫人たちにメイクを施すことに。ところが、パダが役員の夫人にメイクすると異変が…。

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テプンが無事だと知り思わず抱きついたソヨン。その映像をパダから見せられたサンドゥルは、動揺を隠せない。テプンに恋愛感情を抱いていなかったソヨンも、自分でも気づかないうちにテプンを意識し始めていた。

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モヨンの角膜移植手術が始まり、ソヨンたちは手術の成功を祈る。しかし、モヨンの精神状態がまだ不安定だったため、手術は失敗に終わる。気を落としたソヨンを、テプンは見晴らしの良い場所へと連れていき…。

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ソヨンを抱き締めたサンドゥルは、テプンが見ていることに気づき慌てて離れ、これまでどおり芝居を続ける。一方、退院したモヨンは、ソヨンがテプンと結婚したことを聞かされると、ソヨンの本当の気持ちも見抜く。

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ソヨンの結婚は復讐が目的だと知ったインスン。本気だと思わせるためにウエディング写真を撮りにいくテプンとソヨン。偶然、同じ店にサンドゥルがやって来て、ドレス姿のソヨンをいとおしそうに見つめる。

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自らが犠牲になることでソヨンの復讐が完成すると考えるテプン。しかし、ソヨンにとってテプンはすでに失い難い存在だった。そんななか、ローズマリーアワードの審査が始まるが、サンドゥルは会社の前で倒れ…。

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苦しみながら薬を飲み込むサンドゥルを見たテプンは、サンドゥルに何かあったのだとようやく気づく。一方、ソヨンはパダに、サンドゥルがベクサンに殺されそうになったことを伝え、命懸けで守るように求める。

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インスンは、ソヨンとモヨンの関係をベクサンに話すべきかどうか迷っていた。騒動が起こる前に、インスンはソヨンに家を出ていくように促す。一方テプンは、ベクサンとパダの会話から裏帳簿の存在を知る。

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サンドゥルの余命を知ったテプンは入院を勧めるが、サンドゥルは拒否。一方、インスンは身の危険を感じてベクサンとの離婚を考えていた。ソヨンは、モヨンと自分の関係を秘密にするのならば離婚に手を貸すと言う。

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ソヨンとモヨンがDNA鑑定をしていたことを知ってしまったベクサン。ベクサンはソヨンの前では気づいていないフリをし、チョンサン花の再生クリームの情報を手に入れ次第、ソヨンを始末しようとしていた。

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再生クリームが完成し、ソヨンは身の危険が迫っていることを察知。ソヨンは、ベクサンの手にあるのは偽のクリームだと知らせ、開発はまだ終わっていないと誤解させることに。そんな時、ヨンジャがクリームを使い…。

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パダが窃盗などの罪で捕まり、ルブランにマスコミが押し寄せる。ピンチのベクサンは、コネと金で事態を収拾しようとする。ソヨンはベクサンの動きを監視し、後ろ盾が誰なのかを確かめ、その関係を断ち切ろうとする。

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ベクサンがソヨンに危害を加えようとした瞬間、インスンが部屋に入ってきて制止。インスンはテプンに、ソヨンの身が危ないことを伝え、離婚するように促す。テプンは、ソヨンを守るために離婚を決意する。

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ベクサンはサンドゥルに、チョンサン花の研究を盗んで来るよう命じる。サンドゥルは探るフリだけをして、失敗したとベクサンに報告。するとベクサンは、ソヨンがアワードの最終決選に出られないように手を回し…。

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ローズマリーアワードの最終決選で、チョンサン花の再生クリームが勝利。するとベクサンは、遅れて会場にやってきたソヨンに毒づく。その頃、ソヨンの身代わりになったテプンは、生死の境を彷徨っていた。

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裏帳簿を手に入れるには、自らが人質になるしかないと考えるテプンに、サンドゥルも同意。テプンを拉致した犯人をデグンに見せかけて裏帳簿を奪う計画だった。だがデグンが見つからない。サンドゥルは行動を起こす。

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ベクサンが帰宅すると、テプンがカン家を去った後だった。それでも改心する気が全くないベクサン。一方、周囲の協力でデグンを見つけたテプンたちは、デグンからベクサンの殺人の証拠を手に入れる。

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ベクサンが悪事を働く度にかばってきたことを後悔するヨンジャ。ベクサンは、そんな母親を見ても罪を償う気のない。一方、裏帳簿はすでに検察に渡っており、警察がカン家にやって来る。ベクサンは隙を見て逃走する。

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ベクサンに死刑が求刑される。ベクサンは、テプンに「おまえのせいだ」と責め、テプンは悲しみをこらえ切れない。一方、サンドゥルはパダに、プロポーズは復讐するための嘘だったことを明かし、パダは逆上する。

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