ポッサム-愛と運命を盗んだ男-

幼い息子・チャドルを育てるバウは町のゴロツキ。依頼を受けては未亡人をさらい、依頼人に届けるポッサムで金を稼いでいた。ある夜、妓楼でのもめ事を両班に扮して仲裁し、その場にいたイ・デヨプと意気投合する。

引用元：U-NEXT

寺に詣でていたスギョンを見て、小坊主がチャドルに「あれは翁主様」だと教える。一方、金持ちの両班からの依頼でポッサムに出かけたバウは、相棒・チュンベのいいかげんな案内で屋敷に忍び込んでスギョンをさらう。

引用元：U-NEXT

スギョンが何者かがさらわれたことで、イチョムの屋敷は大騒ぎになる。そんななか、光海君から「明日スギョンに会いたい」と言われ困惑したイチョムは、スギョンが亡き夫の後を追って自死したことにして葬儀を行う。

引用元：U-NEXT

死んだことにされたスギョンを屋敷に戻すことはできず、事情を聞いたスギョンは涙を流す。いったんはスギョンを亡き者にして決着をつけようとするバウだが、それも叶わず万策尽きて王宮にスギョンを連れていく。

引用元：U-NEXT

イチョムから、翁主を見つけ次第殺すよう命じられたイチョムの私兵たち。彼らからスギョンとバウを救ったのは、兄嫁・スギョンを慕うデヨプだった。バウ、チャドル、スギョンは王宮へと急ぐが…。

引用元：U-NEXT

スギョンは生母の昭儀・ユン氏に手紙を渡そうとするが、現れたのは王宮で権力を振るう尚宮、キム・ゲシだった。彼女は、「翁主が生きていれば、左議政と王が対立し国が乱れる。王のために死んでください」と告げる。

引用元：U-NEXT

絶望して崖から川に身を投げたスギョンだが、バウが水に飛び込んで救出。チャドルは3人で暮らそうと泣いて訴え、都を抜け出した3人は坡州へ行く。だが仕事は見つからず、バウとチャドルは金持ちの家に泥棒に入る。

引用元：U-NEXT

翁女ではなく平凡に生きていく決心をしたスギョンは、酒場の仕事を見つけ、バウたちと家族のように暮らし始める。父の命に背きスギョンを助けようとしたデヨプは屋敷に監禁されるが、家を抜け出してスギョンを捜す。

引用元：U-NEXT

バウに刃を向けるデヨプだが、スギョンは「彼こそ命の恩人」と告げてデヨプを制止。デヨプはスギョンに都へ戻るよう頼むが断られる。そこへイチョム配下の男たちが襲いかかり、デヨプが重傷を負う。

引用元：U-NEXT

光海君はスギョンをイチョムに殺させ、それを証拠に大北派を追い落とす計画だった。だがスギョン殺害が失敗に終わったことを知ると、イチョムたち大北派と対立する西人派のキム・ジャジョムに協力を求める。

引用元：U-NEXT

偽宦官の正体がバレて、慌ててその場から逃げるバウとスギョン。高麗人参のおかげデヨプは順調に回復し、傷が快癒するとバウにある提案をする。スギョンの命を救い、イ氏の家門も守る方法が一つだけあるのだ。

引用元：U-NEXT

デヨプは、王が家臣の罪を一度だけ許すことを保証する「免死鉄券」を使い、スギョンが死んだと偽った父の罪の許しを乞い、スギョンも救おうと計画。そしてバウと共に都へ向かい、免死鉄券を盗み出すことに成功する。

引用元：U-NEXT

先王の妃の父だったバウの祖父、バウの父は謀略により死に追いやられた。イチョムの顔を見たバウの脳裏に過酷な光景が蘇る。処刑場で首を差し出す祖父と父、「斬首せよ」と命じる高官。イチョムこそ、その男だった。

引用元：U-NEXT

スギョンを坡州に残し、天安へ向かうバウ。王に免死鉄券を奏上し、坡州に馬を走らせるデヨプ。しかしスギョンは、謎の男たちに連れ去られてしまう。船着き場でスギョンを見かけたバウは、一行を追いかけるが…。

引用元：U-NEXT

ジャジョムの屋敷に監禁されたスギョン。一方、デヨプは父・イチョムに免死鉄券を王に渡したと伝え、スギョンの救出を嘆願する。スギョンはジャジョムの屋敷に忍び込んだバウと共に屋敷を抜け出す。

引用元：U-NEXT

私兵を連れてジャジョムの屋敷に向かうイチョム。邸内を捜索するがスギョンの姿はなく、後日、彼女の遺書が届けられる。イチョムも光海君もスギョンの死を信じるが、デヨプだけは受け入れることができない。

引用元：U-NEXT

チュンベの故郷・済物浦で生活を始めるバウ、スギョン、チュンベたち。密貿易で一儲けをたくらむチュンベだが、品物を載せた船が台風で沈没して借金を背負う。困ったバウとチュンベに、春画を描く仕事が舞い込む。

引用元：U-NEXT

ジャジョムはイチョムにキム・デソクが生きていること、彼こそがスギョンをポッサムした犯人であることを告げる。復讐を恐れたイチョムは、バウの母と妹が官婢になっていることを知り、居場所を探らせる。

引用元：U-NEXT

スギョンが挿絵を描き、王宮を舞台にした恋愛小説が都で人気を呼ぶ。それは光海君の耳にも入り、本は禁書になる。デヨプの兄、イ・ウォニョプが大将を務める捕盗庁に、作者の逮捕が命じられ…。

引用元：U-NEXT

王の廃立をたくらみ、明の皇帝に援助を要請するイチョムの書状を奪取したバウ。イチョムの屋敷に忍び込み、キム・デソクだと本名を名乗り母妹と書状の交換を要求。しかし、バウは禁書の作者として逮捕されてしまう。

引用元：U-NEXT

禁書の挿絵を描いたスギョンの代わりに、罪を被ったバウ。スギョンはバウとデヨプの会話からバウの正体を知る。一方、取引にバウが現れなかったことから、イチョムは書状が光海君の手に渡った可能性を憂慮する。

引用元：U-NEXT

本物の貸出帳簿の存在を知ったスギョンは、チュンベと共にイチョムの屋敷に忍び込む。帳簿は見つからず、捕らわれそうになった2人をデヨプが救う。彼から帳簿を渡されたスギョンは、ジャジョムの屋敷を訪れる。

引用元：U-NEXT

訊問の場で、バウの顔を見て驚がくするイチョム。一方、ひそかにバウを呼び寄せた光海君は、バウの身分と名前の回復を命じ、王を守る刀になれと要求する。バウはスギョンの身の安全のために別れて暮らすことに。

引用元：U-NEXT

屋敷に戻ったデヨプに激怒するイチョム。デヨプは書状を取り戻すためだったと弁明する。一方、スギョンを妻とし、都に屋敷を構えたバウ。キム・デソクの名を取り戻したバウは、武科の科挙に応じる準備を始める。

引用元：U-NEXT

科挙の日、火縄銃の試験で暴発を装い、バウの殺害を謀るイチョム。光海君の指示で身に着けた胴着がバウの命を救う。イチョムに反撃したいバウは、彼が明国から密輸した絹織物を資金源としていることを掴む。

引用元：U-NEXT

スギョンは自分が死んだと思い悲しむ生母・ユン氏に手紙を書く。しかし、ユン氏が読む前に手紙はキム尚宮の手に。スギョンが生きていることを知ったキム尚宮は、ジャジョムにスギョンの居所を調べさせる。

引用元：U-NEXT

密輸の件で捕盗大将を罷免されたウォニョプは、町で偶然出会ったチルソンを腹いせに殺してしまい、バウは怒りに震える。一方、スギョンが生きていることを知ったキム尚宮は、バウに手を組まないかと持ちかける。

引用元：U-NEXT

倒れて意識を失う光海君。常用している丸薬を疑うキム尚宮は、イチョムに御医を変えるよう訴えるが、彼は拒否。疑念を深めたキム尚宮は、御医を殺すよう指示する。一方、バウの殺害を謀るイチョムだが…。

引用元：U-NEXT

バウの留守中に、突然姿を現したチャドルの実母。自分は両班の家系だと言い、バウの母と妹を丸め込んで正妻として居座ろうとしていた。その頃、バウとデヨプは、北方で明の将軍・毛文龍に捕らえられていた。

引用元：U-NEXT

光海君がバウたちを見捨てることを決断したと知り、バウとデヨプは明軍から脱走。イチョムが送り込んだ刺客に狙撃されながら逃げるが、明の軍服を着ていたことで、今度は後金にとらわれてしまった。

引用元：U-NEXT

バウは解放されたが、デヨプは毛文龍への密書を持っており、左議政の息子だと名乗ったため処刑が決定。バウは後金の将軍に、「重臣の息子・デヨプを殺せば朝鮮と戦争になる、朝鮮国王は戦争を望んでいない」と説く。

引用元：U-NEXT

屋敷に帰って元妻が舞い戻ったことを知ったバウは、彼女を追い出そうとする。しかし元妻は、スギョンが翁主だと触れ回ってやるとバウを脅し、居座ろうとする。バウの母も両班を名乗る元妻を擁護する。

引用元：U-NEXT

バウの屋敷に現れたイチョムに、スギョンは「左議政家の嫁・スギョンは死にました」言い放つ。ウォニョプが剣を抜くが、バウと大勢の町民を前にイチョムは引き揚げた。一方、光海君はイチョムに協力を求める。

引用元：U-NEXT

叔母のヘインダン・イ氏に、スギョンへの想いを断ち切るよう説得されるデヨプだが、そばで見守るだけでもいいと胸の内を吐露する。一方、イチョムは大北派を中心に仲間を集め、王の失政を訴えた。

引用元：U-NEXT

出生の秘密が明らかとなるデヨプ。彼は光海君の兄であり、王位を争い殺された臨海君とヘインダン・イ氏の子だったのだ。叔母ではなく実母だったと知ったデヨプは、ヘインダン・イ氏に怒りをぶつける。

引用元：U-NEXT

バウとスギョンは、参列者のいない2人だけの婚礼を挙げた。先王を毒殺して即位した光海君は、関与した王宮の料理人をバウに捜索させるが、一足早くイチョムが料理人を確保し、彼を連れて御前に参上する。

引用元：U-NEXT

イチョムの襲撃から逃れるため、バウとスギョンは、叔母であり先王の妃・仁穆大妃が幽閉される西宮への逃げ込みを図る。スギョンは護衛兵に捕まりかかるが、そこにデヨプが現れて彼女を救った。

引用元：U-NEXT

ヘインダン・イ氏から、臨海君を毒殺したのは光海君ではなくイチョムだと言われたデヨプは、バウに協力して大北派の武器の集結所を爆破。イチョムはデヨプを従わせる最後の手段として、スギョンを利用しようと図る。

引用元：U-NEXT

仁穆大妃の承認のもと、西人派は王と大北派を追放する反乱を画策。ジャジョムは王とスギョンの命の保証をすると言うが、バウはこれを信じない。一方デヨプは、スギョンと一緒に臨海君の墓へ参りたいと申し出る。

引用元：U-NEXT

大北派の反乱に先手を打ち、光海君の甥・綾陽君を奉ずる西人派が反乱を起こそうとたくらむ。全てを知った光海君はバウを王宮に呼び、「イチョムの反乱を阻止してスギョンを守ってくれ」と頼む。

引用元：U-NEXT