仮面ライダーウィザード

晴人がドーナツを食べていると、プラモンスター・ガルーダが飛来した。晴人は「コネクト」指輪をバックルにかざし、魔法陣を浮かび上がらせると腕を入れてマシンウィンガーを引っ張り出し、ガルーダと共に走り去る。

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魔力を大量に使った晴人がやっと目覚めた。輪島が作った新たなリング「スリープ」を試すが、それは敵を眠らせるリングではなく自分が眠ってしまうものだった。晴人はコヨミらの前で再び深い眠りに落ちる。

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手から炎を出す魔法を身につけた瞬平。子供たちの前でそれを披露していると、テレビ番組の司会者で田島という人物から声を掛けられる。さっそくその場で取材に応える瞬平が何度も指先から炎を出すが…。

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魔力を注入するため、コヨミに「プリーズ」のリングをはめさせ、ウィザードライバーに手をかざす晴人。そこへやってきた凛子は、見てはいけないものを見てしまったと思いつつも、晴人に何をやっていたのか尋ねた。

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ケットシーと戦っている間に魔力切れとなってしまったウィザード。とどめを刺そうとするが、晴人に戻ってしまう。力を失った晴人はケットシーの一撃で吹き飛ぶが、ケットシーがやる気をなくして救われた。

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晴人はドーナツ屋で、大量のパワーストーンを付けている店員を見て驚く。店長は、超可愛いパワーストーンの販売員に恋をし、購入したと言う。一方、面影堂では瞬平が好きな女性から語学テキストを大量に購入する。

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愛美が詐欺師だと知り、瞬平たちが嘆き悲しむ一方で、晴人らは彼女の行方を追うが、なかなか見つけられない。その時、凜子は山崎が愛美とスポーツジムで知り合ったと言っていたことを思い出す。

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面影堂に白いガルーダが飛び込む。晴人らは捕まえようとするが、巧みにかわし、小さな箱を残して飛び去った。その箱を開けると中には赤い魔宝石があった。次の瞬間、指輪がにわかに反応して…。

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フェニックスのとどめの一撃を浴び、ウィザードは川に沈んでいく。変身も解除された晴人は、失神したまま深く沈んでいくが、彼の意識の中に咆哮するドラゴンがフラッシュバックする。その瞬間、晴人は目を見開いた。

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ウィザードに倒されたはずの幹部、ファントム・フェニックスが蘇る。フェニックスは不死身の体を持つファントムだ。「アイツを倒すまで何度でも蘇ってやる」と息巻くフェニックスはユウゴの姿で怒りを露わにした。

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国家安全局0課で木崎とコンビを組んでいた父・片山が命を落とした場所を見るために外出した直己は、ガーゴイルに襲われる。晴人は心配するが、木崎はいつまでも化け物の所に置いておけないと、直己を連れ去る。

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国家安全局0課の木崎から預かった緑の魔宝石を使った2つの指輪が完成した。一見、ドラゴンの力を引き出す指輪と形状が似ているが、ウィザードの新たなパワーを生み出す作用があるのかは不明で…。

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ウィザードは、ヴァルキリーに連れ去られそうになった瞬平をどうにか救出した。ところが、その隙にヴァルキリーには逃げられてしまう。結局、「きぼう」饅頭の大量注文もヴァルキリーのうそだと判明する。

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晴人は、気晴らしのためにコヨミをショッピングへと連れ出した。そんな2人の元に、見慣れぬ使い魔・プラモンスターが現れる。晴人とコヨミは、誘われるままにプラモンスターの後をついていき…。

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ウィザードはメデューサの攻撃から千鶴を救出した。ところが、メデューサは余裕を見せながらリザードマンと共に姿を消す。実は千鶴が守ろうとする悟史がリザードマンで、千鶴こそがファントムから狙われていた。

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晴人はコヨミを連れて、青い魔宝石を手に入れた場所を探すため、森へとやってきた。だが、同じ場所をぐるぐる回るだけで見つけられない。一方でそんな晴人とコヨミを遠くから、ワイズマンが見守っていた。

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ある男に目を留めたミサ。その男は、大きな荷物を背負い、「マジでやばい」と口走るとどういうわけか倒れてしまった。ゲートかと思ったその時、ミサとユウゴの前にワイズマンが現れ、ミサ自らが出動しようとする。

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ビーストの力によってマンティコアの毒を消すことに成功。晴人は元気になるが、コヨミはビースト・仁藤が本当に味方なのか疑う。また、凛子は仁藤について調べてはみるものの、何も分からなかった。

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ウィザード、ビースト、ファントムのヒドラはゲートの及川をめぐり三つ巴の戦いを繰り広げる。すると、どうにも決着がつかずいら立ったビーストはファルコマントに変身し、及川をさらって飛び去ってしまう。

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仁藤は暴風雨に吹き飛ばされそうになりながらも、晴人へのライバル意識を燃やす。また彼は屋台でラーメンにマヨネーズを掛けながらグリフォンを使ってファントムを探す。今度こそお前に勝つ、と気合を入れるが…。

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ウィザードはフレイムドラゴンとなり必殺技を繰り出すが、ベルゼバブの空間歪曲能力によって、自らが浴びることになってしまった。晴人は変身を解除すると、その場に倒れ込んで動けなくなってしまう。

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ユウゴ・フェニックスは、凛子の「やりたいことやれば」という言葉に目覚めてしまった。すると、ワイズマンと決別し、やりたいように暴れようとする。そんなフェニックスの魔力で凛子は瀕死の重傷を負ってしまう。

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フェニックスの大きく広げた炎の羽から放たれた攻撃にウィザードは圧倒される。ドラゴンスタイルからの必殺技も通用せず、もはやこれまでかと思われたその時、ビーストが現れて、ウィザードは凛子を救出する。

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ドーナツ屋へやって来た晴人と瞬平。ふと見ると、おめかしして機嫌の良い仁藤がいた。店長は、仁藤が凛子と待ち合わせをしていると言う。凛子からのデートに誘われたと思い込んで喜ぶ仁藤だが…。

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グレムリンとワータイガーは、人質に取った瞬平の身柄と交換に、仁藤の祖母でゲートの敏江を差し出せ、と要求。晴人や凛子は、瞬平か、敏江か、どちらかを選べるわけもなく、怒りを露わにするが…。

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ファントムが現れず、1人で愚痴をこぼす仁藤の前に可愛い女子高生が現れた。だらしなくにやける仁藤と目が合った女子高生は逃げるように去っていく。だがこの時、仁藤は彼女がミサであることを思い出す。

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メデューサはウィザードとビーストを一蹴し、変身を解除。ミサは悠然と真由に近づいていった。そんなミサに姉の美紗の姿を重ね合わせた真由は、喜びのあまり、思わずミサに近づこうとするが…。

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メデューサ・ミサの双子の妹である真由も晴人と同じ魔法使いになる資格を持っていた。真由を連れ去った白い魔法使いは何を考えているのか、と不安を抱く晴人とコヨミだが、ファントムのミサも同じ気持ちだった。

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ウィザードがドラゴタイマーを発動して、グレムリン、スプリガン、グールの攻撃に対応し、ゲートの中本を守り切ることに成功する。ところが、仁藤のビーストリング、ドライバーは奪われたままだった。

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ソラが、強い結界を断ち切り、鎖で繋がれていたファントム・レギオンこと内藤を解放。レギオンは欲望のままに人間を襲うファントムだ。動揺を見せるワイズマンに、ミサはレギオンの活動を阻止することを誓う。

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ファントムのレギオンにアンダーワールドに侵入され、ウィザードはドラゴンを倒されてしまう。変身を解除した晴人は、ウィザードライバーを失ってしまい、「ドラゴンが」とうめきながら意識を失ってしまう。

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仁藤が高校時代の親友・土屋と偶然再会する。彼の招きで自宅に行くと、そこは手作りの小屋だった。中には高価なギターが並んでいるが、そのギターを購入するためにアパートを引き払ったのだと土屋は説明した。

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仁藤の親友・土屋は友情の証とギターのピックを仁藤に渡し、ほかのゲートたちと共に東京を去った。ファントムのボギーも粉砕し、6人のゲートがファントムに襲われる心配もなくなった。晴人らも胸をなで下ろすが…。

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面影堂が大騒ぎとなっていた。輪島が貼っているポスターや、仁藤と瞬平が奪い合っている雑誌の表紙にも、モデルの千明が載っていた。知らない人はいないくらいに人気らしいが、コヨミはみんなにあきれてしまう。

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ファントム、アルゴスに襲われた人気モデルの千明をソラは身を挺して守った。また、湖に落ちてしまったソラをウィザードは自ら湖に飛び込んで救出する。晴人は結果的にファントムを助けたのだが…。

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「ファントムを生み出して体が残るなんてあり得ないよ」というソラの言葉が真実だとしたら、コヨミの存在は何なんだ、と思う晴人。輪島に相談しても明確な答えを得られず、かつてコヨミとさまよった森へ入っていく。

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根本が放火事件の容疑者とはいえ、逮捕させるわけにはいかなかった。ゲートの彼を守ろうとして、瞬平はパトカーを奪って逃走する。また、根本を逮捕しようと乗り込んできた凛子も乗せてパトカーを走らせた。

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和也は痛めた右膝をかばいながら、セレクションへ向けてサッカーの練習をする。また、和也は心配する恋人の直美に好調をアピールする。ところが、そんな2人の前にファントム・バハムートが現れて…。

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謎の男から指輪の製作を依頼された輪島は、晴人の力になる指輪以外は作らない、と拒否する。だが、男はこの指輪を作ることは晴人のためにもなると言う。戸惑う輪島が男に何者か尋ねると、「笛木」と言い残した。

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1年前、笛木に頼まれて指輪を作ってしまった輪島は、また過ちを繰り返してしまったと晴人、コヨミの前で頭を下げる。笛木が何を企んでいるのか気になる晴人は、笛木を探し出して直接確かめようとする。

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「この手で倒してみせる、お姉ちゃんの命を奪ったあなたを」という思いで真由は新たな魔法使い・仮面ライダーメイジとなり、怒りと共にミサに突っ込んでいく。一方、ミサもメデューサとなり激しい戦いを繰り広げる。

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何者かによって荒らされた部屋から、国安ゼロ課の木崎が姿を消した。パソコンも破壊された部屋にあった木崎の眼鏡は血で汚れている。晴人は木崎に笛木探しを依頼していたため、責任を痛感するのだった。

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ゲートの作家・西園寺が長年探していた少女の名前はコヨミだった。彼は名前だけでなく、雰囲気からも間違いないと確信。そして、少女が落としていったというおもちゃの指輪を見せるが、コヨミは何も思い出せない。

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幼いコヨミが「パパ」と呼んだ相手は、笛木だった。人気作家である西園寺のアンダーワールドで衝撃の事実を目撃した晴人は、深い迷宮の森へと迷いこんでしまう。笛木・白い魔法使いの行動にも疑問が浮かぶ。

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ファントム、セイレーンとの戦いを放棄し、白い魔法使いの使い魔・ケルベロスの後を追ったウィザード。晴人はその行動に納得できない仁藤に頭を下げ、ある目的のために譲のことも自分に任せてほしいと告げる。

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コヨミが笑みを浮かべて、面影堂の店先に戻ってきた。仁藤、瞬平らはこのことを喜んでいたが、コヨミはひび割れて痛む手を手袋で隠して我慢していた。一向に良くならない状態に、晴人は不安を抱き続ける。

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コヨミが笛木に連れ去られてしまった。晴人は、面影堂で仁藤らに全てを報告。笛木・白い魔法使いが彼女の父親であることも明らかにする。笛木が父親ならコヨミを大切にするはずと晴人は思うが、仁藤は納得できない。

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ワイズマンの正体が白い魔法使い・笛木だと判明。ミサ・メデューサを消し去った白い魔法使いは、ファントムを抑え込んだ山本に接近し、「お前は魔法使いになる資格を得た」と強引に連れ去っていった。

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晴人の目の前で、山本は魔法使い・メイジに変身。笛木に操られるように晴人に襲い掛かる。晴人もウィザードに変身してメイジに立ち向かうが、山本を傷つけるわけにはいかず、力を出し切ることができない。

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サバトを阻止された白い魔法使いの前に晴人が現れ、ウィザードに変身する。すると、違う方法でコヨミを救おうと戦いを挑むが、白い魔法使いの力にかなうはずもなく、強烈な一撃を受けて変身を解除する。

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コヨミから「賢者の石」を奪い取ったグレムリン。傷つきながらも、石を自らの身体の中へと埋め込み、新たなパワーを得て生まれ変わる。野望達成へと大きく近づいたグレムリンは、笑いが止まらなくなる。

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旅の途中、晴人の耳に「助けて」という子供の声が響いてきた。周囲を探す晴人は、大きな魔宝石を発見。それを手に取り、覗くと助けを求める子供たちの影があった。次の瞬間、魔宝石は大きく膨れ上がり…。

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怪人たちを倒し、胸をなで下ろしたのも束の間、突如現れたアマダムは少年とこよみを拘束し、仮面ライダーの指輪を奪還する。アマダムは、少年もこよみも間もなく怪人に変身してしまうと言うのだが…。

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