仮面ライダーアギト

刑事の氷川誠は、人間業とは思えない連続殺人事件を追う。一方、一連の事件に呼応するかのように、2人の青年・葦原涼と津上翔一の体に異変が発生。そんななか、捜査を進める誠は異形の生物に出会う。

引用元： U-NEXT

息子に続き、その両親も奇怪な手口で殺された事件の手掛かりとなるのは、1枚の写真。誠たちは、そこに不思議な現象が写っているのを見つけた。G3が戦った相手はアンノウン、正体不明としかいいようがない存在だ。

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縄文時代の地層から死体が発見された。掘り起こして埋めた形跡はなく、警察は正体不明の相手、アンノウンの仕業とにらむ。一方、体内に未知の力を感じ取った翔一は、自分の力を制御できず脅えていた。

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変身を真魚に見られた翔一は、置き手紙を残して美杉家を去った。心配する真魚に、美杉は翔一の過去を明かす。一方、誠は「超自然的現象」が事件の鍵ではないかと着目し、その道の権威である美杉教授を訪ねる。

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涼の体に起きる異変は悪化の一途をたどっていた。信頼していたコーチにも裏切られ、孤独な涼は自分の身勝手で別れた恋人・真由美のことを想う。その頃、真魚の家庭教師として美杉家に呼ばれた真由美だが…。

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アンノウンの最初の犠牲者は真由美の父親だった。「俺がついている、俺が守る」と誓う涼だが、真由美を執拗に狙うアンノウンから彼女をかばった時、目の前で異形の化け物に変貌を遂げてしまう。

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変身後の後遺症に苦しむ涼の前に、あの謎の少年が現れた。一方、翔一は真魚の部屋で新聞記事を発見。真魚の父は、2年前に何者かに殺害されていたのだ。記事を見た翔一は、フラッシュバックに襲われ気絶してしまう。

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空飛ぶアンノウンに敗れ、どうにか美杉家に戻った翔一に、真魚の憎しみの視線が突き刺さる。また、不思議な少年に介護されていた涼は、驚くべき現象を目にし、恐怖のあまりギルスに変貌を遂げた。

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翔一の過去を知っているらしい三浦智子。真魚は気が気ではなく、翔一はなぜか浮かない顔だ。その智子が惨殺死体で発見された。捜査を開始した氷川誠は、彼女が「津上翔一」と会う約束をしていたことを知る。

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三浦智子殺害容疑で逮捕された翔一。彼の無実を信じる真魚は警察に氷川誠を訪ねるが、「釈放はできない」と突き放される。無実を証明するしかないと思い知った真魚は、誠の前で力を使おうとする。

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真魚は殺された三浦智子の交友関係をたどり、翔一の過去につながる手掛かりを得ようとする。一方、北條透が罷免され、G3装着員の座は宙に浮いた。氷川誠と北條透は、対抗意識むき出しでアンノウン事件に挑む。

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誠はアンノウン出現を予測した功績が認められ、G3の装着員に復帰した。一方、翔一はようやく篠原佐恵子と対面。父の死の真相を追う涼もまた、佐恵子を訪ねる。そして、互いの正体を知らぬまま2人の青年が出会う。

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17歳の誕生日を前に、優しかった父を思い出した真魚。今は空き家となっている生家を訪ね、そこで偶然河野と氷川誠に会う。当時、父の事件を担当していたのは河野刑事で、2人はもう一度事件を洗っていたのだと言う。

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翔一がアンノウンに刺された。ほかの被害者に従えば、彼の余命は24時間だ。その頃、北條透は裏で上層部を巻き込んで「アギト捕獲作戦」を進めていた。一方、河野と氷川誠は真魚の父の殺人事件を洗い直す。

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美杉家を訪ねた榊亜紀は、学会で留守にしている美杉に派遣された家政婦だと話す。一方、風谷伸幸殺害事件が新たな局面を迎えるなか、北條透の「アギト捕獲作戦」が始動。翔一、氷川誠、真魚、涼の運命が動きだす。

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家政婦として美杉家に入り込んだ謎の女・榊亜紀。涼が、氷川誠が、まるで引き寄せられるかのように彼女に接近する。「あかつき号」、「アギトへの変身」など、彼女はいろいろ知っているようだが…。

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美杉家に家政婦としてやってきた榊亜紀は、翔一の恋人だったと告白。一方、亜紀を守って戦った涼は、変身の後遺症で倒れてしまう。涼の瞳に本当の自分と同じものを見た亜紀は、彼にだけ秘密を語ろうとする。

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北條透が率いる機動隊員の前に姿を現したのは、アギトではなくギルスだった。猛攻撃のなか、ギルスは半死半生で逃走した。アギト捕獲作戦失敗の矛先はG3ユニットに向けられ、監査官が警察庁より呼ばれた。

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アンノウンの事件を追う氷川誠らと一緒に行動する警察庁の監査官・司龍二。小沢澄子や誠に対する彼の評価は厳しく、G3ユニットは解体にまで追い込まれていく。そんななか、誠は翔一の姿を目撃する。

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アギト捕獲作戦から逃れた瀕死の涼は、どうにか亜紀のアパートにたどりつく。しかし、そこで待っていたのは、以前亜紀といた津上翔一だった。一方、亜紀はあかつき号の生き残りメンバーと合流していた。

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沢木哲也に「力」を解放された亜紀は、涼の敵討ちを開始。機動隊員が殺され、北條透も負傷し、その行動に反応してアンノウンが現れた。アンノウンを追った翔一は亜紀と再会して喜ぶが、亜紀の態度は冷たい。

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涼は、亜紀をアギトに殺されたと思い込み、ギルスとなって襲いかかる。駆けつけたG3はアギトに加勢しようとするが、ギルスの猛攻に大破。これを受け、警視庁は北條透が提案していたある新たな装備の開発に着手する。

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G3-Xシミュレーションの最中に意識を失ってしまった氷川誠。一方、アギトに触角を切られたアンノウンの暴走が続き、従来にない被害が続出するなか、出動したV-1システムが能力にふさわしい戦果を挙げた。

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G3-Xを装着した氷川誠は北條透のV-1システムを破壊し、そのまま出動してアンノウンを撃破した。だが、戦闘中の誠にその行動の自覚はなかった。G3-Xに欠陥があるのか、あるいは装着員の誠に問題があるのだろうか…。

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誠に懇願されてG3-Xを装着した翔一は、見事にアンノウンを倒した。G3-Xが優秀であることは証明されたが、独断で民間人を出動させた誠はその責任を問われ、G3-Xは試験的に北條透が装着員となる。

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復讐に燃えるギルスの攻撃のショックで、翔一は過去の記憶を取り戻す。しかし、あまりにもいつもと変わらない様子に、美杉家の面々はそのことに気がつかない。ようやく真魚が気づいたのは、翔一が家を出た後だった。

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あかつき号の生き残り、相良克彦と関谷真澄はアンノウンに襲われるが、ギルスに助けられた。克彦は戦闘後に倒れた涼をマンションに連れ帰るが、真澄は「不吉だ」と涼を嫌悪し、その存在を消そうとする。

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孤独な日々を過ごす涼。そんな彼の脳裏を、これまでの記憶が走馬灯のように流れていた。親しかった人々にも次々と裏切られたことで、異形の怪物に変わってしまう自分の肉体を呪うしかなかった。

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アンノウンに殺された男は、数年前に2人組の怪盗として世間を騒がせていた金庫破りだった。2人組の片割れの弟を捜し出せば、アンノウンから保護できるばかりか、指名手配中の犯罪者を検挙でき、まさに一石二鳥だ。

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2年前の3月、真魚の父・風谷伸幸は何者かによって殺された。その状況は、超能力者・榊亜紀に襲われた機動隊員と酷似。北條透は、2年前の風谷伸幸殺害にこそ事件の謎を解く鍵があるとにらみ、捜査を始める。

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北條透の言葉がきっかけで、「私が超能力で父・伸幸を殺したのではないか」と、真魚の中に芽生えた疑惑は深まるばかり。暴走を始めた「力」の矛先はついに翔一にまで及び、真魚は耐え切れなくなってしまう。

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周囲の蘇った花々を見て驚く真魚。これこそ彼女自身の覚醒した力によるものだった。沢木哲也は真魚を涼のもとへ連れていき、蘇らせるよう依頼したが、真魚の力をもってしても変化は現れない。

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涼=ギルスは真魚の治癒能力で復活。G3-X、氷川誠たちは涼がギルスから戻る姿を目撃し、「あの存在の正体が人間だったとは」と驚く。一方、真澄の体から立ち上がった怪物のような幻影を前に、翔一は恐怖に駆られる。

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涼はアギトが翔一だと知り、翔一は涼がギルスだと知った。自分と近い境遇の人間に会えたことが嬉しい翔一だが、まだ「あの存在」への恐怖は消えない。そんな翔一が心配な真魚は、涼に翔一を守ってほしいと頼む。

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決死の覚悟の変身で、翔一は新たな姿を得た。吹っ切れた翔一は美杉家に戻るが、待っていたのはやはり大掃除だった。その頃、涼はアンノウンが女性を襲う場に遭遇。そこに謎の男・木野薫が現れて被害者を助ける。

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天才外科医・木野薫は、アンノウンに襲われる涼と真島浩二を守ろうと新たなるアギトに変身し、そのキックがアンノウンにさく裂する。そして、生きる目標を探していた涼は、彼と共に戦うことを決意する。

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戦うアナザーアギトとギルス。そこに駆けつけた氷川誠と北條透は、アギトが木野に戻る姿を目撃。誠は、木野が医者としても人の命を救っていることを知って心酔し、木野とあかつき号で会っていたことにも気づく。

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木野のもとに運ばれた涼は、迫るメスから辛うじて逃れた。また、翔一はついに北條透に連行され、アギトである疑いで取り調べを受ける。一方、氷川誠と小沢澄子は、アギトである木野の存在をめぐって対立していた。

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小沢澄子の目の前で翔一はアギトに変身。アナザーアギトとアギトが戦う。そして、木野に裏切られたと落ち込み、本当のアギトに対する幻想をいっそう募らせる氷川誠に、澄子は真実を告げるべきか悩む。

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絶望の淵から立ち上がった涼は、新たなるギルス・エクシードギルスに変身。その猛攻はアナザーアギトを圧倒し、必殺のエクシードクロウが木野を襲う。一方、氷川誠は、アギトの正体が翔一と知って衝撃を受ける。

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翔一がアギトだと知った氷川誠は、なかなか立ち直れない。誠は、自分たちに襲いかかった木野にも、また自分を殴ったことのある涼にも、好印象を持てずにいる。一方、翔一は木野に会ってみたいと望む。

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水のエルとの決戦のなかで、記憶を取り戻した翔一。あの時、翔一が飛び乗った船の名は「あかつき号」だった。翔一に、そして船上で出会った人たちに、嵐の中で一体何が起こったのかが、全て明らかになる。

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過去の全てを思い出した翔一はG3-X、ギルス、そしてアナザーアギトの力を借りて、水のエルに最後の決戦を挑む。そんななか、真魚はかつて翔一の記憶の中に見た、父の死の瞬間のビジョンが気になっていた。

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翔一は真魚の父・風谷伸幸と、姉・雪菜が近しい間柄だったことに驚く。恐ろしい仮説が浮かび、居ても立ってもいられず北條透、そして沢木こと本当の津上翔一を訪ねた。翔一は、禁断の真相に導かれていくのだが…。

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木野に続いて、涼もアギトの変身能力を謎の青年に奪われてしまった。次に狙いを定められた翔一だが、彼の頭の中は姉・雪菜と真魚の父の死との関係で占められており、混乱してひとり彷徨っていた。

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アギトの力を捨てた翔一。「もう自分たちはただの人間として勝手に生きていけばいい」と言い残して立ち去る翔一に、涼たちはかける言葉もない。その一方で、氷川誠の目の異常に気づいた北條透だが…。

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木野薫が倒れて1カ月が過ぎた。その最後の戦い以降、アンノウンによる事件は途絶えている。アンノウン絶滅の可能性も考えた警察上層部は、G3ユニットの見直しを図り、氷川誠は捜査一課に転属となった。

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風のエルと戦うギルス。その圧倒的な力によって苦戦を強いられてしまう。ところが、風のエルはとどめを刺すことなく、風のように去ってしまった。アギトは、バーニングアギトとなって立ち向かう。

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バーニングアギトもまた、風のエルの前に勝ち目はなかった。一方、北條透は、「アギトはアンノウン以上の脅威になりうる」と主張する。アンノウンを賛美するような彼の発言の真意は一体何なのか。

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G3ユニットはアンノウン保護のために活動することになり、氷川誠と小沢澄子に異動の命が下った。涼の誕生日を祝うリサはさそり座。天空の星座に異変が起こり、さそり座の自殺者が急増していることを2人は知らない。

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誠が去り、涼は絶望と共に波間に沈んでいった。そして、最終決戦に挑む翔一。人間の未来をその手に奪い返すため、熱い気持ちを奮い立たせてアギトに変身する。しかし、2体のエルを前に苦戦を強いられ…。

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