花嫁のれん4

金沢にある老舗旅館「かぐらや」は年末年始も常連客で賑わい、奈緒子や志乃は大忙し。そんななか、奈緒子は「金沢女将塾」を開き、女将になる人材を育成しようとしていた。漁師の娘・真知子はそれに応募し…。

引用元：U-NEXT

この道40年の大ベテラン仲居・房子が、「かぐらや」に新仲居頭として赴任してきた。一方、奈緒子は志乃にも「金沢女将塾」に賛同してもらいたくて、志乃に面接の審査員を引き受けてもらうことにした。

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房子の存在感はますます膨れ上がり、奈緒子は窮屈で仕方がない。能登では真知子が亡き祖母が営んでいた民宿を訪ねていた。真知子は、自分の夢が祖母と一緒に民宿をやることだったので塾生募集に応募したのだ。

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「金沢女将塾」の面接当日。面接を受ける者は華やかな経歴を持つ者ばかりで、真知子は圧倒される。志乃は、女将を務めるために必要なスキルを身につけていない真知子にきつく当たるが、やる気をアピールする。

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「金沢女将塾」の面接を終えた真知子は帰り道、路上で年老いたおばあちゃんが苦しそうにしているのを見かける。真知子はおばあちゃんを背負い、泊まっている「かぐらや」に連れていき、てきぱきと介護をする。

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「金沢女将塾」の初日。「かぐらや」には続々と女将候補生が集まり奈緒子はご機嫌。一方志乃は、奈緒子のごり押しで合格した真知子に不満を抱えていた。真知子は5人の女将候補生と共に仲居の修行を始めるが…。

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女将候補生たちは、房子が寮母を務める寮で共に生活を送ることに。房子が顔見知りの綾を特別扱いするため、真知子は文句を言ったために房子に目をつけられてしまった。宗佑は小龍包のお店を開店させようと…。

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宗佑が奈緒子の夫とも知らず、真知子は「かぐらや」からの帰りに宗佑の店へ寄り不満を漏らしてしまう。「かぐらや」では、奈緒子が塾生たちに接客もさせることにするが、真知子は相変わらずお辞儀の練習のみだった。

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客の前で大失敗をしてしまった真知子は旅館に出ることを許されず、当分の間、寮で謹慎することになり、落ち込んでしまう。一方、奈緒子のもとに父・浩が訪ねてきて、病に倒れた母のため帰ってきてほしいと言う。

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奈緒子が不在の間、辰夫や宗佑たちが懇願し、志乃が「金沢女将塾」の責任者を務めることに。お辞儀を見てもらうことになり、真知子が「かぐらや」に向かうと、板場は人手が足りず困っていたので…。

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母親の看病をするため東京の実家へ戻った奈緒子。「金沢女将塾」では、房子の塾生に対する指導がますます厳しくなっていた。そんななか、志乃は塾生たちに、女将になるための覚悟を、書で提出するよう課題を出す。

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自信満々で開店当日を迎えた宗佑だったが、客は全くやってこない。宗佑は、様子を見にきた志乃に優しく励まされる。ほかの塾生が仲居修行に励むなか、真知子はくさることなく1人靴磨きを頑張っていた。

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女将はきれいな字が書けなければならないと、志乃は真知子に書道の個別指導を開始。一方、佑美に対する房子の態度は日増しに厳しくなるなか、佑美のことを伝え聞いた雑誌の記者らが「かぐらや」を訪れる。

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元グラビアアイドルだった佑美が「かぐらや」で女将修行していることが週刊誌に載り、房子は佑美が憎くて仕方がない。しかし、その週刊誌が宣伝になり、若い男性客が佑美目当てに「かぐらや」に殺到してきた。

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佑美が板場にそばアレルギーのことを伝え忘れていたことが原因で、村田の弟子が倒れ、救急車を呼ぶ大騒ぎになる。佑美が真相を隠したせいで、真知子が濡れ衣を着せられてしまう。さらに真知子は解雇を宣告される。

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お客様との騒動を受け、奈緒子が不在の今、女将塾の責任者を務める志乃は、大女将のけじめとして自ら謹慎するとこに。志乃が旅館を休む間、「金沢女将塾」が仲居頭・房子に任されると、房子は暴君と化す

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宗佑から連絡を受けた奈緒子は、真知子に会うため能登に向かう。奈緒子は真知子に、おばあちゃんの民宿を再建する夢をもう一度よく考えてほしいと言う。真知子は子供の頃の気持ちを思い出そうと、ある行動に出る。

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「かぐらや」に奈緒子が戻ってきた。佑美は奈緒子に、真知子は自分をかばったせいで女将塾を辞めさせられたと打ち明ける。能登では真知子が、かつておばあちゃんが営んでいた民宿の片付けに打ち込んでいた。

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房子の厳しい指導に耐えかねた「金沢女将塾」の塾生2人が置き手紙を残して脱走。そして奈緒子が再び、塾生の面倒を見ることに。一方、祖母・フミの民宿の片付けに精を出していた真知子は、フミの言葉を思い出し…。

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「かぐらや」を訪れた真知子は、「金沢女将塾」でもう一度修行させてほしいと頼み込む。志乃は真知子を許そうとしないが、そこへ佑美が現れ、一連の騒動は自分のせいだと真相を打ち明ける。真知子は復帰し…。

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晴れて「金沢女将塾」の塾生に復帰した真知子。志乃は、女将になるべき人に必要な大切なものを真知子が持っているとにらんでいた。東京からやってきた新規の客・陣内は、奈緒子や女将塾のことをすでに知っていて…。

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全国規模のリゾートを経営する陣内が、「金沢女将塾」の塾生を新たにオープンさせる旅館の女将に抜擢するのでは、と塾生たちは色めき立つ。何としてもその女将になりたい綾は、陣内の接客がぎこちなくなり…。

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実家の旅館で女将を継ぐはずが兄嫁に追い出されていた綾の事情を知り、真知子をはじめ、塾生たちも同情する。綾は朝食の準備で迷惑をかけた陣内に改めてわびるが、陣内は気にせず笑顔で仕事をするよう告げた。

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真知子と志乃は正座をして、ひと晩中、遥の部屋の前で不測の事態に備える。明け方近く、部屋から何か割れる音がしたので遥のもとへ駆けつけるが、酒に酔っていただけだった。遥は客を監視するのかと怒りだし…。

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再び陣内の部屋付きになった真知子と綾。陣内は真知子と綾に、お勧めの観光スポットを提案するよう依頼。綾は陣内の好みに合わせた完璧な観光コースを提案し、真知子は子供の頃からの思い出の場所を勧める。

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陣内リゾートが新規オープンさせる和風旅館の女将は、「金沢女将塾」の塾生の中から選ばれるのではないかという騒ぎを鎮めるために、女将・奈緒子が急きょ、金沢に帰ってくる。志乃は口出しする奈緒子が面白くない。

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宗佑から佑美に引き抜きの話が来ていることを聞いた奈緒子は「かぐらや」にとどまることに。そんな佑美は、女将修行をやり遂げる自信を失っていた。ある時、佑美をスカウトするべく女性客が現れる。

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自信をなくした佑美が、一時の気の迷いで銀座の一流クラブのママ・みどりからのスカウトを受けてしまうのでないかと心配する奈緒子。佑美はどうしたら良いのか迷っているなか、真知子はみどりに直談判に行く。

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軌道に乗ってきた小籠包の店を無理して続けてきた宗佑が高熱で倒れてしまった。それでも店を開けようとする宗佑を何とか引き止める奈緒子は、宗佑の代わりに店を開くと決意。宗佑のレシピをもとに小籠包を作るが…。

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今度は真知子がみどりから銀座のクラブで働かないかとスカウトされる。佑美は、嫉妬から真知子が仕事でミスをするよう仕向ける。女将塾でのもめ事を隠していてはいけないと考えた真知子たちは、奈緒子には相談する。

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陣内が再び「かぐらや」にやってきた。旅館の女将を、「金沢女将塾」の塾生から選びたいとの申し出を、大女将の志乃は受け入れた。この話に塾生は沸くが、おばあちゃんの民宿を再建させたい真知子は興味がなかった。

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真知子は陣内から、正論をつきつけられて、腹の虫は治まらない。その直後、陣内は慌てた様子で会社のある東京に戻っていった。やがて再び戻ってきた陣内が落ち込んでいることに真知子は気づく。

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陣内と部下の話を偶然聞いてしまった真知子は、陣内の会社が厳しい状況に置かれていることを知る。陣内に好意を寄せる綾も心配するが、陣内の態度は冷たい。出先で浅野川を見下ろす陣内を見かけた真知子は…。

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奈緒子が東京から戻ってくることが決まり、志乃はやっと「金沢女将塾」のことから解放されると胸をなで下ろす。志乃は、敬愛してやまない前田利家公の妻・おまつ様をおばさん呼ばわりした真知子を追い出そうと…。

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「かぐらや」ご意見番の村田や菊亭大女将の菊、そして大女将の志乃をお茶とお菓子でもてなすという中間試験に真知子が臨む。思い出のお菓子と麦茶を出すが、村田は見た目が悪いと不合格を主張し、志乃も同調する。

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東京から帰ってきた奈緒子は、志乃が奈緒子に内緒で真知子を「金沢女将塾」から追い出そうとしていたことを知り、たちまち嫁姑での言い合いに発展。女将塾で真知子は仲居として成長していることを奈緒子は実感した。

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毎年「かぐらや」を訪れる丈太郎が、真知子にひと目惚れ。節子も真知子を気に入り、丈太郎の嫁に迎え入れたいと親子で勝手に盛り上がる。そんななか、「かぐらや」に塾生・香の母親・知寿子がやってくる。

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「金沢女将塾」での修行の内容を知った塾生・香の母、知寿子は、娘がしているのは女将修行ではなく体のいい安月給の下働きだと奈緒子や志乃に言い放ち、2人をあぜんとさせる。香は、塾生仲間に知寿子について語る。

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「かぐらや」には毎年、熊谷観光バスツアーの団体客がやってくる。大声で騒ぐ客たちに、房子や塾生はあぜんとして対応できない。ツアー客の小金井は半年前に夫と離婚しており、何と同じ団体の中に前夫がいた。

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奈緒子の忠告も空しく、真知子は元夫婦の小金井と金原会う機会を作ってしまう。よりを戻す気がない小金井は、余計なことをした真知子に立腹。一方、おとなしい綾は、担当した男性客からセクハラまがいに迫られ…。

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奈緒子からの提案で、泊まり客の少ない時に交代で休みを取ることになった「金沢女将塾」の塾生や房子。しかし、真知子だけは志乃から厳しい個別指導を受けることに。さらに奈緒子は真知子に踊りの指導を始め…。

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「かぐらや」を代表して観光協会の新しいパンフレットの表紙に単独で掲載された奈緒子。これに志乃はへそを曲げる。意固地になった志乃は、旅館の世代交代も必要と語り、仲居たちに恐ろしいほどの笑顔で接する。

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「かぐらや」ご意見番の村田と菊亭の女将・菊は、塾生が問題を起こしたけじめとして奈緒子に女将塾の責任者を辞めてもらってはどうかと志乃に進言。そんな騒ぎのなか、陣内が有名な大工職人・松村を連れてくる。

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奈緒子は、松村が夕食も取らずに帰ったため、その理由を必死に考える。妻のことを聞かれた時の松村の言動が気になった奈緒子は、松村の妻のもとへ手紙を書く。後日、松村が妻を連れて再び「かぐらや」を訪れる。

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奈緒子は心を込め、松村と妻の文子をもてなす。これが奏功して、松村と文子は夫婦の絆を一層深め、「かぐらや」を後にする。松村は陣内の仕事についても前向きな返事をしたので、陣内は奈緒子に感謝するのだが…。

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奈緒子の熱の入った個別指導で、真知子の所作も少しずつ様になる。そこに陣内が現れ、部屋付きになった真知子の成長を誉めると共に至らないところも指摘。そんななか、真知子の父・恒雄が漁に出たまま帰らず…。

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真知子は陣内と能登の実家に帰り、父・恒雄の帰還を祈る。陣内と2人、おばあちゃんの思い出話をすることで少し勇気づけられた。「かぐらや」では、綾が気難しいところのある常連客の世話をそつなくこなす。

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父・恒雄が無事に海から帰還。真知子は笑顔で仕事に復帰した。真知子は塾生から陣内との仲をからかわれ、綾も、真知子に思い切って陣内への気持ちを聞く。房子は、陣内の担当を真知子から綾に替えるのだが…。

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奈緒子から陣内主催の食事会のリーダーに抜擢された真知子は、懸命に準備を進める。真知子は、大鯛をメイン料理に据えたいと考え、板長の辰夫に、こともあろうに大鯛を自分で調理したいと直訴した。

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陣内の食事会に出す大鯛が届いた。真知子は張り切って準備を進め、大鯛も自分で作った塩麹に漬け、下準備を終える。そんな真知子の予想以上の活躍をみんな評価する。綾を担ぎたい房子は焦り、行動を起こす。

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陣内が開く大事な食事会で失態を演じた真知子は行方をくらましてしまう。奈緒子も真知子のいそうな場所を懸命に探すが、見つからない。真知子はかつておばあちゃんが営んでいた民宿の押し入れの中にいた。

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陣内と共に「かぐらや」に帰ってきた真知子は真摯にわびる。奈緒子は、このまま真知子に女将修行を続けさせたいところだが、志乃は真知子の謹慎処分を解こうとはしなかった。そんななか、房子に客が訪れる。

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真知子は房子の姪・麻里亜の面倒を見ることになった。そのおかげで房子も仕事に集中できると、奈緒子は真知子の謹慎を解くよう志乃に直訴。謹慎を解かれた真知子は麻里亜を連れて「かぐらや」に向かうが…。

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これまで素直でおとなしかった麻里亜に拒絶され、ショックを受ける房子。「かぐらや」に陣内が戻ってきたので、これまでなら何かしら理由をつけて綾に陣内の世話をさせようとした房子だが、そこまで気が回らない。

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房子は真知子の作った料理に塩を大量に投入したことを奈緒子に吐露。志乃は大激怒し、房子に解雇を宣言。房子は自らの所業についてその理由を決して話そうとしなかったが、奈緒子はそんな房子に語りかける。引用元：U-NEXT

謹慎が解けた真知子は旅館に復帰し、房子は奈緒子と真知子に先日の件をわびる。そんななか、陣内が「かぐらや」にやってきて、新しい旅館の女将を女将塾の誰にするのか決めたいと言う。奈緒子は志乃に相談し…。

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陣内の部屋付きになった真知子。たくさんの出来事を経て2人の距離は近づいていた。そんななか、丈太郎と節子が「かぐらや」を訪れ、ぜひ真知子を丈太郎の嫁に迎え入れたいと奈緒子に言う。さらに真知子にも話し…。

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「金沢女将塾」も卒業間近になり、奈緒子は塾生に「自分らしいおもてなし」という課題を出す。そんななか、宗佑が参加する弁当コンテストが開かれ、見事に優勝を果たした宗佑は大興奮。北陸新幹線も開業するので…。

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「金沢女将塾」の卒業試験当日。香も佑美も自分の個性を大事にしながら、奈緒子を始めとする審査員をもてなす。綾の優雅なもてなしは、誰もがうなるほど完璧だった。真知子は自分の育ってきた故郷を思い…。

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「金沢女将塾」の卒業試験に一番で合格した真知子。おばあちゃんの民宿を再建したいという真知子の強い決意は変わっておらず、陣内の旅館の女将の件は固辞。奈緒子は綾に陣内リゾートの女将にならないかと提案し…。

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