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スパドラ!最新USレポート Vol.562:タランティーノ監督は『スター・ウォーズ』より『スタートレック』!絶賛する「新スタートレック」のエピソードとは?

October 12, 2017

ST_TNG3_us250_1012.jpg『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズのクエンティン・タランティーノ監督が、米人気ポッドキャスト(インターネット・ブログ)のインタビューに応じた。

インタビューの中で、「もしも『スター・ウォーズ』を監督するとしたら、どんなストーリーになるか?」と聞かれたタランティーノ監督は、「本当の気持ちを言うなら、僕は『スター・ウォーズ』よりも『スタートレック』を監督したいね」と発言。

「なんてったって、僕はオリジナル・シリーズ(『宇宙大作戦/スタートレック』)が大好きなんだ。特にウィリアム・シャトナーがね。彼こそが僕が『スタートレック』シリーズのファンになった理由だよ」と、カーク船長を演じたウィリアムの熱烈ファンぶりを訴えた。

では『スタートレック』を監督するとしたらとの質問には、「新スタートレック」のエピソードの一つを挙げて説明した。 タランティーノ監督は、「新スタートレック」シーズン3第15話「亡霊戦艦エンタープライズ“C”」を大絶賛。タイムトラベルがテーマの同エピソードは、映画化する際の導入パートになりそうだと考えているという。

もちろん2009年以降、『スタートレック』シリーズは、J・J・エイブラムスが中心となって製作・監督しており、タランティーノ監督がメガホンを取る可能性は低い。しかし、“もしも”声がかかった場合には、「ミーティングくらいは参加してみたいね」と、まんざらでもなそうに答えている。

タランティーノ監督はかねてから、あと2本監督作品を撮ったら引退すると宣言しており、残りの作品選びに全映画ファンが注目していると言っても差し支えないだろう。徹底して犯罪、暴力を描いてきたタランティーノ監督、“もしも”が起こるとしたら、異色の『スタートレック』映画が誕生するのは間違いない。


<「ign.com」 10月2日付け>