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スパドラ!最新USレポート Vol.558:バカにしないで!「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」のオフィリア・ラヴィボンド、女優の役の狭さを嘆く

September 26, 2017

Elementary_yr3_us250_0927.jpgエレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」に出演中の女優オフィリア・ラヴィボンドが、英オンライン・メディアのインタビューに答え、女優の役について「バカにしないで!」と日頃の思いをぶちまけた。

「女優だからって、(男優に比べ)いい役がとても少ないの。すごく不満に思ってる」と、役について語り始めると、一気に戦闘モードに突入するオフィリア。「バカにしないでほしいわ。私にペニスが付いていないからって、興味深い役ができないっていうの?」

少々過激な表現も、それだけ不満が大きいということ。現状を変えるため、機会があるごとに声を上げている。

「私たちにできるのは、こうして話し続けること、問題提起し続けること、そして変えようと努力すること。とにかく文句を言い続けなきゃダメなのよ」

オフィリアが望む“興味深い”役とは、これまで彼女自身が舞台で演じてきたような役。オフィリアは、アマチュア時代から劇団に所属し、数々の舞台を経験してきた。

「舞台ではさまざまな興味深い役を演じてきたわ。力強く、かつフェミニストでありダイナミックな役。それこそが魅力的に思えるのよ」

しかし、オフィリアといえば、「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」でホームズを尊敬するキティ・ウィンター役を熱演、大ヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも出演した。地元・英国では数々のTVドラマにレギュラー出演を重ねており、近年、仕事の絶えない女優の一人になっている。

オフィリア自身も、状況は少しずつ変わっていることを認めている。

「最近は、変わってきたのを実感しているわ。女優が主演で、おもしろい役を演じている映画も出てきた。状況は良くなっていると確信している」

実力派だけに、役に対して、どん欲なのは当然か。時代が変わりつつある今、目の離せない女優であることは間違いなさそうだ。


<「digitalspy.com」 9月20日付け>