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スパドラ!最新USレポート Vol.522:「GRIMM/グリム」のブリー・ターナー、番組での一番のチャレンジは意外なあのシーン?

May 31, 2017

grimm_yr4_us250_0531.jpgロザリーに恋してしまったのよ」と語るのは、「GRIMM/グリム」のブリー・ターナー。ブリー当人が演じるロザリーは、ちょっぴり変わり者の狼型ヴェッセン、モンローサイラス・ウェイア・ミッチェル)と夫婦で、主人公ニックデヴィッド・ジュントーリ)に協力する愛すべきキャラクターの一人だ。

ロザリー役で6シーズンを駆け抜けた、ブリー。番組の思い出を米サイトで語っている。

アクションあり、特殊メイクあり、CGIありと、TVドラマシリーズの中でもアグレッシブに最新技術にチャレンジしてきた「GRIMM/グリム」。ブリーにとっての一番のチャレンジとは何だったのだろう?

「おそらく雨の夜のシーンね。夜の野外、しかも雨が降っているのよ、ドキドキしちゃうでしょう?雨が降っているのに、私たちは外に出て仕事をしなくちゃならない。俳優として、とてもエキサイティングな状況だと思うわ。それでも私たち俳優は暖かいトレーラーに戻れるけれど、外で働いているクルーにとってはね…。撮影は一日18時間続くから、雨のシーンは体に応えるし、集中力を維持するのも大変なこと。クルーたちは泥沼のようになった場所でもクレーンを動かし、ライトを取り付け撮影の準備をする。番組のクルーは、私が今まで出会った中でも最もタフで仕事に熱心な男たち、女たちなのよ。彼らにとっても、雨のシーンは一番のチャレンジだったと思うわ」

緑豊かなオレゴン州ポートランドで撮影されていた「GRIMM/グリム」。森林でのシーンも多かっただけに、雨の中での撮影は泥にまみれた過酷な環境だったに違いない。

出演者、クルー、そしてファンが一体となって作り上げてきた「GRIMM/グリム」。では番組をまだ見たことがないという方に、ブリーはどんな言葉で番組を紹介するのだろう?

「『GRIMM/グリム』は明確にジャンル分けできる番組じゃない、そこが良いところなの。私たちの番組は、一話完結型じゃないし、人間ドラマでもホラーでも、コメディでもない。いろんな要素が詰まった番組よ。もし視聴者がこの番組のジャンルを決めたとしても、きっと次の回には、心変わりするような何かが起こる。私たちの番組はとってもユニークなのよ」

「GRIMM/グリム」の撮影は終了したが、ブリーは家族と一緒にそのままオレゴンに住み続けているという。「(オレゴンに)心をつかまれちゃったのよ」とブリー、「GRIMM/グリム」の不思議な力はこんなところにも作用したのかもしれない。


<「blastr.com」 2017年2月24日付け>