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スパドラ!最新USレポート Vol.520:「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」主演のクリス・オドネル、番組ファンに感謝の言葉

May 24, 2017

NCISLA_yr2_us250_0524.jpgNCIS:LA 極秘潜入捜査班」のクリス・オドネルら主要キャストが、米TVニュースの取材に答え、今秋からシーズン9を迎える同番組の人気について語っている。

「おそらく米国、そして世界中のファンは番組に共鳴してくれているのだと思う。最高だね!」と、「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」の人気の理由を推測するクリス。「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のスピンオフとして、2009年にスタートし、今やスピンオフの枠を超えた人気シリーズに成長した。

『バットマン』シリーズなど大作映画に出演してきたクリスも、TVドラマの普及力、お茶の間との親和性に改めて驚かされている。

「僕は、数えきれないほど沢山の誰も見てくれない映画に出演してきたし、ごくわずかの人しか見に来れないブロードウェイの舞台にも出たことがある。だけど、俳優の気持ちを代弁させてもらうと、僕らはとにかく自分たちの仕事を世間の人に見てもらいたいものなんだ。番組のファンはとても熱心だと思う。米国のどこの地域にも見てくれるファンがいて、道でたまたま会おうもんなら、彼らはいかに番組を愛しているか一生懸命、僕に伝えようとする。本当に番組のことを大切に思ってくれているんだろうね」

番組を大切に思うのは、出演者、そしてスタッフも同じ。「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」の画面から伝わる一体感は、撮影の現場のムードそのものらしい。

「スタッフや脚本家たちも含めて、僕らはまるで家族かコミュニティの一員になった気分でいる。番組が始まって8年。沢山の赤ちゃんが生まれ、そして亡くなった人もいる。結婚した人も、離婚した人もいる。長い人生を僕らは一緒に歩いているようなものなんだ。いろいろな経験をシェアさせてもらった、俳優冥利に尽きるよ」(クリス)

長年続く番組に家族のような一体感が生まれるのは珍しくないのかもしれないが、「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」には、ある特別な家族が誕生している。番組のスターの一人であるダニエラ・ルーアが、シーズン1でゲスト出演し、シーズン2からレギュラーに昇格したエリック・クリスチャン・オルセンの兄と結婚したのだ。

エリックは、「ダニ(ダニエラの愛称)は楽しくって、これまで仕事をしてきた中でも最高の共演者だよ」と、手放しで“義理の姉”を称賛。もちろんダニエラと兄を引き合わせたのもエリック自身だ。

「兄には、絶対にこの子に会わなくちゃ損だよって紹介した。ダニには、僕の兄に是非会って欲しいって頼んだんだ。今となっては、二人は完璧な相性だと思うね」

これで兄と共演者に貸しができたとばかり、エリックは「僕も人生がずいぶん楽になった。みんながハッピー、ウィンウィン!」

「NCIS」シリーズの中でもとびきりの明るさは、こんな親密で愉快な現場から生まれているのだろう。


<「foxnews.com」 3月22日付け>