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スパドラ!最新USレポート Vol.502:「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のスピンオフ「Young Sheldon」、全米での放送が正式決定

March 21, 2017

TBBT_Jim-ShowNormal_us250_0321.JPEG全米でナンバーワンの人気を誇るシットコム「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」から生まれた、スピンオフ「Young Sheldon(原題)」の放送が正式に決定したことが分かった。放送する米CBSと製作スタジオであるワーナーブラザーズ・テレビジョンが共に製作・放送を認めたと、複数の米メディアが報じた。

「Young Sheldon(原題)」は、全米では2017‐18シーズンに放送開始。エピソード数は未定だという。

新スピンオフは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の主役である、シェルドン・クーパーの少年時代から高校時代までを描くプリクエル(序章)。テキサス州東部で生まれ育った、9歳の天才シェルドン少年とその一家の暮らしをユニークに描写するもので、企画段階では「シェルドン少年が主人公の『マルコム in the Middle』」と紹介されていた。

注目のシェルドン少年役には、売れっ子子役のイエイン・アーミテージ。全米で話題を集めているHBOのTVドラマ・シリーズ「Big Little Lies(原題)」ではシェイリーン・ウッドリーの息子役を演じている。

シェルドンの母親メアリー役にはゾーイ・ペリー。ゾーイの実母はローリー・メトカーフで、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」で歳を重ねたメアリーを演じているのは、そのローリー自身だ。現実の母(ローリー・メトカーフ)と娘(ゾーイ・ペリー)が、それぞれオリジナルとスピンオフで同じ役を演じることになる。

また、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」でシェルドンを演じているジム・パーソンズが、成年となったシェルドンの観点からナレーションを行う。

他のキャストについては、詳細は明らかになっていないものの、関係者の話によれば、シェルドンの双子の妹ミッシー役をレイガン・レヴォード(子役)、シェルドンとミッシーの兄ジョージJr.役にモンタナ・ジョーダン(子役)、そしてシェルドンたちの父親でメアリーの夫である、ジョージ役をランス・バーバーが演じることになりそうだという。

新スピンオフ「Young Sheldon」は、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のクリエーター兼製作総指揮者のチャック・ロリーと、同じく製作総指揮者の一人、スティーブン・モラロの製作。パイロット版を監督するジョン・ファヴロー(『ジャングル・ブック』)、ジム・パーソンズ、そしてジムのパートナーでアートディレクターのトッド・スパイワックの3人が、ロリー、モラロと共に製作総指揮者に名を連ねている。


<「hollywoodreporter」 3月13日付け>