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スパドラ!最新USレポート Vol.468:「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」少年期のシェルドン主役のスピンオフ・シリーズを構想中

November 8, 2016

BigBangTheory_yr7_us250_1108.JPEG米の人気ナンバーワンコメディ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」を製作・放送する、ワーナー・ブラザースとCBSが、同シリーズ主役のシェルドンの少年期を描くスピンオフ・シリーズを構想中であると複数のメディアが伝えている。

このスピンオフ・シリーズは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の共同クリエーターのチャック・ロリーとビル・プラディ、そしてショーランナー(撮影現場の実質的責任者)を務めるスティーブ・モラロが中心になって構想をスタート。少年期もしくはティーンエイジャー期のシェルドンを主役に、「マルコム in the Middle」のようなスタイルのコメディをイメージしていると関係者は明かしている。オリジナルのシェルドンを演じている、ジム・パーソンズも製作総指揮者の一人として名前が挙がっている。

現在、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は米国でシーズン10を放送。視聴率も好調を維持しており、放送するCBSでもシーズン11以降の継続に期待を寄せている。まだ放送継続は決定していないものの、ジム・パーソンズをはじめ、ジョニー・ガレッキケイリー・クオコら主要キャスト全員が、シーズン11以降に向け、新しい契約交渉を行っている最中だという。

その一方で「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」はキャストの出演料が高額なことで知られており、シーズンが継続するにつれ、製作費が高騰を続けることは想像に難くない。新しく製作されるスピンオフ・シリーズならば、ずっと低い製作費で抑えられ、かつオリジナルが育てた熱心なファン層にも支持される可能性が高いというメリットがある。

なんとも微妙な時期に飛び出したスピンオフの構想話。ワーナー・ブラザース、CBSともにコメントは発表していない。


<variety.com」 11月7日>