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スパドラ!最新USレポート Vol.452:「リミットレス」のブラッドリー・クーパー、監督・プロデュースにも意欲的

September 7, 2016

Limitless_yr1_us250_0907.jpg米CBSの「リミットレス」で、初めてTVドラマシリーズの製作総指揮に挑戦したブラッドリー・クーパー。2001年にジェニファー・ガーナー主演のTV「エイリアス」で頭角を現すと、2009年に主演した映画『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』が低予算ながら大ヒット、以降『世界にひとつのプレイブック』や『アメリカン・スパイパー』ではアカデミー賞主演男優賞のノミネートを受けるなど、名実ともにハリウッドトップスターの一人だ。

大ヒットした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編も待ち遠しいが、最近のブラッドリーは、監督やプロデュース業に力を入れているようだ。

ブラッドリーが初メガホンを取るのは、レディ・ガガがヒロインを演じることでも話題の映画『A Star Is Born』。1976年に公開された映画『スター誕生』のリメイクで、ブラッドリーは監督、脚本、出演、製作の4役をこなす。ブラッドリーとレディ・ガガはオーディションでの息もばっちり、一緒にスーパーマーケットに買い出しに出かけるなど良い関係を築いている。

そしてブラッドリーが初めて製作総指揮に名前を連ねたのが、2011年公開の映画版『リミットレス』。以降、出演作の大半で、製作総指揮、もしくはプロデューサーを兼ねている。TV版「リミットレス」に続き、TVではHBOのミニシリーズ「Black Flags」の製作総指揮が発表されている。同ミニシリーズは、イスラム過激派組織ISISの誕生から勢力の拡大を描くもので、監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ソプラノズ」のティム・ヴァン・パッテンが予定されている。

TV版「リミットレス」では数話にゲスト出演し、サービス精神旺盛なところを見せてくれたブラッドリー、製作者や監督としてもエンターテイメント性にあふれた作品が期待出来そうだ。


<「people.com」 9月4日付け>