スパドラ!最新USレポート

スパドラ!最新USレポート Vol.270:「ブレイキング・バッド」ロケ地観光の米アリゾナ、「Better Call Saul」で人気再上昇狙う?

December 17, 2014

BreakingBad_yr2_#18_us250_1217.jpg好きなドラマのロケ地を巡ってみたいと願う、海外ドラマファンは少なくないはず。かつてはロサンゼルスの「ビバリーヒルズ高校白書/ビバリーヒルズ青春白書」、ニューヨークの「セックス・アンド・ザ・シティ」などが、ロケ地巡りの人気を博した。そして、現在もロケ地巡りが当地の観光の一環となっているのが、アリゾナ州アルバカーキで撮影されていた「ブレイキング・バッド」だ。

アルバカーキ市観光局の公式サイト(www.visitalbuquerque.org)にも紹介されている「ブレイキング・バッド」ロケ地巡りツアーでは、番組での撮影に使われたロケ地17か所を約3時間半かけて廻る。主人公のウォルターが最初に違法ドラッグ製造を始めたRV(のレプリカ)に乗車し、ウォルターやジェシーの家、洗車場等を見学、さらにガスの店「ロス・ポジョス・エルマノス」でランチまで楽しめる。添乗する観光ガイドは実際に「ブレイキング・バッド」に出演した俳優で、彼らから番組の裏話まで聞けるとか。ファンにはたまらないツアーなのだ。

「ブレイキング・バッド」の放送はすでに米国で終了しているため、国内からの見学者は落ち着き始めているが、現在も放送中のヨーロッパからやって来るファンが増えているという。また、2015年2月からは、米国で「ブレイキング・バッド」のスピンオフ「Better Call Saul」の放送が開始。同じくアルバカーキをロケ地としており、「ブレイキング・バッド」とのWロケ地巡りも期待できそう。「Better Call Saul(原題)」の人気次第で、米国内のファンからも再び注目を浴びそうだ。



「ブレイキング・バッドRVツアー」の料金は一人75ドル。
詳細はウェブサイトにて、www.breakingbadrvtours.com


<「dailymail.co.uk」 12月13日記事より>