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スパドラ!最新USレポート Vol.195:「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが意外過ぎる過去を告白

April 2, 2014

BreakingBad_yr1_#1(1-1)_us250_0402.jpg最新映画『Godzilla』の全米公開を5月16日に控えるブライアン・クランストンが、意外過ぎる過去を告白している。ブライアンは、「ブレイキング・バッド」の怪演で、今やTVや映画、舞台にも引っ張りだこ。同ドラマでエミー賞主演男優賞を3年連続で受賞した演技派にも、ステージ上での苦い経験があった。

まだ25歳の頃、俳優を目指していたブライアンはステージ上での恐怖心を克服するために、荒療治を思い付いた。それは“スタンダップ・コメディアン”になること。自分一人を照らすライト、マイクが一本立っているだけのステージ…「これこそ、世で最も恐ろしい場所だと考えた」(ブライアン)。9か月の間、コメディクラブを渡り歩いたブライアンだが、お金は一銭も稼げなかった。「それで良かったんだ。僕は並のコメディアンにもなれなかったんだから」。謙虚なブライアンは、苦い思い出も貴重な経験になったと振り返る。そして「僕はジェリー・サインフェルドのようなコメディアンを尊敬しているんだ。あれ(スタンダップ・コメディ)で生計を立てているんだからね。とても大変なことだと思う」

スタンダップ・コメディで才能を開花させることはできなかったが、ステージ上の恐怖は克服できたらしい。現在、ブライアンはブロードウェーの舞台「All the way」で主演の大役を演じている。

<USサイト「ualrpublicradio.org」 3月27日号記事より>