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海外ドラマ最新レポート Vol.600  「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」スピンオフ製作へ 総指揮はガイ・リッチー

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レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のスピンオフシリーズの製作が決まった。米のパラマウント・プラスで配信されるもので、全10エピソードが予定されているという。総指揮・監督をガイ・リッチー(映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』)が務める。
 
ドノヴァン一家の世界がさらに広がる。リーヴ・シュレイバー主演の「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」は、米Showtimeで2013年から7シーズンに渡って放送され、2022年には映画も製作された。
このたび製作されるスピンオフ「The Donovans(原題)」は、オリジナル「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」を「さらっとベースにしている」とのこと。
舞台もオリジナルのLA(後にNY)からヨーロッパ、ロンドンへ。当地で強力なクライアントを抱えるドノヴァン一家がその財産と地位が奪われる危機に直面する。それまでは想像もつかなかった相手との連合、度重なる裏切りを経験するというストーリー。
 
あらすじからも、その悩ましくスリリングな展開が予想できそうだが、期待すべきはガイ・リッチーの手腕。
リッチー監督は、出世作の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』から『スナッチ』『ジェントルメン』まで、ロンドンを拠点とする悪党たちを主人公に、小気味よい展開が評価されてきた。「The Donovans(原題)」では「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」とは違ったドノヴァン一家が描かれることになりそうだ。
 
「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」から、リーヴ・シュレイバーやジョン・ヴォイトのスピンオフ出演は気になるところ。現時点では不明だが、たとえカメオ出演でも、ファンは彼らのその後を知りたいと願うことだろう。
 
 
<「hollywoodreporter.com」 2月28日>