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海外ドラマ最新レポート Vol.371 第79回ゴールデングローブ賞 結果発表
第79回ゴールデングローブ賞の受賞結果が、9日（米時間）、発表された。今年のゴールデングローブ賞は、これまでにない異例の形で行われた。同賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会（HFPA）は、昨年、会員の人種問題により激しい批判を浴びたことから、恒例だった授賞式のＴＶ中継が取りやめに。新型コロナ・オミクロン株が猛威をふるう中、スター不在のセレモニーは参加者の数を抑えた小規模のイベントとして開催された。
当日、米マスコミの扱いもごく控えめに受賞結果を報道したのみ。トランスジェンダー女優MJ・ロドリゲス（「POSE/ポーズ」）のドラマシリーズ部門女優賞初受賞が、唯一のハイライトだった。また、同日、開催が予定されていた放送映画批評家協会賞授賞式が、オミクロン株感染防止のため延期。状況を鑑みて、新しい日程が発表されるという。
第79回ゴールデングローブ賞TVカテゴリーの受賞結果（★印）は以下の通り。
〈ドラマシリーズ部門〉
■作品賞
★「キング・オブ・メディア」
「Lupin/ルパン」
「ザ・モーニングショー」
「POSE/ポーズ」
「イカゲーム」
■男優賞
★ジェレミー・ストロング 「キング・オブ・メディア」
ブライアン・コックス 「キング・オブ・メディア」
イ・ジョンジェ 「イカゲーム」
ビリー・ポーター 「POSE/ポーズ」
オマール・シー 「Lupin/ルパン」
■女優賞
★MJ・ロドリゲス 「POSE/ポーズ」
ウゾ・アドゥバ 「イン・トリートメント」
ジェニファー・アニストン 「ザ・モーニングショー」
クリスティーン・バランスキー 「グッド・ファイト」
エリザベス・モス 「The Handmaid's Tale／侍女の物語」
〈コメディ／ミュージカルシリーズ部門〉
■作品賞
★「Hacks（原題）」
「Only Murders in the Building（原題）」
「Reservation Dogs（原題）」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
■男優賞
★ジェイソン・サダイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
アンソニー・アンダーソン 「ブラッキッシュ」
ニコラス・ホルト 「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」
スティーヴ・マーティン 「Only Murders in the Building（原題）」
マーティン・ショート 「Only Murders in the Building（原題）」
■女優賞
★ジーン･スマート 「Hacks（原題）」
ハンナ・エインビンデル 「Hacks（原題）」
エル・ファニング 「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」
イッサ・レイ 「インセキュア」
トレーシー・エリス・ロス 「ブラッキッシュ」
〈リミテッド・シリーズ／TV映画部門〉
■作品賞
★「地下鉄道 自由への旅路」
「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
「Impeachment: American Crime Story（原題）」
「メイドの手帖」
「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
■男優賞
★マイケル・キートン 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
ポール・ベタニー 「ワンダヴィジョン」
オスカー・アイザック 「Scenes From a Marriage（原題）」
ユアン・マクレガー 「HALSTON/ホルストン」
タハール・ラヒム 「ザ・サーペント」
■女優賞
★ケイト・ウィンスレット 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
ジェシカ・チャステイン 「Scenes From a Marriage（原題）」
シンシア・エリボ 「Genius: Aretha（原題）」
エリザベス・オルセン 「ワンダヴィジョン」
マーガレット・クアリー 「メイドの手帖」
〈全ＴＶカテゴリー〉
■助演男優賞
★オ・ヨンス 「イカゲーム」
ビリー・クラダップ 「ザ・モーニングショー」
キーラン・カルキン 「キング・オブ・メディア」
マーク・デュプラス 「ザ・モーニングショー」
ブレット・ゴールドスタイン 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
■助演女優賞
★サラ・スヌーク 「キング・オブ・メディア」
ジェニファー・クーリッジ 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
ケイトリン・デヴァー 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
アンディ・マクダウェル 「メイドの手帖」
ハンナ・ワディンガム 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
＜「goldenglobes.com」1月10日＞