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海外ドラマ最新レポート Vol.342  サイモン・ベイカー、7シーズン続いた「メンタリスト」とは?

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ミステリードラマシリーズ「メンタリスト」主演のサイモン・ベイカーが米TV番組に出演、7シーズン続いた同シリーズについて語っている。主演俳優として全シーズン、そしてシーズン5以降はプロデューサーとして製作にも関わった。サイモンにとって、「メンタリスト」はどんな意味を持つのだろう。
 
「僕にとってあのシリーズは、“仲間”という言葉で語られると思うんだ」
 
共演者やスタッフら、シリーズを一緒に作り上げてきた仲間。それがサイモンにとって「メンタリスト」の最大の思い出であり、財産だ。「あれだけ長い間、ある限られた人々の中で働いたわけだからね。彼らのことをよく知るようになるし、どれだけ頑張ってくれるのかも分かってくる。そして自分はその集団の一員だと考えるようになるんだ」
 
「メンタリスト」のように1シーズン22話製作されるドラマシリーズとなれば、一年のうち10か月近くを撮影現場で過ごすことになる。サイモンの考えは他の共演者やスタッフたちのそれにも当てはまるはずだ。「彼ら仲間たちと、僕がどれほど密接な関係だったか上手く説明できる自信はないよ。どの集団にも、それぞれの文化なりルールがある。僕は主演俳優であり、プロデューサーだったから、仲間たちが健康的で楽しく働ける環境を作ろうと頑張ったものさ」
 
そして「メンタリスト」は終了。大ヒットしたおかげで、サイモンは全世界の人々から愛されるスターダムと経済的な安定も得た。「僕も50歳を過ぎ、以前とは考え方や心の持ちようも変わってきた。それほど仕事に対して貪欲ではなくなったよ。参加する作品も選んでいる」
 
現在は、「メンタリスト」で学んだプロデューサー業を生かし、『High Ground(原題)』など映画製作に注力している。「メンタリスト」のような長期に渡る関係は、もう考えていないのかもしれない。しかし新しい仲間づくりは今もウェルカム。これからは作品の長として自分に合った仲間を探し続けるつもりだ。
 
 
<「miami.cbslocal.com」   5月22日>