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S.W.A.T.「S.W.A.T.」ジェイ・ハリントン(ディーコン役)インタビュー

お名前と、ドラマでの役名を教えてください。

デヴィッド・“ディーコン”・ケイ役のジェイ・ハリントンだ。

 

 

 

本作の前提を教えてください。

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SWATは、ロサンゼルス市警の特殊武装戦術部隊だ。彼らが出動を要請されるのは、状況がかなり悪化したような時だね。“警察官が通報する相手はSWATだ”と言っていた人もいた。SWAT隊員は、容疑者に話を聞いたり尋問したりする機会は滅多になく、現場での仕事がほとんどだ。実際のSWAT隊員に話を聞いたが、彼らは仕事に命を懸けている。真のプロフェッショナルだし、どんな状況にも的確に対応できる人たちだ。警察官が通報する相手はSWATなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディーコンは、どんな人物ですか?

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僕が演じるディーコンは、20Dのナンバー2だ。経験も長く、次にリーダーになるのは自分だと思っている。そんな時、ある出来事がきっかけでリーダーがチームを去ることになるんだ。序列的にはディーコンがリーダーを引き継ぐはずだが、上の決定はうではなかった。ディーコンは、ルールに従って行動するタイプで、ルールに従っていれば報われると信じている。ルールとはそういうものだとね。だがシェマー演じる仲間のホンドーがリーダーに指名され、ディーコンは壁にぶつかる。彼はその人事に不満だし、自分の方が適任だと思っているから、2人の間に緊張感が生まれるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディーコンというキャラクターを象徴するようなシーンはありますか?

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ディーコンが指揮を執る場面が何度かある。欠員を補充するためにチームに新人が入ったんだが、銃撃戦の最中に彼がその新人を叱り飛ばすんだ。するとそこにホンドーが介入してきて、ディーコンは自分がリーダーでないことを思い出す。あのシーンは面白いね。そのシーンは、ダウンタウンの南にあるサウス・セントラルの屋上で撮影をしていたんだが、何か事件が起きていたらしく、本物のロサンゼルス市警のヘリコプターが上空を飛んでいてね。その時に撮ったショットがすばらしかったから、使ったよ。銃を手に持ったディーコンが新人と屋上にいて、その上空をヘリコプターが飛んでいる。すごくリアルだったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本作のために、どのようなトレーニングを積んできましたか?

何十時間も射撃の訓練をしたよ。実弾を使ってね。それから戦術訓練にも相当な時間を割いたが、とても楽しかった。スポーツをやったり見たりしている気分だった。アスリートみたいに完璧なリズムで動く必要があるからね。みんなで助け合いながらシーンを撮り終えると、つい監督の反応をうかがってしまう。うまくやれたかどうかは監督の反応を見れば分かるから、それはありがたかった。監督も僕らと同じように興奮していたよ。

 

 

 

 

世界の状況を考えると、今は「S.W.A.T.」をリブートするのにいいタイミングでしょうか?

どんな時代にも社会には火種があって、僕たちはそれを取り上げている。人種問題もそうだし、階級の問題もそうだ。ドラマの中で少年が撃たれるシーンがあるんだが、彼らは一瞬、何も考えられなくなる。最悪の瞬間だが、仕事の手を止めるわけにはいかない。

 

 

 

 

視聴者は、このドラマに共感すると思いますか?

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アクションシーンは、視聴者を確実に引きつけると思う。屋上で銃撃戦をしたり、時速100キロ近い速度で交差点を突っ切ったり、トラックを吹き飛ばしたりしたからね。でも、シェマー演じるホンドーのキャラクターも見どころだ。ホンドーにもリーダーになりたいという気持ちはもちろんあっただろうが、ディーコンからその地位を奪ったことを分かっている。それからホンドーと上司との恋愛模様や、チームの仲間との絆にも注目だ。毎週、何らかの事件が起きて解決に乗り出すが、同時に彼らがプライベートでどうやって仕事のプレッシャーに向き合っているのかも見てほしい。それから僕が演じるディーコンは既婚者なんだが、解決が困難な問題を抱えているね。