宇宙船XL-5

ニュース

イントロダクション

舞台は宇宙へ! 日本での再放送が50年近くも行われなかったジェリー・アンダーソンの「スーパーマリオネーション」初期作。
字幕版での放送は日本初!!

作品解説

日本中に大ブームを巻き起こした「サンダーバード」や「キャプテンスカーレット」で知られるジェリー・アンダーソン。彼が、SF特撮人形劇「スーパーマリオネーション」である「スーパーカー」のヒットに続く作品として生み出したのが本作「宇宙船XL-5」だ。ジェリーが設立したAPフィルムズが制作を手掛ける。
陸・海・空を自由に飛び回る「スーパーカー」に対し、「宇宙船XL-5」の舞台は”宇宙"。毎回本格的なメカが登場し、様々な惑星での任務、多様な異星人との遭遇により、壮大な宇宙シーンを描き出す。主人公機であるXL-5号の他にも、XL-1号、XL-9号、XL-27号など同型船が複数存在しており、他にも宇宙貨物船、超音速機、宇宙ステーションなども登場。アカデミー特別業績賞受賞のデレク・メディングスが6エピソードで特撮を担当している。また、本作ではアンダーソン夫婦が両名とも声の出演をしている点にも注目だ。シルヴィアはヴィーナス博士の、ジェリーはロバートの声を演じている。

注)初回放送当時の情報となります

ストーリー

時は未来、地球と他の惑星間の往来は当たり前の時代になっていた。「世界宇宙パトロール」に属する「ファイアボールXL-5(エクセル・ファイブ)号」とその乗組員たちは、銀河系宇宙の平和を守るためパトロールを続ける。第25セクターでの任務に就く宇宙パトロール船XL-5号に乗り込んだ、パイロットのスティーブ・ゾディアック大佐、マティック教授、ヴィーナス博士、そしてロボット副操縦士のロバートが、宇宙の平和を脅かす異星人や宇宙海賊たちと戦いながら、様々な問題を解決していく冒険物語。 

各話あらすじ

放送時間

キャスト

スティーブ・ゾディアック大佐/Colonel Steve Zodiac (声:ポール・マクスウェル)

世界宇宙パトロール所属、勇敢で腕利きの宇宙飛行士。ファイアボールXL-5号のメインパイロットを務める。

ヴィーナス博士/Doctor Venus (声:シルヴィア・アンダーソン)

宇宙ドクター。料理が得意。ラズーンというコレビオ星の動物を、ズーニーと名づけペットにしている。

マシュー・“マット”・マティック教授/Professor Matthew "Matt" Matic (声:デヴィッド・グラハム)

優秀な科学者で、ロボットのロバートをはじめとし、彼が開発した発明品は数知れず。

ロバート/Robert the Robot (声:ジェリー・アンダーソン)

マティック教授が開発したロボット。ファイアボールXL-5号パイロット。

ウィルバー・ゼロ司令官/Commander Wilbur Zero (声:ジョン・ブラサル)

世界宇宙パトロール司令官。地球上のスペース・シティにてゾディアックたちの指揮を執る。妻エレノアと息子のジョナサンがいる。

ナインティ中尉/Lieutenant Ninety (声:デヴィッド・グラハム)

ゼロ司令官の部下。少々調子に乗りやすいところがありゼロによく怒られる。

ファイアボールXL-5号/FIREBALL XL5

世界宇宙パトロールが所有する宇宙パトロール船。操縦席部分は切り離し可能で、「ファイアボール・ジュニア」として惑星降下用シャトルとなる。同型のXL船が多数あり、劇中にはXL-1号、XL-1α号、XL-2号、XL-7号、XL-9号、XL-18号、XL-24号、XL-27号などが登場する。

作品基本情報

原題:FIREBALL XL5
データ:1962~1963年/イギリス/字幕/30分/全39話/スーパーマリオネーション(超人形劇)/SD作品
製作総指揮:ジェリー・アンダーソン
特撮総監督:デレク・メディングス(映画『007』シリーズ『スーパーマン』『バットマン』)
声の出演:ポール・マクスウェル、シルヴィア・アンダーソン、デヴィッド・グラハム、ジョン・ブラサル、ジェリー・アンダーソン