マンハント:謎の連続爆弾魔ユナボマー

<日本初放送>
4/2(金)22:00スタート!
【二カ国語版】毎週金曜22:00ほか
【字幕版】毎週金曜24:00ほか
 

ニュース

イントロダクション

1978年から1995年までの17年間、全米を恐怖に陥れた「ユナボマー」連続爆破事件が衝撃のテレビシリーズ化。
FBI史上、最も捜査に年月と予算が費やされた歴史的事件の全貌が明らかになる!

見どころ

実際に起きた歴史的な事件で、結末が分かっているのに目が離せない!

この事件は、1978年から1995年に渡って全米各地の大学や航空会社などに爆発物を郵便で送りつけ、3人の死者と23人以上の重軽傷者を出したFBI史上、最も犯人捜査に長い年月と予算がかかった連続爆破事件である。爆弾送付のターゲットがアメリカ各地のUniversity(大学)やAirline(航空会社)だったことから、UNIVERSITYのUNと、AIRLINEのAに爆弾テロリストのBOMBERを掛け合わせ、UNABOMというコードネームがFBIによって付けられた。そしてメディアは犯人をUNABOMBER(ユナボマー)と呼ぶようになったのだ。連続爆弾魔"ユナボマー"ことテッド・カジンスキーは、1942年5月22日イリノイ州シカゴで生まれ、6歳下にデヴィッドという弟がいる。父は労働階級のポーランド移民でソーセージ職人だった。知能テストでは167という脅威的なスコア(故スティーヴン・ホーキング博士は160)を記録し、10歳で6年生に飛び級、16歳でハーバード大学に進学した。大学卒業後の1967年、天才数学者としてカリフォルニア大学バークレー校の助教授として就任するも、数年後には退職してしまう。その後、人里離れたモンタナ州の山小屋で、水道も電気も使わず社会と完全に断絶した自給自足生活を送るようになる。そこで彼は、テクノロジー社会を批判した論文「産業社会とその未来」を執筆し、後年新聞社に掲載を求めた。神童として人生を歩んできたカジンスキーは、一体どこで連続爆弾魔に変貌してしまったのだろうか。全8話で構成された本ミニシリーズでは、犯罪者側と捜査側がバランス良くスピード感を持って描かれ、そのストーリー展開は結末を知っていたとしても、1話たりとも目が離せない仕上がりになっている。

二人の俳優がこだわりを持って挑んだ実在の人物描写に注目!

ポール・ベタニーは、実在の爆弾魔テッド・カジンスキーを演じるため、自分も実際に山奥の小屋に籠るという生活を味わってみたそうだ。カジンスキーとは違い、もちろん水道も電気も通っている素敵でシックなキャビンではあるが、インターネットから解放されて静かに過ごしてみたのだという。そこで多くの時間を手にしたというベタニーは、カジンスキーの本棚に置かれていたものと同じ本を読んだ。ラインナップは、まさに「森に住む狂人」を象徴するようなものだったそう。それらは、コンラッドの「密偵」、ドストエフスキーの「罪と罰」、アーサー・ケストラーの「真昼の暗黒」だ。そして、カジンスキーへの理解をさらに深めるために、彼の未発表の自伝にも目を通している。ベタニーはその体験を通し、カジンスキーが世界のどこにも居場所を見出せない疎外感に怒りを感じていた、と分析している。
一方のサム・ワーシントンは、実在の人物を演じる際、自分なりにキャラクターの理解が固まるまではその人物と面会しない方針だという。以前、映画で実在の人物を演じることがあった時、撮影後のワーシントンをその本人がホテルのロビーで待ち構えており、「今日はどうだった? 僕を正しく演じてくれた? 」と質問攻めにしてきたのだそうだ。その経験から学んだ彼は、自分の中にキャラクター像が定まるまで本人と面会しないようにしたのだという。そのため、今回ワーシントンは自分の演じるジム・フィッツジェラルドにはすぐには会わず、「好きな食べ物」、「利き手」、「子供時代について」など、25の質問を列挙したメールを彼宛に送っている。もちろん言葉巧みなフィッツジェラルド本人からは、丁寧な説明文とともに質問への回答が戻されてきたそうだ。このような二人の俳優による、最高の演技を引き出すのための惜しまぬ努力は、全エピソードの演技から滲み出ている。内に静かな暴力性と狂気を湛えたベタニーの繊細な演技と、見えない犯罪者をただひたすら追い求める真っ直ぐなワーシントンの光る演技には目を見張るものがある。

80パーセント以上の事実に基づいて元FBIプロファイラーたちが描き出したクライムドラマ

本作でサム・ワーシントンが演じた、革新的な言語解析をプロファイリング手法に取り入れるきっかけを作った元FBIプロファイラーのジム・フィッツジェラルド。本作がどこまで事実に基づいているかを問われたフィッツジェラルドは、言語解析を担当していたことは全て事実だったと述べた。だが劇中のフィッツは、実際に捜査に当たった何人かの部分的な要素を組み合わせて作り出したキャラクターだったという。総合的に判断すると劇中の80%の出来事が事実として描かれているそうだが、彼の言語への執念が古い体質の捜査スタイルに風穴を開けたことは事実だったようだ。フィッツジェラルドは、今回脚本家兼コンサルティング・プロデューサーとして本作に携わっている。 さらに、もう一人特筆すべき人物が製作陣に加わっている。脚本家としても名を連ねているジム・クレメンテだ。彼はニューヨーク州検事を経て22年間もFBIに勤務していたという異例のキャリアを持つ元プロファイラーだ。FBI時代には、銀行強盗や連続殺人犯の捜査に携わり、10年間ほどBAU(行動分析課)でプロファイラーをしており、ジム・フィッツジェラルドともFBIで同僚だったことがある。ジム・クレメンテは、人気シリーズ「クリミナル・マインド」の脚本家とテクニカルアドバイザーをほぼ全シーズンに渡って務めているほか、「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」や『ブラック・ファイル 野心の代償』などでもテクニカル・アドバイザーとして参加しており、様々な作品において彼の特異な経歴と専門性を発揮している。

ストーリー

優秀なFBIプロファイラーとしてアカデミーを卒業した”フィッツ”ことジム・フィッツジェラルドは、久しぶりに家族との再会を果たし、卒業パーティーを楽しんでいた。しかしその夜、フィッツの自宅をFBI捜査官が訪れ、全米各地で起きている連続爆弾事件、通称ユナボマー事件対策本部への参加を依頼する。ここ6年間は沈黙を続けていたユナボマーだったが、最近再び活動を始めたというのだ。今回新たに送られてきた爆弾は3つ。以前よりも精度が上がり、破壊力も増した爆弾になっているという。さらにこの時、FBI捜査官50人が読んでも解読できなかったというユナボマーからの手紙を、フィッツは一瞬で解読してみせた。一度は断るも、フィッツは迷った挙句に再び家族としばしの別れを告げて、サンフランシスコへと向かうのだった。

フィッツが特別対策本部で求められていることは、何年も停滞しているプロファイリングを完成させること。現状では、低学歴の航空機整備士という犯人像が上がっているが、実際のところは決定的な手がかりはほとんど無く、明らかに捜査は暗礁に乗り上げていた。そこでフィッツはこれまでのプロファイルを全て破棄し、犯人が残した手紙や爆弾物を詳細に解析することで一から犯人のプロファイルを作り直すことを提案。しかし、従来の方法に固執する上層部は、フィッツのアプローチに一切耳を貸そうとしない。あくまでも既存のプロファイルを完成することにこだわり、ただ黙って従うよう命じるのだった。そんな中、ユナボマーは自身の論文を新聞に掲載すれば今後の爆破行為を止めるという交換条件を提示してくるのだった……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジム・"フィッツ"・フィッツジェラルド/Jim 'Fitz' Fitzgerald (声:川本克彦)

優秀な成績でアカデミーを卒業した新米プロファイラー。彼のプロファイリング能力の噂を聞きつけたユナボマー特別対策本部の捜査官にヘッドハンティングされ、プロファイラーとして起用される。革新的な言語解析をプロファイリングに取り入れることを提案するも、頭の硬い上司からはことごとく一蹴されてしまい……。

サム・ワーシントン Sam Worthington

1976年8月2日、英サリー州生まれ。幼い頃にオーストラリアに移住。オーストラリア国立演劇学院で演技を学び、地元での活動を経て、2000年のオーストラリア映画『タップ・ドッグス』で映画デビューを果たす。2004年のオーストラリア映画『15歳のダイアリー』では、オーストラリア映画協会賞主演男優賞を受賞し、ハリウッドのプロデューサーの目に留まる。その後、サイボーグとして感情の葛藤を演じた『ターミネーター4』や、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』でハリウッド大作への道が開けることに。以後、『タイタンの戦い』、『キリング・フィールズ 失踪地帯』、『崖っぷちの男』、『タイタンの逆襲』、『ハクソー・リッジ』など、超大作とインディーズ映画の両方への出演を果たしながら、国際的に注目される俳優の一人となった。

テッド・カジンスキー/Ted Kaczynski (声:根本泰彦)

全米各地の大学や航空会社などをターゲットに16個の爆発物を郵便で送りつけ無差別に攻撃した凶悪爆弾魔。名前が割れるまでは、ターゲットにした大学(University)と航空会社(Airline)、爆弾テロリスト(Bomber)の頭文字を取って名付けられたUNABOMというコード名からユナボマー(UNABOMBER)と呼ばれていた。

ポール・ベタニー Paul Bettany

1971年5月27日、英ロンドン生まれ。演劇一家に生まれる。10代の頃からドラマ・センターで演技を学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「リチャード三世」や「ロミオとジュリエット」でステージに立つ。テレビシリーズ「刑事ウィクリフ」でデビュー。その後、1997年にクライヴ・オーウェン、ジュード・ロウとの共演を果たした『ベント/堕ちた饗宴』で銀幕デビューを飾る。舞台とテレビの両分野で活動を続け、2000年に主演した『ギャングスターナンバー1』での演技でハリウッドに注目される。その後、ヒース・レジャー主演の『ROCK YOU! 』や、妻ジェニファー・コネリーと出会った『ビューティフル・マインド』のほか、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』など数々のヒット作に出演。2008年の『アイアンマン』からは、ジャーヴィス/ビジョン役としてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズに参加している。

スタン・コール/Stan Cole (声:さかき孝輔)

ユナボマー特別対策本部を率いるドン・アッカーマンの部下。何年にも渡って犯人のプロファイルを完成させようとしているが、一向に手がかりが掴めていない。新米プロファイラーとして配属されてきたフィッツからの新しい提案も頑なに退けている。

ジェレミー・ボブ Jeremy Bobb

1981年5月13日、米オハイオ州生まれ。大学で演劇を学んだ後、ニューヨークに移住し演劇の世界に没頭する。その後ケビン・スペイシーとサム・メンデスによる演劇プロジェクト「ブリッジ・プロジェクト」の重要メンバーとなる。以後、CBSの「HOSTAGES ホステージ」、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」、スティーヴン・ソダーバーグの医療ドラマ「The Knick/ザ・ニック」、HBOの「アウトサイダー」などのテレビシリーズに出演する。主な映画出演作に、メリッサ・マッカーシー主演『ザ・キッチン』、モーガン・フリーマンの『ジーサンズ はじめての強盗』などがある。

タビー/Tabby (声:大津愛理)

FBI捜査官でフィッツのパートナー。夜間学校に通いながら行動分析官を目指している。対策本部では波風を立てずに物事を進めたいと思っているが、フィッツの着眼点の鋭さに刺激を受け、彼を全面的にバックアップしてゆく。

ケイシャ・キャッスル=ヒューズ Keisha Castle-Hughes

1990年3月24日、豪生まれ。4歳の時にニュージーランドに移住。ニュージーランド国内の約1万人の少女の中から映画『クジラの島の少女』のヒロインに大抜擢される。同作品では数々の賞に輝き、史上最年少としてアカデミー主演女優賞にノミネートされ大きな話題となる。代表作として『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、岩井俊二監督の『ヴァンパイア』、大人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏」、「FBI: 特別捜査班」などがある。出演最新作は「FBI:Most Wanted(原題)」。

ナタリー/Natalie (声:有賀由樹子)

スタンフォード大学で言語学を教える大学教授。専門分野である言語学の観点から、ユナボマーのマニフェストや手紙の解析のためにフィッツの手助けをする。独り暮らしで犬を二匹飼っている。

リン・コリンズ Lynn Collins

1977年5月16日、米テキサス州生まれ。ジュリアード大学の演劇学校を卒業後、2002年のホラーシリーズ「マシュー・フォックス/心霊探偵 ホーンテッド」の妻役でブレイク。映画では、2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO 200』で演じた、ケイラ・シルバーフォックス役で知名度を上げた。その他の作品は『ジョン・カーター』、『リム・オブ・ザ・ワールド』など。代表的なテレビ作は「トゥルーブラッド」、アマゾンプライムビデオの「BOSCH/ボッシュ」など。

ドン・アッカーマン/Don Ackerman (声:水野龍司)

ユナボマー事件では、司法長官ジャネット・レノとともにFBIのベイエリア部門長としてユナボマー特別対策本部を監督している。定年退職を間近に控えており、ユナボマー事件を解決させるという功績を残してからFBIを去りたいと考えている。

クリス・ノース Chris Noth

1954年11月13日米ウィスコンシン州生まれ。人気ドラマ「LAW & ORDER」でマイク・ローガン役を5シーズン演じ、スピンオフ「LAW & ORDER クリミナル・インテント」でも同役を務めた。大ヒットテレビシリーズ「SEX AND THE CITY」での主人公キャリーの恋人、ミスター・ビッグ役でもよく知られている。その他の出演作に「グッド・ワイフ」、『キャスト・アウェイ』、『グラスハウス』などがある。演技力に定評があり、参加した作品でのゴールデングローブ賞ノミネート、その他数々の賞に輝いている。プライベートではスキューバダイビングが得意。

作品基本情報

原題:MANHUNT: UNABOMBER
データ:シーズン1・2017年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン1・全8話/HD作品
製作総指揮:グレッグ・ヤイタネス、ロス・ジェイコブソン、デイナ・ブルネッティ、アンドリュー・ソドロスキーほか
出演:サム・ワーシントン、ポール・ベタニー、ジェレミー・ボブ、ケイシャ・キャッスル=ヒューズほか
日本語吹き替え:川本克彦、根本泰彦、さかき孝輔、大津愛理、有賀由樹子、水野龍司