メンタリスト

全米視聴率ナンバーワン!
卓抜した観察眼で人の心を読む“メンタリスト”、パトリック・ジェーンの活躍を描く正統派ミステリー

特集

「メンタリスト」声優 郷田ほづみさん、加納千秋さん、江川央生さん、喜山茂雄さん、斉藤佑圭さん 合同インタビュー

(写真左から) 斉藤佑圭さん、江川央生さん、郷田ほづみさん、加納千秋さん、喜山茂雄さん

「メンタリスト」というドラマの魅力とは?

郷田ほづみさん(パトリック・ジェーン役):やっぱり、サイモン・ベイカー演じるパトリック・ジェーンのキャラクターじゃないかと思いますね。

喜山茂雄さん(キンブル・チョウ役):僕はチョウをやらせて頂いていますが、いつも間違った捜査をするんですよね(一同笑)。必ず間違った方向に行くんですけど、それをジェーンに方向修正してもらうというのが、もう癖になってきている。それを結構楽しんでいると思います。

江川央生さん(ウェイン・リグスビー役):リグスビーはもう完全に、ジェーンのことを小バカにしてるんですよね。いつも態度は。「おまえさ~」みたいな(笑)。そんな態度なのに、完全に持ってかれてしまうという。そういうところの、面白さじゃないですかね。

加納千秋さん(テレサ・リズボン役):1話ごとの事件も魅力なんですけど、そうじゃないところで、日常のこの(CBIメンバー)5人のちょっとした会話がすごく面白いです。シーズン6は展開が早くて中々そういうシーンはないですけど、おちゃめな感じというか、5人の関係性も魅力なのかなと。

斉藤佑圭さん(グレース・ヴァンペルト役): 5人のキャラクターがそれぞれ立っているところかなと思います。ジェーンは何を考えているのか分からないふわふわしたキャラクターだったり(そこが可愛いんですけど)、チョウさんは寡黙だったりとか、何ていうかこう、それぞれのキャラクターがかぶっていないんです。それでいてこのCBIという組織がまとまっている。やっぱりこの5人のキャラクター性というのが作品の魅力に繋がっていると思います。

ご自身が演じるキャラクターについての印象や、演じる上で重要視したこと(難しかった点、ご自身なりに工夫した点など)を教えてください。

郷田さん:難しい点はですね、セリフが多いところ。(一同笑)

圧倒的なセリフ量ですよね。

加納さん:(ジェーンが)一番しゃべってますよね。

郷田さん:はい。我々、収録前に準備をするんですけど、非常に時間がかかる(笑)。まあそれは置いといてですね、キャラクターを演じる上では、やっぱりパトリック・ジェーンのあの飄々とした感じ、プラス知的な部分っていうのをどういう風に見せられるかなっていうのを考えてますね。なかなか難しいですけど。

喜山さん:チョウはクールで寡黙なんですが、僕自身はそんなにクールではないんですよ。関西出身ですので、リグスビーにボケられるとつっこみたくなるので、どうしても熱くなって「おい!」ってやりたくなるんですけど、毎回ディレクターに制止されるんです。6シーズンもたってるのに、いまだに「抑えて」と言われるんですよ(一同笑)。演じる上で重要視してるのは、常にクールでいること。それが、一番ですかね。

郷田さん:チョウの最後の捨て台詞みたいのは面白いよね。

斉藤さん:おいしいです。

郷田さん:持ってくよね。

加納さん:持ってかれますね。

(「捨て台詞」含めた)チョウのクールなやりとりのシーンは、毎回ファンも楽しみにしているポイントのひとつだと思います。

郷田さん:一人冷静だったりするからね。

加納さん:(台本の)ト書きに、「チョウさんが笑った」って書いてあることも(笑)。

喜山さん:どうやら、翻訳してる方がチョウのファンらしくて(笑)。色んなチョウの表情が、ト書きに書かれてるんですよ。「この通りに演じなきゃいけないのかな?」ってなります(笑)。そこも楽しいんですけどね。

「メンタリスト」ファンの間でもチョウ人気は高いんですよ。チョウのちょっとした表情の変化やクールな発言などを楽しんで見ているファンもいらっしゃるので、これからも"一言切り"をお願いします。

喜山さん:ははは。ありがとうございます。がんばります。

江川さん:リグスビーはもうほんと天然ボケなんで、狙ってるのか狙ってないのか、ふざけていいのかふざけちゃいけないのか、まじめに言って変なこと言ってるっていうのがあるので、そこら辺の味付けの仕方は色々ありますね。あんまりこっちで仕掛けていっちゃうとその面白味が消えちゃんうんだろうし、何にもしないでやると面白味がないのかもしれないし、っていうその微妙なさじ加減が難しいですね。

加納さん:(リズボンを演じるにあたっては)極力、女性らしい部分を出さないようにしています。仕事の面ではボスだけど素の部分というか仕事を離れたところでは、おちゃめなのがテレサ・リズボンだと思うんです。そこのギャップというか、言われてボケてるみたいな雰囲気は、私もやりすぎないようにしています。本気で言ってるのにおかしいみたいなシーンは演じる時にすごく考えますね。

斉藤さん:今回でシーズン6なのでもう足かけ6年目ぐらいになりますが、ヴァンペルトの役を始めた時私はまだ20代前半だったんですよ。なのでヴァンペルトの大人っぽさというか、大人の女性を演じることにすごく悩んで、迷って迷って迷宮に入っていき、そして今この年齢になってようやくちょっとわかったかな、っていうところがあります。落ち着いた女性というか(ヴァンペルトはあまり落ち着いてはいないんですけど)、大人の女性を演じるのは難しいですね。やりがいがあります。あと、ヴァンペルトは状況説明のセリフや人物紹介の長台詞が多くて、そこはいつも苦労しながら演じています。

「メンタリスト」のアフレコ収録現場の雰囲気はどうですか?

郷田さん:何しろねぇ、時間かかるんですよ。(一同笑)

斉藤さん:郷田さんは1ロールが終わった後に、「よし、今日はいけるな!(早く終わるな!)」っていつも言いますよね。

加納さん:だいたいそれがね、(よる)8時ぐらいになると...。

喜山さん:「よーし、今日はいける気がするぞ」って言って、1ロールのテストが終わった瞬間に「帰りたい」って(笑)

斉藤さん:「ダメかもしれない」って(笑)。

加納さん:「来週やろうか?」とかね(笑)。

郷田さん:僕ゴルフやらないんですけど、ゴルフやる人がね、前の日クラブを磨きながら「なんか明日すごいスコアが出るような気がする」っていうような話を聞いたことあるんだけど、まさにそういう感じで、収録が始まる前は「今日はなんかすごい奇跡が起こって早く終わる気がする。調子いいし」とか思って。でも、いつもダメだね。(一同笑)何だろうなぁ。でも、非常に丁寧にディレクターが録ってくれていて、納得いくまでリテイクを繰り返す、演じる我々がたまに分からなくなったとしても、ちゃんと判断して、視聴者により良く伝わるような形に仕上げてくれますので、時間はかかりますが、いい吹替版になっていると信じてます。

喜山さん:アフレコの収録現場の雰囲気はすごくいいですね。やっぱり郷田さんとか江川さんとか、僕らにとっては大先輩なんですが、このお二方がすごく良い、優しい雰囲気を醸し出してくれるので、「ああ、これは失敗を恐れずにできるな」と。そのせいでやりすぎるんですけどね(笑)。

郷田さん:厳しくすると、自分が失敗できないからね。(一同笑)

喜山さん:そこなんですか(笑)こんな感じでいつも和気あいあい、楽しくさせて頂いています。本当に先輩方には感謝している現場です。

江川さん:本当に雰囲気はすごくいいと思います。毎週(アフレコ収録を)録っているんだけど、収録日が毎週楽しみ。で、そのあとの"アフター"も楽しい。

斉藤さん:アフター(笑)。飲み会が。

江川さん:ゲスト(出演)の方などが割と気軽に来てくれて、楽しんでいってもらえていると思ってますね。

収録日の夜はみなさん、流れで収録後の「夜のアフター」に行かれることもあるんですね

喜山さん:早く終わればの話ですけどね(笑)。

なるほど(笑)。分かりました。

加納さん:これだけ長く続く作品に出演するのは初めてなんですが、本当に和気あいあいとやっています。郷田さんは大先輩なんですけどムードメイカーで、ちょっと弱音を吐いたりもするんです。

郷田さん:俺のセリフが押してリズボンのセリフを食っちゃうんですよね。リズボンがしゃべり始めてるのに僕がしゃべり終わらない。それで、大体リズボンが別録りになる機会が多いんで、本当はムッとしてるんでしょう?

加納さん:してません(笑)。

郷田さん:僕が押してくるから(笑)。

加納さん:やっぱり会話ですから、相手のセリフを聞きながら演じるほうが気持ちも入るので、別録りになると「ああ、一緒にできないんだ」って、思うことはありますけど。

郷田さん:ロールいっぱいリズボン(の収録が)別っていうときあるもんね。(一同笑)

加納さん:あります、あります。まあでも、この(相手に)かぶせるようなセリフっていうのもやっぱりこの番組の醍醐味ですからね。

斉藤さん:私が一番年下で他のみなさんは大先輩なので、まあ、はじめの頃はとちれないなっていう無駄な緊張感はありました。「私のところでとちったらどうしよう?」みたいな。そこまでの芝居の流れを止めてしまうことに恐怖を感じていましたね。でも回を追うごとに、シーズンを追うごとに、「あぁ、預けて大丈夫なんだな」っていう信頼感が生まれてきて、だいぶ楽になりました。

郷田さん:ああ、みんなとちるんだってね(笑)。

斉藤さん:そういうことじゃないです!

喜山さん:でも、いの一番に主人公がとちってくれるからありがたい。

郷田さん:そのために僕は――

喜山さん:そのためだったんですね!?

斉藤さん:なるほど(笑)。

江川さん:考えてくれてるのよ。

斉藤さん:ありがとうございます。

喜山さん:安心してとちれるようにね。

斉藤さん:あと、シーズンの終わりの打ち上げがちょっと変わっていて、みんなで温泉旅行に行ったりとか、郷田さんのお家でバーベキューをしたりとか。

郷田さん:何で来たんだよ。

斉藤さん:ディレクターさんがよし行きましょう!って(笑)

郷田さん:なんでみんなで来るんだよ。

加納さん:みんなで電車に乗って行きましたよ。

江川さん:駅でタクシーに乗ると、「あ、バーベキューやってる家ね」って。

有名なんですね。

江川さん:駅にいるタクシーの運転手さんみんな知ってましたよ。何にも言わなくても郷田さんの家に連れてってくれる。「バーベキューを...」って言うと「あ、あそこね」って。

斉藤さん:可笑しかったです、あれ(笑)。

斉藤さん:「郷田」と言えばあぁ、あそこの家だなっていう(笑)

郷田さん:有名じゃないよ。たまたま先発隊がいたんでしょ。

斉藤さん:そうです、そうです。

加納さん:でも、その情報がちゃんと他の運転手さんにも回っていたんですよね。

お話を聞いているだけで、みなさんすごく和気あいあいとされているのが分かりました。次に、これまでの「メンタリスト」のエピソードの中で、収録現場で起きたハプニングや面白かったこと、難しかったことについて教えてください。

郷田さん:まあ(3.11の)地震だよね。時間的には始まる前だったけどね。

加納さん:収録の日でしたね。

江川さん:あの日は、ミネッリが最後の日だったね。

加納さん:ミネッリが去る日の収録ができなかったんですよね。それでミネッリが「もう嫌だ」って言って退く日(の収録)が飛んじゃって。

喜山さん:現場に辿り着くこともできなかった。

郷田さん:でも収録中にハプニングはないよね。

喜山さん:ないですね。

「メンタリスト シーズン6」の見どころについて、教えてください。

郷田さん:見どころはやはり、何と言ってもレッド・ジョンとの直接対決だと聞いています。まずはそこを、これからテレビでご覧になるみなさんにも楽しみにしていて頂きたいですね。必ずや見所になるはず。

斉藤さん:あとは、ヴァンペルトとリグスビーがシーズン5でヨリを戻しているので、シーズン6ではそこがどうなるかというところですね。

江川さん:意外な展開になりますからね。色々、ご都合よく。(一同笑)

ファンとしてはこの2人が――

斉藤さん:「どうなるのかな?」っていうところはありますよね。

郷田さん:そういう点では、チョウさんもね。色んな彼女がちょいちょい出てきますよね。

喜山さん:ファンの方からも言われたりするんですけど。「もうちょっと人を選べばいいんじゃないか」って。俺に言われても...(笑)。

江川さん:危険な女が好き。

喜山さん:今シーズンの見どころとしても、チョウにまた新しい彼女ができるのか?(笑)できて欲しいな。

郷田さん:リズボンは、またあの金持ちと寝るのか?

斉藤さん:その設定蒸し返します?(笑)

加納さん:出てきますかね?マッシュバーン。てらそま(まさき)さん出てきますかね?

江川さん:弟はどうなってるのか?

加納さん:あれもなんか次ありそうだったのに、全然。

斉藤さん:父との確執みたいなのも。

加納さん:そう。でも今シーズンはパトリックが一直線にレッド・ジョンに向かっているので、それを(リズボンは)すごく心配してる感じ。だけどやっぱり犯罪は許せないっていう仕事の部分とのせめぎあいもあって、微妙な空気が2人の間に流れてる。

シーズン6ではすごくシリアスで、リズボンもジェーンのことを心配していますよね。

郷田さん:お母さんみたいだよね。

加納さん:口を開けば「大丈夫?」って。

郷田さん:母親的愛情だね。

斉藤さん:「見ていられない」って感じなんでしょうね。

「メンタリスト」の日本での人気ぶりを肌で感じることはありますか?

郷田さん:やっぱり、「メンタリスト面白いですよね」って言って頂けるんですよ。「見てますよ。字幕でですけど」って。(一同笑)

斉藤さん:そこは、吹替じゃないんですね(笑)?

郷田さん:字幕かぁ。でも見て下さってるのならいいや、みたいなね。

「メンタリスト」はやはり吹替版が定着していますよ。とても人気です。

江川さん:そうなんですね(笑)。

郷田さん:よかった。

斉藤さん:そうなんですか?わぁ、嬉しいです。

江川さん:緊張がちょっと解けました。どうせ誰も見てないんじゃないかと思っていたので。

喜山さん:みんなどうせ字幕でしょ?っていうね。

加納さん:業界でも結構いらっしゃいますよね。見てるんですって言って下さる方。

そうなんです。業界内での視聴率はすごく高いと思います(笑)。

加納さん:見て下さってる方に、「じゃあ今度ゲストに」って言ったら、「いや、レッド・ジョンが誰か知りたくないからいいんだ」って。(「メンタリスト」の収録には)「呼ばれなくてもいい」って言われました。

皆さんは普段海外ドラマはよくご覧になりますか?お気に入りの海外ドラマ作品は?

喜山さん:ちょくちょく見てますね。今、お勧めなのは「HOMELAND」ですね。

郷田さん:ありがとうございます。

喜山さん:郷田さん出ていらっしゃるので。

加納さん:私もちょっと出てる。

喜山さん:そう加納さんも出てる。

江川さん:僕も1回だけ出てる。

喜山さん:結構みなさん出てらっしゃる(笑)。

郷田さん:あれは面白いよね。

喜山さん:面白いですね。「次どうなるんだ?」って次がすごく気になっちゃうドラマが好きなんで。連続でどんどん見たくなるドラマですね。

郷田さん:僕はね、そんなに色んなのを見る感じじゃないんですけど、今見てるのは、いまさらながら「Glee」(笑)。今シーズン2の途中なんですけど。いいなと思って。

音楽パートも楽しいですよね。

郷田さん:そうですね。楽しいですね。あとは「エクスタント」ですよ。

江川さん:僕は今のやつよりも、ほんとタイムリーに自分で見てたのは「600万ドルの男」とか、昔の「ロックフォードの事件メモ」とか。「600万ドルの男」は何度かDVDボックスを買って見てるんですけど、「ロックフォードの事件メモ」はなかなかDVDにならないから、ぜひスーパー!ドラマTVで放送してほしい。

加納さん:私が最近まとめて見たのは「コペンハーゲン」ですね。「メンタリスト」の(吹替)制作スタッフの方が、その番組を担当されてたので話を聞いてたのと、主演の(ビアギッテ役の)吹替の唐沢潤さんにも聞いていて。もう、「旦那ー!」と思いながら見てました。(主人公のビアギッテが)女性大統領で、女性ゆえの葛藤もあるし、母としても妻としても葛藤がある。それにしてもあの旦那さん、どうにかなんないですかね。

そうなんですよ。ホントに。私もTV画面にツッコミ入れながら見てます。

喜山さん:意気投合しちゃってるじゃないですか(笑)

加納さん:「なんでそこで学生に?」とか思いながら。

浮気するんですよね、旦那が。

加納さん:ちょっとちょっとダメでしょ、それは・・・って思いながら見てます。

斉藤さん:私も最近はあまり見ていないんですが、思い出すのは今度リメイクをやると噂の「フルハウス」ですかね。子供の頃に見て強烈な印象が残っていて。こういうコメディみたいなものも好きなんですけど、やっぱり「メンタリスト」を見ていて、推理モノというか、一話完結でストーリーが進んでいくというドラマも面白いなと思いますね。

ご自身にとって「声優」というお仕事とは?声のお仕事をしていて嬉しかったことは?

郷田さん:やっぱりもともと演じるということをやりたくてこの世界に入っているんで、作品を通じて色んな役をやらせて頂けるのは非常にうれしいですね。

喜山さん:うーん、難しいですね。声優っていう仕事は、本当に特殊な仕事だと思ってるんですよね。顔出しの俳優さんとかが声優の仕事やってる時に「あれ?」って首をかしげることが多分あると思うんです。それって、声優の仕事が実は"匠の仕事"だからかなと。尺に合わせて、セリフを言う、距離感もあるっていうのを声だけで表現しなきゃいけないっていうところが"匠の技"なのかなと思っていて。まだまだ修行中の身ですけど、それが面白かったりもします。

江川さん:僕は、役者の俳優というもっと大きい中のほんの一部の仕事だと僕は思ってるんですよ。その中で、やっぱり声だけの芝居だけにするんじゃなくて、もっと大きいところで芝居って作っていかなきゃいけないし、小っちゃいことにこだわってやってると小っちゃい芝居しかできないと思うんで、もっと俳優として役者としてどういう風にこの芝居を作るかっていうのが一番大事なんじゃないかなと思います。声の仕事の中で一番何が楽しいかっていうと、俳優って見た目のイメージからの仕事しかできないけど、声だけの仕事の時にはでっかい役から小さい役までもっと幅広く表現ができるっていうのが声の世界の面白さだと思いますね。

加納さん:やっぱり出ている作品に対して「良かった」とか「番組のファンです」って言われると嬉しいですし、役について言えば、江川さんもおっしゃってましたけど、性別を超えたり生物も超えたり無機物になったりとか、幅がものすごく広くて面白い。自分が芯を持ってないと変化することもできないし、難しいですけどやっぱり好きだから続けているのかなと思います。

斉藤さん:ファンのみなさんの力ってすごいなって思いますね。私はブログやツイッターといった媒体を持っているので、ファンのみなさんのダイレクトな声が聞けたりするんですけど、本当にみなさんの力ってすごい。今回みたいなイベントを通して直接お会いしたり、直にお話したりする機会があることがすごく嬉しいですね。みなさんが「ああ、そういう風に思ってくれてたんだ」とか、「こういう反応を返してくれるんだ」っていうのを直に感じることができると、この仕事をやっててよかったなって思います。

本日は皆さんありがとうございました!

 

(2015年5月29日)