クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル

型破りなプロファイラー集団の活躍を描いた
全米大ヒットドラマ「クリミナル・マインド」のスピンオフ・シリーズ

クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル

作品概要

型破りなプロファイラー集団の活躍を描いた全米大ヒットドラマ「クリミナル・マインド」のスピンオフ・シリーズ
全米を魅了した特命捜査班と凶悪犯たちとの闘い

◆イントロダクション

本国アメリカでは今秋よりシーズン10が放送予定、日本でも高い人気を誇る大ヒット犯罪捜査ドラマ「クリミナル・マインド」。その人気に応え、2011年2~5月に全米放送されたスピンオフが本作「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」だ。アカデミー賞受賞経験がある大物スター、フォレスト・ウィテカー主演。「クリミナル・マインド」で活躍が描かれたFBIに実在する機関、BAU(Behavioral Analysis Unit/行動分析課)。BAUの別チームで、FBIのフィックラー長官(TV「ザ・ホワイトハウス」のリチャード・シフ)の直属である非公式捜査班が「レッドセル」で、BAU同様、全米各地で起きた連続殺人などの凶悪犯罪に挑んでいく。

「クリミナル・マインド」のBAU以上に「レッドセル」のメンバーは個性的で行動的。FBI長官直属とあって、捜査のスピードを重視し、FBIのルールすら破ることもある。ウィテカー演じるチームリーダーのサム・クーパーは、元BAUの一流プロファイラー。彼の部下たちは、クーパーをサポートする女性の副リーダー・ベス、元受刑者のシムズ、英国特殊部隊の凄腕スナイパーだったミック、タフな女性ジーナと、いずれもプロフェッショナリズムを重視し、もうひとつのBAUと異なるムードの緊迫したチームワークを繰り広げる。そこで「クリミナル・マインド」のBAUチームの貴重な戦力である女性分析官ガルシアが 「レッドセル」に協力し、ユーモアを注ぐのも楽しい。

彼らが挑むのは、アフリカ系の少女に続いて白人少女が誘拐された事件、2週間で3人の男性がブロンド女性に殺された事件、男性が両目をくり抜かれて殺された事件、高層ビルから長距離狙撃で市民が次々と狙われた事件など。FBI長官の命で、時に連続殺人以外の凶悪犯罪も手がけ、事件は「クリミナル・マインド」以上にバラエティに富んでいる。

また、「クリミナル・マインド」と同様、各話の冒頭や終盤に過去の有名な格言を取り上げることも。第2話では日本の村上春樹の「ノルウェイも森」の一部を引用している。企画/製作総指揮は「サード・ウォッチ」「クリミナル・マインド」のエドワード・アレン・バーネロ、「クリミナル・マインド」の脚本家だったクリス・マンディ。

◆作品解説

本家「クリミナル・マインド」と異なる、型破りな捜査が見もの!

本作で活躍する“レッドセル”は、「クリミナル・マインド」と同じFBIのBAUに所属しながら、ホッチナーが率いるチームと異なるチームである上、非公式の存在だ、FBI長官直属のチームであるため、FBIの内部規定を非常事態では順守しなくてもよく、型破りな捜査方法を駆使する。そのおかげで「クリミナル・マインド」ファンも楽しめるムードながら、よりワイルドでスピーディな、斬新な犯罪ドラマに仕上がっている。

アカデミー賞に輝く実力派スター、フォレスト・ウィテカー主演

“レッドセル”を率いるリーダー、クーパー役を演じるフォレスト・ウィテカーは、映画『ラストキング・オブ・スコットランド』で第79回アカデミー賞の主演男優賞に輝いた、現在のハリウッドを代表する実力派。映画スターという印象が強いが、TV「トワイライト・ゾーン」でのホスト役でも強い印象を残し、TV「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」シーズン5・6での巧演が高く評価されるなど、TV界でも注目を大きく注目を集めてきた。本作もそんなウィテカーの力の入った主演ぶりから、まず目を離せない。

ウィテカーと共演したキャストも、今や注目の顔ぶれ

シムズ役のマイケル・ケリーは、ケヴィン・スペイシー主演「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でダグラス・スタンパー役を好演し、またも注目を集めている。また、ミック・ローソン役のマット・ライアンは、2014年1月に全米放送が始まった、以前も映画化されたアメコミ原作のドラマ「コンスタンティン(原題)」で主人公を演じ、要注目だ。

ゲストスターの強力な顔ぶれも本作を援護射撃!

アカデミー賞ウィナーのウィテカー主演作とあって、本作には全米で活躍する映画・TVのスターが多数ゲスト出演している。TV「ファミリー・タイズ」でマロリー役を演じたジャスティン・ベイトマン(第3話)、TV「V」(オリジナル版およびリメイク版)のマーク・シンガー(第3話)、TV「フェリシティの青春」のアマンダ・フォアマン(第6話)、TV「ホミサイド/殺人捜査課」「ブレイキング・バッド」「レボリューション」のジャンカルロ・エスポジート(第10話)など、映画・TVファンには充実の顔ぶれだ。

クーパーたちのチームの名前、“レッドセル”の意味は?

本作でクーパーが率いるチームの名前“レッドセル”の意味は、直訳すると(血液中の物質である)“赤血球”だが、“過激な小人数の精鋭”という意味もある。「クリミナル・マインド」のBAUに対抗する新勢力ならではの期待も、そこには込められている。

全米各地を舞台にしたスケールの大きさは「クリミナル・マインド」譲りの見どころ!

全米各地の警察とBAUが連携する「クリミナル・マインド」と同様、本作の「レッドセル」も全米各地に飛んでいく。オハイオ州クリーブランド(第1話)、オハイオ州シンシナティ(第2話)、アリゾナ州(第3話)、イリノイ州シカゴ(第4話)、バージニア州フレデリックスバーグ(第5話)、ネブラスカ州オマハ(第6話)、インディアナ州インディアナポリス(第7話)など、いずれの事件もそれぞれの土地ならではで、個性になっている。

作品基本情報

原題 クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル
CRIMINAL MINDS: SUSPECT BEHAVIOR
データ 2011年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/全13話/HD作品
製作総指揮 マーク・ゴードン、エドワード・アレン・バーネロ
出演 フォレスト・ウィテカー
ジャニーン・ガラファロ
マイケル・ケリー
ボー・ギャレット
マット・ライアン
カーステン・ヴァングスネス
あらすじ
    2011年 第1話~第13話 全13話

© ABC Studios