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スパドラ!最新USレポート Vol.564:「MACGYVER/マクガイバー」のジョージ・イーズ、新シリーズが始まる前のプレッシャーについて語る

October 18, 2017

MacGyver_yr1_us250_1018.jpg1980年代に一世を風靡したドラマシリーズ「冒険野郎マクガイバー」のリメイク版「MACGYVER/マクガイバー」に、マクガイバーの良き相棒ジャック役で出演中のジョージ・イーズが、TVのインタビューに答えている。

大ヒットシリーズ「CSI:科学捜査班」でおなじみ、TVではベテランの風格も漂うジョージだが、意外にも新シリーズが始まる前にはかなりのプレッシャーを感じるという。

「どんなTVシリーズでも最初のシーズン、特に放送前は、もう何をしていいか分からなくなる。たくさんの人が、ああすればいい、こうすればいいと言ってくる。このアイコン的な番組、そして僕の大好きな番組をリメイクするにあたり、どれだけ時間をかけたか知っていたから、本当にプレッシャーだったよ」

そして放送が始まって、やっと自分のキャラクターが見えてくるようになるとか。

「第三者の目からどう思われているのか分かるからね。僕は以前、自分の番組をほとんど見ることは無かったんだけど、今は違う。しっかり見直して、勉強して、このジャックというキャラクターがどのように成長するのか見守っているんだ」

「CSI:科学捜査班」の頃は、どちらかと言えばお気楽なアメリカン・ガイの印象だったが、ジョージ自身もかなり成長したようだ。

「3歳になる娘が生まれてから、男として考え方が変わったね。残念なことに、僕は娘と離れて撮影に臨んでいる。この役のために集中しなればならないから、離れているのは番組にとって良いことなのかもしれない。娘のことを考えると、ドラマを真剣に演じられる。ルーカスのことを考えると、コメディを陽気に演じられる」

話のオチで犠牲になったのは、マクガイバー役のルーカス・ティル。米では今秋からシーズン2がスタート、2人の兄弟のような仲の良さは新シーズンも健在なのだ。

「ルーカスはとっても良い奴なんだ。僕らはとにかく自分にプレッシャーをかけて、(シーズン1と)同じことはやらない、できる限り向上したいと考えている」

主役を演じるのはルーカスだが、番組にとって精神的支柱となるのはジョージ。2人の共闘はシーズンを重ねるごとに熱くなってゆくようだ。


<「chicago.cbslocal.com」 9月29日付け>