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「GRIMM／グリム」でヘクセンビースト（魔女型ヴェッセン）のアダリンドを演じているクレア・コフィー。2015年5月に第一子となる男児を出産している。シーズン３では、アダリンドとして女児（ダイアナ）の母親となったが、ダイアナの出産シーンを演じたのは、実生活で出産を経験する前だった。

米国ではシーズン５を放送中。クレアは「今シーズンは、母親役を演じるのに準備万全だと思うわ。だって、私自身が母親になったんだもの。今となっては、ダイアナの出産シーンを後悔してるの。実際に経験したから、今ならもっと上手くやれるのに…と思ってる」

当時、想像で演じた出産シーンに反省しきりの母親クレアだが、それ以外、「GRIMM／グリム」での撮影は至って快調だ。

「幸運にも、私は息子を現場に連れ来ているのよ。撮影の合間には、授乳したり、一緒に遊んだりしてるわ。素晴らしいでしょう。彼は現場のマスコットみたいなの」

「GRIMM／グリム」がスタートした2011年以降、結婚・出産と人生の転機を迎えてきたクレア。アドリンドとしても、シーズンを重ねるごとにその存在感は増している。

「いつも（アドリンドが）殺されちゃうんじゃないかしらって心配してるから、一話でも多く出演できることに感謝している。『GRIMM／グリム』以前にも、私は数えきれないほどゲストとしてドラマに出演したし、大きな役ももらった。レギュラーの役をもらったこともあるのよ、実際には放送されなかったけれどね。だから『GRIMM／グリム』に出演できて本当にラッキーだと思う。ファンの人たちからも、こんなに長く悪役として愛されるなんて！」

憎らしいけど、憎めないヘクセンビースト、アダリンドの活躍はまだまだ続きそうだ。

＜「shockya.com」　11月01日付け記事より＞