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スパドラ!最新USレポート Vol.291:愛されたレナード・ニモイさん 「宇宙大作戦/スタートレック」元共演者らが追悼のコメントを発表

March 3, 2015

2月27日(米時間)、肺疾患により、ロサンゼルスの自宅で死去したレナード・ニモイさん(享年83歳)の死を悼み、「宇宙大作戦/スタートレック」元共演者を始め、多くのスターや著名人がツイッターやインスタグラムなどインターネット上で悲しみのコメントを発表している。

「宇宙大作戦/スタートレック」のスポックが、はまり役となったレナードさん。TVシリーズから映画まで数多くの「スタートレック」作品で共演したカーク艦長役のウィリアム・シャトナーは、「彼のことを兄弟のように敬愛していた。僕らはきっと彼のユーモア、才能、そして人を愛する心を懐かしく思い出すことだろう」と追悼。

同じく「宇宙大作戦/スタートレック」に出演、レナードさんと長年共演した、スールー(ミスター・カトー)役のジョージ・タケイは、「今日、世界は偉大な人間を失い、僕は偉大な友人を失った。僕らは君を星に戻してあげることにしたよ、レナード。君は僕らに教えてくれた、“長寿と繁栄を”と。君はその通りに生きていたよな。あれもこれも、君がいないと寂しくなるよ」とコメントしている。

2009年公開の劇場版『スター・トレック』以降、若き日のスポックを演じている、ザッカリー・クイントもレナードの死に、「心が打ちひしがれてしまったよ。友よ、僕は君を心から愛していた。毎日君を思い出すことだろう。天使たちの歌声に誘われて、安息の地に入られんことを」と愛情深くコメントしている。

ザッカリー出演の劇場版『スター・トレック』2作品を監督した、J・J・エイブラムスは手書きのカードで感動的な追悼の言葉を綴った。「親愛なるレオナルド。君はなんてヤツだったろう。なんて人生を生きたんだい。楽しくって、気が利いて、心が優しくって、愛らしくって、そして才能あふれるのが、君ってヤツだ。君は顔を合わすたび、僕らにいろんなことを教えてくれた。君を一生忘れない、そしていつまでも愛してるよ」

またレナードさんにゆかりのあった番組の一つ、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」もツイッターを発表。同番組では、主役キャラクターのシェルドンがスポックの大ファンという設定で、レナードさんも声の出演を果たしたことがあった。「さあ、みなさん、伝説の男レナード・ニモイに挨拶しましょう」と、シェルドンの“長寿と繁栄を”ポーズと合わせて追悼している。

オバマ大統領もホワイトハウスから公式の声明文を発表。「2007年にレナードさんとお会いする機会がありました。ヴァルカン式の“長寿と繁栄を”ポーズでご挨拶したのはごく当たり前のことに思えました」(抜粋)と、故人との思い出を記している。

 

<「variety.com」 2月27日>