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スパドラ!最新USレポート Vol.249:米有名エンタメサイトがお墨付き 「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のシーズン2が凄い

October 1, 2014

RAY-keyartz111i_us250_1001.jpgシーズン1が素晴らしい出来だったとしても、その後のシーズンで下降していくTVシリーズは少なくない。一方で、シーズンを重ねるうち、設定が落ち着いてストーリーに磨きがかかる優れたシリーズも存在する。米有名エンタメサイトの「ザ・ラップ」は、シーズン2から一層おもしろくなったTVシリーズを紹介。中でも「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」を大絶賛している。

米ではシーズン2が終了したばかりの「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」。教会の性的虐待事件がフューチャーされたシーズン2は、前のシーズンと比べ、現実味が増して格段に良くなったと高評価。主人公の父親役を演じている、ジョン・ヴォイトについては「来年のエミー賞も(今年に続き)ノミネート間違いなし。受賞する可能性も十分」と鬼気迫る演技をベタ誉めだ。

「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」シーズン2を絶賛しているのは、評論家だけではない。視聴者数もシーズン2に入って、うなぎ上りなのだ。実はシーズン2初回の視聴者数は、シーズン1の初回を9%もダウンして、関係者を心配させた。しかし回を追うごとに、評判が評判を呼び、人気は再上昇。9月28日のシーズン最終回では視聴者数200万人を集め、シーズン1最終回(141万人)と比べ、40%も数字をアップさせたのだ。

放送する、有料チャンネル Showtime は、すでにシーズン3の製作を発表。「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」は、「デクスター ~警察官は殺人鬼」「HOMELAND」に続く、同チャンネルを代表する人気ドラマシリーズに成長したといえそうだ。


<「thewrap.com」 9月23日記事より>