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スパドラ!最新USレポート Vol.211:ソフィア・ブッシュ 「One Tree Hill」で過ごした9シーズン、最後は「涙が止まらなかった」と思い出語る

May 28, 2014

oth_yr8_#153(8-1)_us250_0528.JPEGハリウッドの若手女優の中でも、熱心な社会活動家として知られる、ソフィア・ブッシュが、米ニュースサイト、Buzzfeedのインタビューに答え、自身をスターに押し上げた「One Tree Hill」の思い出を語っている。

「『One Tree Hill』がロサンゼルスで撮影されていたら、私の人生は全然違っていたと思うわ」。ロサンゼルス近郊で生まれ、高校在学中から芸能活動を始めていたソフィアにとって、「One Tree Hill」のブルック役にキャストされたことは、嬉しくもあり、チャレンジでもあり、そして寂しいことでもあった。ロサンゼルスから遠く離れたノースカロライナでの撮影に、「自宅でゴロゴロしたり、幼なじみのベッドに転がり込んでアイスクリームを食べたりするような生活にお別れしなくちゃいけなかった」と、ソフィアはホームシックの日々を振り返る。

番組がスタートしてから 11年の年月が流れた今。「私は“もしあの時、ああじゃなかったら”なんて考える人間じゃないわ。考えたって仕方ないじゃない。現実に『One Tree Hill』はノースカロライナで撮影された。それは素敵なことだったけれど、時に残酷で、耐えられないほどツラいと思ったこともあった。だけど私はいつも上を向いていたわ。だってこの仕事が好きなんだもの」

もちろん、ソフィアの言う“ツラい”こととは、わずか5か月で終焉した共演者チャド・マイケル・マーレイとの結婚。ソフィアにとって「One Tree Hill」最大の危機を乗り越え、チャドが降板してからも、主役として「One Tree Hill」をけん引した。

そして最終シーズンとなるシーズン9。「(9年間で)キャストやスタッフの間には、29人の赤ちゃんが生まれたのよ。私も子どもたちが成長するのを見てきたし、結婚する人も、離婚を経験する人も、親の最期を看取る人も見てきた。現場には皆の人生が詰まっていたのよ。だから、私は最後の2エピソードを撮影する頃にはもう悲しくてたまらなかった。涙が止まらなかったの」

さまざまな人生の浮き沈みを身を持って体験し、そして見守ってきた「One Tree Hill」時代。そうした経験が生きているのだろうか、Buzzfeedは、「他の女優たちが、パパラッチから酒やドラッグ、セックステープがバレないようにヒヤヒヤしている一方で、ソフィアは社会活動に力を注いできた」と、他の女優とは一線を画す生き方にエールを送っている。

<USサイト「buzzfeed.com」 5月21日記事より>