ミニシリーズ「ザ・サーペント」でシリアルキラー、シャルル・ソブラジ(タハール・ラヒム)の恋人マリー・アンドレ・ルクレール役を演じた、英女優ジェナ・コールマン。
英TV超ロングランのSFシリーズ「ドクター・フー」でクララ・オズワルド役、歴史ドラマシリーズ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」では主役のヴィクトリア女王を演じ、英トップ女優の一人に上り詰めた。
売れっ子のジェナ、プライベートでのモテっぷりもハンパではない。
初めての恋愛ゴシップは、英のソープオペラ「Emmerdale(原題)」で共演していたカール・デイヴィースとの交際。カールの一目ぼれで始まった若き2人の関係は、ジェナが次のステップへと上がる2009年頃、終了したとされている。
続くロマンスのお相手は、英のイケメン俳優、リチャード・マッデン。リチャードが「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役を演じ、ブレイクし始めた頃から交際がスタート。当時は俳優仲間として格下だったジェナだが、「ドクター・フー」の大役をつかみ、一躍スターの仲間入りを果たした。スター同士の多忙からか破局に至ったものの、今も良き友人として旅行に出かける仲なのだという。
リチャードと別れてから、一時期ゴシップをにぎわせたのが、ヘンリー王子とのいちゃいちゃ。王子が参加したポロ競技のアフターパーティーで仲の良い姿が盗撮された。ジェナは、王子について「友人の一人」と交際は否定した。
ロイヤルファミリーと遊び仲間になるほど、一流スターとなったジェナ。2016年からは「女王ヴィクトリア 愛に生きる」に出演、タイトルロールの英女王を演じた。ヴィトリア女王の夫アルバートを演じたトム・ヒューズと役そのままに恋に落ち、公私を支え合うも、同シリーズ終了してまもなくロマンスも終わりを告げた。
その後、「ザ・サーペント」など話題作への出演が続いたジェナも、ついに恋多き女優の肩書に終止符を打つ時が来た。ネットフリックスの人気シリーズ「サンドマン」で出会ったジェイミー・チャイルズ監督との間に赤ちゃんを授かり、一児の母となったのだ。
ロマンスを経るたび、女優として美しさを増したジェナ。今度は母親となり、人間としての貫禄が出てきた。38歳の人気者は、これからが女優の旬だ。
<「hellomagazine.com」 2024年6月20日>