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海外ドラマ最新レポート Vol.240 本当は優しい?! 「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のリーヴ・シュレイバー 愛犬の死と新入りの登場を報告 

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レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」で、主役の凄腕フィクサー“レイ”を演じるリーヴ・シュレイバー。マフィア顔負けの迫力ある演技もシーズンを重ねるごとに凄味を増し、大柄な体つき、ややコワモテの顔つきから、ちょっぴり怖い人? とのイメージさえ付いていそうなリーヴだが、プライベートは犬を愛する優しい人のようだ。
 
愛犬家のリーブは、6月末、自身のインスタグラムで悲しいお知らせを告げた。「少しばかり身を隠していたよ、ようやく今、気持ちを立て直しているところだ」
そこには愛犬ウッディの死に落胆し、ペットロスに陥っていたというリーヴの長文の投稿があった。
 
「今、世界中で起こっている、どんなことよりも僕を悲しませたのは、3週間前にウッディが交通事故に遭い、命を落としてしまったことだ。その事故は比較的、一瞬の出来事でウッディはほとんど苦しむことなく天に召された。僕たち家族も同じ(ほとんど苦しまなかった)と言えれば良かったんだけどね。彼(ウッディ)は素晴らしい友であり、師であり、仲間だった。彼の存在無しには僕は自分の人生を立て直すことができなかったろう」
 
ウッディは、2017年にテキサス州で発生したハリケーン・ハービーの被害に遭った迷い犬。その後、動物保護団体の仲介により、リーブがアダプト(保護)したのだ。この時、リーヴは姉妹犬のウィローも一緒に引き取っている。
 
リーブはその前年、長年の事実婚パートナーであった女優のナオミ・ワッツと破局したばかり。二人の息子とも離れて暮らすことになり、精神的に辛い時期を過ごしていた。その癒しとなったのがウッディとウィロー。ある意味、長年住み慣れた我が家を離れた人間と犬同士が、共に励まし合い再スタートを切ったとも言える。少なくともリーヴには、そのように感じられたのだろう。
 
悲しみの投稿からしばらくして、リーヴはインスタに新しい動画を加えた。「新入りだよ。彼の名前はスカウト」
リーヴが運転する車なのか、その車窓から外を眺める一匹の犬。ウィローでも、もちろんウッディでもない。リーヴが再び動物保護団体からアダプトした犬、スカウトだ。
 
新入り犬を迎えたのは、突然いなくなった兄弟犬を恋しがるウィローを癒したかったのだろう。そして今のリーヴには一匹の犬に対するだけでは有り余るほどの大きな愛の所在を自覚しているのだ、おそらく。
 
インスタにつづった言葉は短い。リーブとスカウトのストーリーはこれから積み上げられてゆく。
 
 
<「people.com」 7月1日>