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海外ドラマ最新レポート Vol.191 「ママさん刑事ローラ・ダイヤモンド」のジョシュ・ルーカス 一人息子の教育のためインドネシアに一時移住

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日本でも子女を海外の学校に留学させるケースが増えているというが、さすがハリウッド・セレブはその最先端をゆく。「ママさん刑事ローラ・ダイヤモンド」のジョシュ・ルーカスは、一人息子のインドネシア・バリ留学に付き添い、なんと自身もインドネシアに一時移住していることをTVのトーク番組で明らかにしたのだ。

 
ジョシュの一人息子、7歳のノア・レヴ君が在籍するのは、グリーン・スクールのインドネシア・バリ校。
 
グリーン・スクールとは自然に恵まれた環境の中、生徒たちが仲間意識を育みながら同時に独立精神を養う目的の元、2008年に設立された学校。アフリカ、ニュージーランドなどにも分校があり、主宰のハーディ夫妻は米政治家アル・ゴア氏が提唱した地球温暖化防止に影響を受けているという。同校のウェブサイトを見る限り、欧米からの生徒が大多数のようだ。
 
ジョシュ自身も同校が掲げるエコロジー思想に惚れ込んでいる。「グリーン・スクールの教育方針は、次世代の環境リーダーを育てること。僕らは皆、どうしたら地球に貢献できるか考えるべきだと思っている。そこで僕にできるベストな選択は、息子にこの素晴らしい教育を受けさせることだった」
 
かくして、ジョシュはノア・レヴ君を同校に入学させた。学校のコミュニティは整っているものの、まだノア・レヴ君は7歳。まだまだ親離れのできない年齢でもある。そこで優しい父親ジョシュが選んだのが、インドネシアへの一時移住だったのだ。
 
「地球の反対側から、(ハリウッドの)イカレた様子を眺めるのも楽しいもんだよ」とジョシュはニヤリ。
 
とはいえジョシュの職場は、その地球の反対側にある。一旦撮影に入ってしまえば、インドネシアからの通勤はほぼ不可能、その上、ジョシュはシングル・ファーザーなのだ。
 
だから、離婚した今もジョシュの良き相棒は元妻でノア・レヴ君の母親ジェシカ・キエンツィン・ヘンリケスさん。2014年の離婚後も二人はノア・レヴ君を共同親権で育てることに決めた。夫婦ではなくなったが、お互い親として子育てを一緒に行うことにしたのだ。
 
以前のインタビューでジョシュは子育てについてこう語っている。「(元妻と)一緒に子育てして、息子に愛情を注ごうと決めたんだ。僕らの生活はきっと変わってゆくと思うけれど、出来る限り息子の生活を安定させるため努力するつもりだよ」
 
ジョシュとヘンリケスさんは、バードネット・ペアレンティングを実践中。直訳すれば“鳥の巣子育て法”だ。共同親権の場合、それぞれの親の家を子供が行き来するのが一般的だが、バードネット・ペレンティングで行き来するのは親。子供は一つの家に留まったまま、普段通りの生活を行う。
 
「子供に離婚の責任は無いからね。それなのに離婚すると、それぞれの親が同じくらい平等に子供と一緒に過ごすなんてことは滅多にない。僕らは完全に子育てを半々にしたかった。(バードネット・ペアレンティングの)おかげで僕も息子との時間を存分に楽しめている」
 
TVに加え、2020年はケイティ・ホームズ共演の『The Secret: Dare to Dream』など2本の映画が公開待機と仕事も絶好調のジョシュ。一人息子への深い愛が仕事への情熱も駆り立てている。
 
 
<「people.com」  11月6日>