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海外ドラマ最新レポート Vol.59 「GRIMM/グリム」スピンオフ企画が進行中 今度は女性"グリム"が新主役で魔物を退治!?

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米NBCで2011年から6シーズンに渡り放送された、ダークファンタジー・ドラマ「GRIMM/グリム」のスピンオフシリーズが企画進行中であることが分かった。
 
米の複数メディアが伝えたもので、オリジナル版同様、ユニバーサルTV、ショーン・ヘイズ(「ふたりは友達? ウィル&グレイス」)の製作プロダクション、ヘイジー・ミルズの共同製作。
 
タイトル未定のスピンオフシリーズは、グリム童話をモチーフとしたオリジナル版を踏まえ、おなじみの人気キャラクター、新キャラクターが登場、新たなミステリーに挑むという。現時点では、新旧キャラクターともに、具体的な俳優の名前は上がっていないものの、新主役は“グリム”出自の女性キャラクターになる見込み。
 
脚本には新しくメリッサ・グレンの参加が決定した。グレンは、「Marvel アイアン・フィスト」「フォーリング スカイズ」「レボリューション」など、SFやアクション物を得意としており、女性脚本家ならではの視点を加えた新しい女性“グリム”が魔物を退治するストーリーとなりそうだ。
 
また、オリジナル版の主役ニック・ブルクハルト刑事を演じたデヴィッド・ジュントーリは、今シーズンより米ABCの新ドラマ「A Million Little Things(原題)」に出演中、相棒刑事役のラッセル・ホーンズビーは、来年より米FOXで放送の新ドラマ「Proven Innocent(原題)」に出演が決まっている。個性派ぞろいの脇役も含め、どのおなじみキャラクターがスピンオフシリーズに再登場するのかも楽しみだ。
 
オリジナル版「GRIMM/グリム」は、ダークホース的な位置からスタートしたドラマシリーズでありながら、6シーズン継続し、金曜夜の人気番組として存在感を示していた。根強いファン層に加え、番組自体の権利をNBC持つこと、さらに海外市場での人気が非常に高いことからスピンオフシリーズの製作が前向きに検討されたようだ。
 
 
<「deadline.com」 10月16日>