空飛ぶ救命医師――《RFDS―Royal Flying Doctor Service》の華麗なる活躍！過酷な土地での緊急救助に、航空機で駆け付けろ!
広大な自然を舞台に繰り広げる、本国オーストラリアで大ヒットの新たなる医療ドラマ、スーパー！ドラマＴＶで独占日本初放送!!
2021年に放送された本作は、オーストラリアの広大な土地を舞台に、航空機で救命医療にあたる医師たちの活躍を描いた医療ドラマ。同国ならではのドラマとあって国内でたちまち話題となり、シーズン3まで制作・放送されるほどの人気作となった。RFDS(Royal Flying Doctor Service)＝ロイヤル・フライング・ドクター・サービス(航空救命医療チーム)とは、広大なオーストラリアにおいて、医療が充実していない僻地をメインの対象とし、小型航空機で救命活動を行う実在の緊急医療制度のこと。撮影時には、同団体の関係者たちがスタッフやキャストと共にロケ地へ赴き、台本のチェックや航空機の操縦指導、医療に関するアドバイスを入念に行ったという。いわばオーストラリアの医療業界を挙げての本格的なプロジェクトとなった本作は、リアルさを徹底的に追求した迫力の医療シーンとともに、空を駆ける救命医療という壮大なスケールが味わえる、まったく新しい医療ドラマとなっている。
2021年8月にオーストラリアのChannel 7で放送された本作は、同年のドラマとしては最も大規模な作品として視聴者の期待を集めた。全8話のシーズン1は、国内で100万人以上の視聴者を獲得し、同時間帯視聴率1位にも輝いた。24年には、オーストラリアの最も権威あるTVアワードであるロジー賞(Logie Awards of 2024)において、最優秀ドラマ賞を獲得している。その人気ぶりは海外にも波及し、アメリカではPBS、イギリスではChannel 4など、欧米・中東・アフリカに至るまで世界中の大手放送局でもリリースされている。各国での高評価を裏付けるように、世界的な映画・TVデータベースサイトであるIMDB(Internet Movie Database)では、8.0ポイントのハイスコアを記録(2025年5月時点)。シーズン3まで継続され、オーストラリアを代表するドラマと呼べるほどに成長した大ヒットシリーズが、いよいよ満を持して日本に上陸!!
オーストラリア南部のニューサウスウェールズ州に位置するブロークン・ヒルを拠点とし、日々救急要請を受けては各地へと飛ぶRFDSのメンバーたち。“オーストラリア”と聞くと誰もが想像するとおり、市街地を少し離れれば、エミューやカンガルーなどの野生動物と遭遇することも珍しくない。最先端の医療＆航空体制と豊かな自然が共存する環境だからこそ、予期せぬハプニングに息をのみ、思わぬ絶景に出会えるのも本作の特色。会話の中にもウィットに富んだオーストラリアらしさが盛り込まれ、欧米作品ともひと味違う魅力が満載。航空機で救助にあたるという特性上、専門的な航空用語も数多く飛び交い、航空機ファンにも刺激的な満足感を与える作品となっている。広大な大地を舞台にハラハラドキドキしながら、人間味あふれる医療従事者と患者たちのドラマから目が離せない!!
本作の製作会社であるEndemol Shine Australia(以下ESA)は、オーストラリアで人気の番組を数多く手掛けており、国際エミー賞をはじめとする世界中のTVアワードでも数々の受賞を果たしている世界的な企業。ドラマシリーズの代表作としては、NCISシリーズのスピンオフ最新作である「NCIS: シドニー」(2023年～)がある。実在のRFDSチームの協力も仰ぎながら、盤石のスタッフ陣でハイクオリティな映像を仕上げている。またキャスト陣も、「冤罪～弁護士エマの挑戦～」(2017年)のエマ・ハミルトンや、「The Newsreader」(2021年～)のスティーヴン・ピーコックなど、オーストラリア出身の有名俳優がズラリ。各キャラクターの仕事面のみならず、それぞれが抱えた家庭問題や恋愛事情など私生活のドラマ性も情感豊かに演じている。共に喜び、悲しみ、悩むキャラクターたちの様子に、共感し涙すること間違いなし!!
ロンドン在住の医師イライザは、夫のエドと離れ心機一転、息子のヘンリーとオーストラリアへ移住。ニューサウスウェールズ州のブロークン・ヒルに基地を置くRFDSに指導医として赴任した。慣れない環境に四苦八苦し始めた矢先、スタッフの家族が交通事故に巻き込まれ、イライザは困難な対応を迫られる……。看護師のピートはめいのテイラーとの生活をスタートするが、どう接するべきか思い悩む日々。医師のウェインは、スキルアップと家族と恋愛の間で揺れ動く。さまざまな人間模様が渦巻いても、任務となれば全員の目的は同じ――1人でも多くの命を救うこと。それぞれの思いを乗せ、今日も“フライングドクター”はオーストラリアの大地を飛び回る。
英国ロンドンから息子ヘンリーと共に豪州ブロークン・ヒルに移住し、RFDSの基地に指導医として着任した。信頼していた夫の裏切りに傷心し、新天地で再出発しようとしている。かつてドクターヘリに乗っていたが、広大な乾燥地帯アウトバックで航空機を用いて医療を提供するRFDSは勝手が違い戸惑う。看護師のピートとの距離感がはっきりせず、心が揺れている。
1984年、オーストラリアのメルボルン生まれ。イギリスの王立演劇学校 （RADA）を卒業。TVドラマ「THE TUDORS～背徳の王冠～」(2007～2010年)、「冤罪～弁護士エマの挑戦～」(2017年)、「Ms Fisher's Modern Murder Mysteries(原題)」(2019～2021年)などで存在感を見せる一方、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台にも出演。歴史劇から現代劇まで幅広いジャンルで活躍している。
RFDSの看護師。真面目で献身的だが、ジョークや軽口で場を和ませることも多い。新任のイライザに適性があるかどうか当初は疑わしく思うが、徐々に実力を認めるようになる。思いがけない事態が発生して、めいのテイラーと暮らすことになるが、どう向き合えばいいか思い悩む。
1981年、オーストラリアのダボ生まれ。88年から続くオーストラリアの長寿ドラマ「Home and Away(原題)」に2011年から出演し始め、その名を広く知られるようになる。その後、「ウォンテッド！ ローラ＆チェルシー」(2016～2018年)や「The Newsreader」(2021年～)などにレギュラー出演。『ヘラクレス』(2014年)、『世界一キライなあなたに』(2016年)などの映画でも好演を見せる。
RFDSの医師。指導医に採用されず、イライザに対して複雑な思いを抱く。頑固と評されることもあるが博識で、仲間から信頼されている。パイロットのミラと親密な関係にあるが、恋人や夫婦といった明確な関係になることを避けている。息子のダレンとはやや距離がある。
1979年、オーストラリアのダーウィン生まれ。ティウィ諸島にルーツを持ち、先住民族の血を引いている。2013年に舞台「ライオンキング」のムファサ役で俳優デビューした後、2016年の2つのTVシリーズ「クレバーマン 選ばれし者の戦い」「リリーが一番！～恋も仕事も全力ガール～」でロギー賞の最優秀新人賞に輝く。また、2024年度のロギー賞では本作、そして「トータル・コントロール」(2019～2024年)で最優秀主演男優にノミネートされた。
RFDS基地の責任者として全体の運営を担う。医師、看護師、パイロット、整備士など多くの職種が連携するチームの中で、現場の調整役となり、縁の下の力持ちとしてチームを支えている。イライザと同じ経験をしたことがあり、話し相手になることを申し出る。
1971年、オーストラリアのシドニー生まれ。7歳の頃からテレビ界で活動し、映画『マッドマックス／サンダードーム』(1985年)、『IN HER SKIN／イン・ハー・スキン』(2009年)やTVドラマ「Home and Away(原題)」(1988年～)、「Tangle(原題)」(2009～2012年)など数多くの作品に出演。1999年からは子ども向けのテレビ番組「Play School(原題)」で司会を務めるなど、多岐にわたる分野で活躍している。
原題：RFDS: Royal Flying Doctor Service
データ：今回シーズン1・2021年／オーストラリア／字幕／60分／今回シーズン1全8話／HD作品
製作総指揮：マーク･フェネシー、カール・フェネシー、ジュリー･マゴーラン
出演：エマ・ハミルトン、スティーヴン・ピーコック、ロブ・コリンズ、ジャスティン・クラーク
