宇宙大作戦/スタートレックシーズン2

10/24(水)7:00スタート!
【二カ国語版】毎週月曜~金曜7:00ほか

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作品概要

スタートレックシリーズの原点にしてSFTVシリーズの金字塔である第1作「宇宙大作戦」、新レギュラーが加わるシーズン2を、特撮シーンをCGに置き換えたHD版で放送!

イントロダクション

米NBCネットワークで1966年9月8日より放送され、そのSFマインドと魅力的なキャラクターで人気を博し、現在まで続くスタートレック・シリーズの原点となった名作ドラマ。スタートレック世界の創造者にして製作総指揮のジーン・ロッデンベリーによるアイディアに満ちたストーリー、深みのある人物描写、そして希望的な未来観は今までのSFもののイメージを一新させ、劇場版や続編TVシリーズなどその作品世界を大きく広げたのみならず、その後のTVドラマ全体に計り知れない影響を与えた。レギュラーに東洋人・黒人を配したことは当時のアメリカとしては画期的なことであり、独創的な宇宙船のデザインやそれを支えた特撮技術も見逃せない魅力の一つだ。また「ワープ」や「転送」といった用語もこの番組で広く定着した。

本作は1969年に全3シーズンで終了した後もその熱狂的な人気はとどまるところを知らず、1979年の第1作目から現在までに13作製作された劇場版をはじめ、TVシリーズでも次々と続編が作られた。アニメ作品である「まんが宇宙大作戦(1973年~1974年)」をはさんで、本作から実に18年の時を経て放送開始された「新スタートレック」が全世界で大ヒットを記録、スタートレック世界の人気を決定的なものとした。その後「スタートレック/ディープスペース・ナイン(1993年~1999年)」「スタートレック/ヴォイジャー(1995年~2001年)」「スタートレック エンタープライズ(2001年~2005年)」「スタートレック: ディスカバリー(2017年~)」といったシリーズが現在も製作され続けている。

今回お送りするシーズン2からは、エンタープライズ号のブリッジに新しいクルーが加わる。若きロシア人の士官、チェコフである。「宇宙大作戦」放送開始後、旧ソ連の新聞「プラウダ」の、「エンタープライズ号のクルーは国際的なメンバーが集まっているのに、その中にロシア人がいないのはおかしい」という記事を読んだジーン・ロッデンベリーが生み出したキャラクターで、レギュラー陣の中では最年少。演じるウォルター・ケーニッグは、ロシアなまりのある英語で会話しているので、ぜひ原語音声もチェックしていただきたい。

注)初回放送当時の情報となります

クリエーター:ジーン・ロッデンベリーについて

1921年8月19日米テキサス州エルパソ生まれ。「スタートレック」シリーズの生みの親であるクリエーター。第二次世界大戦中は爆撃機のパイロットを務め、戦後、民間航空会社に就職。その後文筆業を志すかたわら警官に転職する。TVドラマの脚本家として成功したため警察の仕事を辞し、さらにその後プロデューサーに転身。1963年、TVシリーズ「The Lieutenant(原題)」にて初のプロデュースを行った。ロッデンベリーは、「アンタッチャブル」(1959~1963年)や「スパイ大作戦」(1966~1973年)など名作シリーズを次々に生み出し、60年代のアメリカや日本のTV界を席巻していたデジル・プロ(TV「アイ・ラブ・ルーシー」の女優ルシル・ボールが設立したプロダクション)に「宇宙大作戦/スタートレック」の企画を持ち込み、1966年9月8日、ついに放送が開始された。

「宇宙大作戦/スタートレック」終了後、同作にてクリスチン・チャペル役を、そして「新スタートレック」ではディアナ・トロイの母ラクサナ役を演じたメイジェル・バレットと、日本で神前結婚式を挙げる。1974年、「人造人間クエスター」を製作するが、残念ながらパイロット版のみでシリーズ化にはこぎつけられなかった(この作品は「新スタートレック」のキャラクター、データのモデルになったとも言われる)。1979年、「宇宙大作戦」を映画化。劇場版『スター・トレック』はその後もシリーズ化される。そして1987年、「新スタートレック」をスタート。オリジナルである「宇宙大作戦」を超える7シーズンものロングランヒット作として結実させた。「新スタートレック」シーズン5放送中の1991年10月24日に惜しまれつつ逝去。1997年、遺灰が「宇宙葬」として宇宙に打ち上げられた。

スタートレックシリーズの年代設定

2063年(21世紀) 人類初のワープ飛行。バルカン人とのファースト・コンタクト
2151年(22世紀) 「エンタープライズ」アーチャー船長 (米制作年:2001~2005年)
2250年代(23世紀)「ディスカバリー」(米制作年:2017年~)
2266年(23世紀) 「宇宙大作戦」(本作)カーク船長 (米制作年:1966~1969年)
2364年(24世紀) 「新スタートレック」ピカード艦長 (米制作年:1987~1994年)
2369年(24世紀) 「ディープスペース・ナイン」シスコ司令官・艦長 (米制作年:1993~1999年)
2371年(24世紀) 「ヴォイジャー」ジェインウェイ艦長 (米制作年:1995~2001年)
2371年(24世紀) 「ヴォイジャー」ジェインウェイ艦長 (米制作年:1995~2001年)

今回お送りするHD版について

今回お送りする「HD版」は、60年代当時最高級の技術であったものの、現在のものと比較するとやはり時代を感じさせずにはいられない特撮シーンのミニチュアやマット画、光線などの合成を最新のCGに置き換えたバージョンである。さらに日本初放送時にカットされた部分を、当時のキャストを可能な限り集めて追加の吹き替えを行い復活させた完全版での放送となる(一部オリジナルとは違う声優も)。
なお今回は、本国で60年代当時に放送された米国オリジナル版のエピソード順でのオンエアとなる。

ストーリー

「宇宙――それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは、人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」――オープニング・ナレーションより

地球を含む複数の惑星で構成される惑星連邦が設立されて約1世紀。西暦2264年、未知の惑星の調査や知的生命体との友好的接触を目的として、惑星連邦の宇宙艦隊が誇る全長289メートル、コンスティテューション級の宇宙船U.S.S.エンタープライズNCC-1701が430名の乗組員を乗せ、“人類未踏の地”である宇宙へ旅立った。エンタープライズ号を率いるのは、30歳の若さで船長に抜擢された不屈の精神力を持つ男ジェームズ・T・カーク。地球人と異星人バルカン人の間に生まれ理性を重んじる副長のスポックや、人間味溢れる医療主任のドクター・マッコイといった優秀なクルーの力も得て、エンタープライズ号は広大な宇宙空間で起こる想像もできないような神秘現象、高度な文明を持つ生命体との遭遇などさまざまな冒険を繰り広げるのだ。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジェームズ・T・カーク/James T Kirk (声:矢島正明)

U.S.S.エンタープライズ号船長。30歳の若さで船長に抜擢される。常に最前線に赴き、どんな苦境に陥っても独創的な発想で必ず道を見つけ出す熱血漢。クルーの信頼も厚い若きリーダーだ。

ウィリアム・シャトナー William Shatner

1931年3月22日カナダ・ケベック州生まれ。「宇宙大作戦」の成功で多くの支持を得た彼は、その後もTV「パトカー・アダム30」「ボストン・リーガル」などのヒット作に加え、『デンジャラス・ビューティー』、『ショウタイム』、『ドッジボール』など映画出演も多い。劇場版『スター・トレック5/新たなる未知へ』では監督も担当、小説「サイバードラッグ/テクウォー」を執筆などマルチな活動を繰り広げる。TV「ボストン・リーガル」ではエミー賞、ゴールデングローブ賞をダブル受賞している。

スポック/Spock (声:久松保夫)

U.S.S.エンタープライズ号副長兼科学主任。バルカン人の父サレックと地球人の母アマンダの間に生まれた。バルカン人の特長とも言うべき、論理を重んじる姿勢を貫いており、そのため地球人からは近寄りがたく見られるが、実は厚い友情も併せ持っており、内面では地球人の感情とバルカン人の理性とが葛藤し続けているのだ。

レナード・ニモイ Leonard Nimoy

1931年3月26日米マサチューセッツ州ボストン生まれ。「スパイ大作戦」レギュラーのパリス役でも知られる。劇場版『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!』で監督デビューを果たし、『スリーメン&ベビー』など監督作でもヒットを飛ばした。近年はTV「FRINGE/フリンジ」やリブート版『スター・トレック』などJ・J・エイブラムス作品に出演。2015年2月27日逝去。

レナード・マッコイ/Leonard McCoy (声:吉沢久嘉)

U.S.S.エンタープライズ号医療主任。頑固で皮肉屋。論理的なスポックとの口論は絶えないが、医者としての腕は確かである。

デフォレスト・ケリー DeForest Kelley

1920年1月20日米ジョージア州アトランタ生まれ。TVの西部劇に多く出演した後、「宇宙大作戦」マッコイ役で人気を博した。1999年6月11日逝去。

チャーリー/Montgomery Scott (声:内海賢二)

U.S.S.エンタープライズ号機関主任。エンタープライズ号では船長のカーク、副長のスポックに次ぐ上級士官で、両者が不在の時には彼が船の指揮を取る。機関士として卓越した手腕でエンタープライズ号の危機を救ってきた。「チャーリー」は吹き替え上の日本独自の命名であり、本国での名称は「モンゴメリー・スコット」。

ジェームズ・ドゥーアン James Doohan

1920年3月3日、カナダ・バンクーバー生まれ。映画『帰郷』『課外授業』TV「新ナイトライダー2000」など。2005年7月20日逝去。

ウラ/Uhura (声:松島みのり)

U.S.S.エンタープライズ号通信士官。通信技術者としての腕前はもちろんのこと、音楽家としても才能豊かで、夜には船内のレクリエーション・ルームでクルーたちにその歌声を聞かせることもある。日本語吹き替え上では「ウラ」と呼ばれているが、本国での名称は「ウフーラ」。その「ウフーラ」とはスワヒリ語で「自由」を意味する。

ニシェル・ニコルズ Nichelle Nichols

1932年12月28日、米イリノイ州生まれ。音楽活動も行っており、CDアルバムも発売された。「宇宙大作戦」放送時の60年代において、黒人女性がTVレギュラーとして、他キャラクターと同等に活躍する役どころで出演するというのは画期的なことであり、アカデミー賞ほか各賞受賞のウーピー・ゴールドバーグが女優の道を目指したのは、ニシェル・ニコルズの「宇宙大作戦」での活躍に影響されたためであると言われている。

加藤/Hikaru Sulu (声:田中亮一)

U.S.S.エンタープライズ号操舵士官。趣味はフェンシングほか多様。「加藤」は吹き替え上の日本独自の命名であり、本国での名称は「ヒカル・スールー」。

ジョージ・タケイ George Takei

1937年4月20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの日系三世。映画『戦場にかける橋2』『アンボンで何が裁かれたか』など。1987年、日系人として初めてハリウッドのウォーク・オブ・フェームに名前を残す。第二次大戦中、強制収用された彼自身の経験を基に描かれ、2015年よりブロードウェイで上演されたミュージカル「アリージャンス」に主演。

チェコフ/Pavel Andreievich Chekov (声:井上弦太郎)

シーズン2より加わるU.S.S.エンタープライズ号操舵士官。ロシア出身で血気盛んだが、若さゆえの失敗をしてしまうこともある。

ウォルター・ケーニッグ Walter Koenig

1936年9月14日、米イリノイ州シカゴ生まれ。ロシアなまりが演じられることもありチェコフ役に抜擢される。「宇宙大作戦」終了後は、「刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪」で再びウィリアム・シャトナーと共演。アニメ版スタートレック「まんが宇宙大作戦」では脚本も手がけた。大河SFドラマ「バビロン5」では、敵役の準レギュラー、アルフレッド・ベスター役を好演。

NCC-1701エンタープライズ号/NCC-1701 ENTERPRISE

2245年就航、コンスティテューション級の宇宙艦隊旗艦。全長約289m、乗員約430名。ロバート・エイプリル、クリストファー・パイクに続き、ジェームズ・T・カークが船長に就任する。

作品基本情報

原題:STAR TREK
データ:シーズン2・1967~1968年/アメリカ/二カ国語/60分/シーズン2・全26話/HD作品
製作総指揮:ジーン・ロッデンベリー
出演:ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー