The OC ストーリー

ミーシャ・バートンやレイチェル・ビルソンらを一躍スターダムに押し上げた青春ドラマの決定版!

ストーリー

シーズン1

南カリフォルニア、オレンジ・カウンティの高級住宅街ニューポート・ビーチに住む弁護士サンディ・コーエンは、窃盗の疑いで逮捕された不良少年ライアンの弁護を引き受ける。無事に釈放され貧しい地区チノにある自宅に戻るライアン。しかし、荒んだ生活を送る母親との衝突からついに家を追い出されてしまう。母親に見放された孤独なライアンに同情したサンディは、自宅に引き取って面倒をみることにする。
コーエン家にはライアンと同い年の息子セスがおり、オタクで友達のいないセスはライアンを快く迎え入れる。そして、最初は不安を抱いていたサンディの妻キルスティンも、ライアンの聡明さと優しさに気づき、次第に心を開いていく。 コーエン家に来たその日、ライアンは隣に住むクーパー家の娘マリッサと出会う。一目でお互いに惹かれあう二人だったが、マリッサには学校の人気者でリッチなボーイ・フレンドのルークがいたのだった・・・。

一方セスは小学生の頃からマリッサの親友サマーに片思い。サマーはパーティー好きの典型的な金持ちのワガママ娘。セスのことなど全く興味がなかったはずのサマーだったが、転校生アンナの出現が状況を一変させる。セスと話すうちに趣味や考えがぴったりで相性がいいことに気づいたアンナは、セスのサマーへの恋の手助けをしながらも、彼に恋心を抱くようになる。そんな仲むつまじい二人を見ていたサマーもセスのことが気になり始める。二人の女の子から同時に思いを寄せられるという、人生初の事態に大いに喜びとまどうセス。だが、結局は以前から恋焦がれていたサマーを選ぶ。

クーパー家では、マリッサの父親ジミーがコミュニティの住民から集めた資金運用に絡んだトラブルを実は抱えていた。贅沢好きで身勝手な妻ジュリーは離婚を切り出し、自身の安定を求めて、キルスティンの父でニューポート・ビーチの名士ケイレブ・ニコールにすり寄り、ついに再婚にまでこぎつける。両親の離婚に傷つき、さらに恋人ルークが自分だけでなく複数の女性と関係を持っていた事実を知ったマリッサは、ショックのあまり多量の鎮痛剤とテキーラを飲んで意識不明に陥る。一命を取り留めたマリッサをライアンが優しく包み込み、二人はついに恋人同士となる。

晴れて交際を始めた二人だったが、新たな問題が発生。両親との約束でセラピーに通い始めたマリッサに、青年オリヴァーが近づいてきた。親切な振る舞いでマリッサらに接するオリヴァーだったが、実はマリッサに異様なまでの執着心を抱いているのだ。彼の真の姿に気づいたライアンは懸命に周囲に訴えるが、誰もうけあってくれない。ついに、オリヴァーが銃を持ち出しマリッサを人質に立てこもる事件が起きる。間一髪でライアンが駆けつけ、マリッサを無事に助け出す。全ては明らかになりライアンの名誉も回復されたが、自分を信じてくれなかったマリッサとの間には大きな溝が生まれてしまう。

そんな時、ライアンの幼馴染で元恋人のテレサがニューポートに現れる。実は婚約者エディとの結婚を前に、チノから逃げ出してきたのだった。誰も自分を信じず孤独を味わったライアンと結婚への不安を覚えるテレサは、自然と惹かれあい一夜を共にしてしまう。

ライアンはマリッサの、テレサはエディのところへ帰り、ぎこちないながらもそれぞれの元通りの生活に戻るはずだった・・・。しかし一本の電話が彼らの関係を大きく変えてしまう。テレサが、エディから暴力を振るわれているとサンディに相談してきたのである。しかも彼女は妊娠しており、その父親はエディではないかもしれないという。ひとりででも子供を産むことを決めたテレサを見て、ライアンは彼女と共にチノに戻ることを決意する。

夕暮れの中、それぞれの気持ちが交錯する。どれほどマリッサを、コーエン家の人々を愛していたのか、想いを噛み締めながら、チノへ向かうライアン。ケイレブとジュリーの新しい家でウォッカをあおるマリッサ。ライアンの部屋を片付けるうち、涙が止まらなくなるキルスティン。その妻を抱きしめるサンディ。そしてセスは、両親とサマーへの手紙を残し、1人ヨットで大海原へ漕ぎ出して行く……。

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シーズン2

マリッサへの思いを秘めたまま、チノでテレサと暮らし始めたライアン。 寂しさをアルコールで紛らわせようとするマリッサ。 気持ちがすれ違ったまま、離れ離れの夏休みを過ごすことになった彼らのその後の関係は……?

チノ時代の元恋人テレサの妊娠が発覚し、一度はチノに戻ったライアンだが、テレサに流産したと言われふたたびニューポートへ。しかしマリッサはライアンが去っていった寂しさから庭師のD.J.と関係を持ってしまっていた。D.J.とのことを隠したまま寄りを戻そうとしたマリッサに怒ったライアンは彼女と別れ、転校生リンジーと付き合い始める……。

ライアンがチノに戻ってしまったことを悲しんでサマーにも言わずに家出をしてしまったセス。ライアンが戻ったことでセスも家に帰ってくるのだが、何も言わずに出て行ったセスに対し激怒したサマーは、セスを見捨てて完璧な彼氏ザックと付き合っていたのだった…。

実はセスの母キルスティンの異母姉妹だったリンジーは母親を追ってニューポートを去り、セスはザックからなんとかサマーを取り戻して、ぎこちないながらも元の関係に戻りつつあった。

サンディとキルスティンは揺るぎない愛情で結ばれていたはずだったが、サンディの昔の恋人レベッカが現れたり、キルスティンは仕事で知り合ったカーターに惹かれたりと、問題が浮上。ケイレブと結婚したジュリーが、キルスティンの仕事場にまで踏み込み、父ケイレブとの関係が悪化していくキルスティン。カーターが去ったことも影響し、アルコール依存症になってしまい、リハビリ施設に入所することに。過去の醜態がバレたジュリーが、ケイレブに愛想をつかされそうになっていた矢先、ケイレブは帰らぬ人となる。

やがてライアンの兄トレイが出所してきたという一報がもたらされる。しばらくコーエン家の世話になることになったトレイだが、ライアンとの厚い兄弟愛は失われていなかったものの、どうしても悪い行いから遠ざかることが出来ない。その不器用さからトレイはついにマリッサにレイプ未遂をし、それを知ったライアンは我慢の限度を越え、兄弟は激しい取っ組み合いに。ライアンを殺しそうになるトレイを目の当たりにして、マリッサはトレイが落とした銃で彼を撃ってしまう。胸から血を流し倒れるトレイ…。マリッサはトレイを殺してしまったのだろうか?ライアンとマリッサの運命は?

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シーズン3

トレイを銃で撃ってしまったマリッサ。シーズン3は、この事件によって起こる様々な波紋からストーリーが展開していくのだが、一番大きい出来事は、マリッサがニューポート・ユニオン校という公立高校に転校すること。セレブなお嬢様のマリッサが、仲間と離れ独りぼっちになって、私立のハーバー校とは全く雰囲気の違う公立校に馴染むことができるのか!? そこで待ち受けているものとは!?

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シーズン4

あれから5か月。マリッサの死を乗り越えようともがき苦しむライアン、サマー、セス……。それぞれの方法で悲しみと向き合うも、マリッサの死はあまりにも大きく、彼らの友情、そして家族との絆にもかげりが・・・。

ライアンはバークレー大学への進学を延期し、コーエン家を出てバーで住み込みながら働いていた。そこではファイトクラブのような催しも行われており、ライアンは闘いに参加しては自分を痛めつけていた。彼はマリッサを失った悲しみから立ち直れないでいたのだ。

プロビデンスにあるブラウン大学の寮に入ったサマーは、人が変わったように環境保護活動に専念。デザイン学校への入学待ちをしながらコミックショップでアルバイトをしているセスとは、遠距離恋愛だが、どこかでセスとは気持ちの上でも距離を置いているようだ。やはり、マリッサの死を乗り越えられず落ち込んでいるらしく、本当はセスのことを愛し続けているはずだが……。セスはそんなサマーを見守り、辛抱強く心を開いてくれるのを待つしかない……。

セス、そしてサンディとキルスティンはライアンを心配し、どうにかして彼を家に戻そうとしていた。少年たちを救うために公選弁護人に戻ったサンディは、仕事の帰りにライアンのいるバーを訪れる。ライアンは家に戻るとサンディに告げるが、実はマリッサを死に追いやったヴォルチェックへの復讐心を抱いていた。それはマリッサの母ジュリーも同じだった。ジュリーは探偵を雇ってヴォルチェックのいる場所を突き止め、その情報が入ったファイルを……?!

ケイトリンは、今は亡きマリッサのことで頭がいっぱいのジュリーが自分に無関心なこともあって、ハーバー校で問題児ぶりを発揮。ルークの双子の弟たちを従えて、やりたい放題だった……。ライアン、セス、サマーは新しい環境の中で徐々に、自分たちの人生を模索し始める……。

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