ロンドン指令X 完全版

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幻のジェリー・アンダーソン作品!
マリオネーションとライブアクションを融合した斬新なスパイ・シリーズ、完全版にてアンコール放送!

作品解説

ジェリー・アンダーソン制作のスーパーマリオネーション。前作「ジョー90」と同様スパイものである。本作で「スーパーカー」から続く、一連のスーパーマリオネーション作品はいったん終了し、以後「謎の円盤UFO」などのライブアクションに移行することとなるが、本作はマリオネーションとライブアクションとの融合を目指した意欲作で、神父の顔や手のアップは人形ではなく俳優スタンレー・アンウィン自身の映像が使われているといった、まさにライブアクション作品への橋渡し的存在となった。
今回の放送は日本初放送時にカットされた部分を復元し、一部字幕で補った完全版(第1話・3話・8話のみ二カ国語・一部字幕となります)! 日本の放送順とは異なる本国でのエピソード順にて放送いたします。

注)初回放送当時の情報となります

ストーリー

「静かな田舎町の教会。この窓に立つ、穏やかな顔つきのスタンレー神父が、実はイギリス情報部の特捜員であることは誰も気がつくまい。しかし、ひとたびロンドン本部から指令Xがとぶと、スタンレー神父と助手マシュウは秘密兵器ミニマイザーを頼りに、恐るべき国際犯罪網やスパイ組織の中に敢然と飛び込むのだ。」-オープニングナレーションより

国際的な難事件が発生したとき、ロンドンに本部を持つ英国秘密情報部X作戦課ビショップ(BISHOP-British Intelligence Service Headquaters Operation Priest)より、スタンレー・アンウィン神父と助手のマシュウ・ハーディングに指令Xが発令される。この二人、ある田舎の教会の神父と庭師なのだが、実は腕利きの諜報部員なのだ。

スタンレー神父は、教区の故ハンバード教授から遺産として託された、物質を1/3に縮小する「ミニマイザー」なる装置を持っている。人類のためにミニマイザーを役立てて欲しいという教授の遺言から、神父は英国秘密情報部のために活用することにしたのだ。指令を受けた神父は、助手であるマシュウをミニマイザーで縮小してカバンに入れ、1917年フォードT型「ガブリエル」に乗って現場へ急行。小さくなったマシュウは敵地に潜入、隠密行動で様々な陰謀を阻止する!!

各話あらすじ

放送時間

キャスト

スタンレー神父/Father Stanley Unwin (声:スタンレー・アンウィン/久松保夫)

神父でありながら実はイギリス情報部の特捜員でもある。助手マシュウと共に国際犯罪団やスパイたちと戦っている。

マシュウ/Matthew Harding (声:ゲイリー・ファイルズ/堀勝之祐)

普段はスタンレー神父の教会で庭師をしているが、実は神父の諜報活動における助手であり、ひとたび事件が起こればスタンレー神父が操作する装置「ミニマイザー」で1/3の大きさまで小さくなり、秘密裏に活動する。

アップルビー夫人/Mrs Appleby (声:シルヴィア・アンダーソン/鈴木光枝)

スタンレー神父の教会の家政婦。神父とマシュウの秘密については全く気付いていない。

ビショップ/The Bishop (声:ジェレミー・ウィルキン/川久保潔)

英国秘密情報部X作戦課課長。難事件が起こるとスタンレー神父に対し「指令X」を発する。

作品基本情報

原題:THE SECRET SERVICE
データ:1969年/イギリス/二カ国語(第1話・3話・8話のみ二カ国語・一部字幕)/30分/全13話/スーパーマリオネーション(超人形劇)/SD作品
クリエイター:ジェリー・アンダーソン、シルビア・アンダーソン(『サンダーバード』『スペース1999』)
特撮総監督:デレク・メディングス(映画『007』シリーズ『スーパーマン』『バットマン』)
出演:スタンレー・アンウィン
日本語吹き替え:久松保夫、堀勝之祐、川久保潔、鈴木光枝