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自身の“こだわり”が災いして、いつもとんでもないトラブルに巻き込まれたり誤解されてしまう主人公ラリーのユニークなキャラクターと、誰にでも起こりうるちょっとした“理不尽”な出来事の数々を、擬似ドキュメンタリー風に面白おかしく描いた斬新さが全米の話題を集め、大ヒットの「ラリーのミッドライフ★ クライシス」。一見クールだがダイナマイト級の爆発力がある笑いのカリスマ、ラリーとはいったいどんな人物なのか?
1990年から1998年まで全米放送された、ジェリー・サインフェルド主演のコメディ・シリーズ「となりのサインフェルド」。全米視聴率がコメディ・ドラマ部門で4年連続トップを記録し、最終回は何とその放送時間にTVをつけていた全米の世帯の3軒に1軒がチャンネルをあわせるという社会現象級の話題を生んだ。そんなスーパー・ヒット作をクリエイター/プロデューサーとして支えた仕掛け人が、ラリー・デイヴィッドだ。自身も優れたコメディアンであるラリーが、ついにみずから主演にチャレンジしたのが、超話題作「ラリーのミッドライフ★クライシス」である。
クリエイター、ラリー・デイヴィッドが“ミッドライフ・クライシス(中年の危機)”におちいった自分自身を演じるというユニークでシニカルな大人のコメディである本作は、ほかのTVシリーズには見られない“こだわり”がある。
リアリズムを重視してか、ビデオカメラが主人公ラリーの生活を追う“モキュメンタリー”という手法を採用。“モキュメンタリー”とは“Mock(偽りの)”と“Documentary”をあわせた造語で、虚構の記録映像や証言をつないで実際にはない出来事を描く疑似ドキュメンタリーのこと(映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」などが有名)。そのためシトコムにつきものの「観客の笑い声」は本作には入っていない。また、ほとんどの台詞は出演者のアドリブで、リハなし・時系列通りにオールロケでの撮影を敢行。但し、台本には場面の状況が詳細に記されているため、台詞と物語は矛盾しない仕組みだ。1場面あたり7〜8回録り直すのも、2〜3テイクで済むのが常識の米コメディの収録としては格物に丁寧だ。
さらに、本作には、主演兼プロデューサー兼脚本家のラリー・デイヴィッドが米エンターテインメント業界で築いた人脈から、豪華な顔ぶれがゲスト・スターとして出演しており、多くが本人役というのが実にユニーク!
その一部をあげると…
テッド・ダンソン&メアリー・スティンバーゲン夫妻(第1シーズン)、ジュリア・ルイス=ドレイファス(第1シーズン)、ダイアン・キートン(第1シーズン・声のみ)、ロブ・ライナー(第2シーズン)、リタ・ウィルソン(第2シーズン)、シャキール・オニール(第2シーズン)、アラニス・モリセット(第3 シーズン)、マイケル・ヨーク(第3シーズン)、マーティン・スコセッシ(第3シーズン)、ベン・スティラー(第4シーズン)、メル・ブルックス(第4 シーズン)、デイヴィッド・シュワイマー(第4シーズン)ほか。
そして、2000年10月から「シックス・フィート・アンダー」「OZ/オズ」「SEX AND THE CITY」など話題作を世界に発信し続けるHBOチャンネルで放送が始まると「ラリーのミッドライフ★クライシス」は全米のマスコミから絶賛を浴び、各TV賞レースでも台風の目に!
★エミー賞
●第54回(02年発表)=2部門ノミネート
●第55回(03年発表)=10部門ノミネート&最優秀監督賞(ロバート・B・ウェイド)受賞!
●第56回(04年発表)=8部門ノミネート
●第58回(06年発表)=5部門ノミネート
●第60回(08年発表)=4部門ノミネート
★ゴールデン・グローブ賞
●第60回(03年発表)=2部門ノミネート&最優秀作品賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞!
●第62回(05年発表)=1部門ノミネート
●第63回(06年発表)=2部門ノミネート
★脚本家協会賞
●2006年 コメディ・シリーズ部門受賞(ラリー・デイヴィッド)
★AFI(American Film Institute)
02年度コメディ・シリーズ・オブ・ザ・イヤー ほか、受賞多数!!
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