ジョー90

世界を股にかけるスーパー少年ジョー90の活躍を描くスーパーマリオネーション!

ジョー90

作品概要

回れ回れビッグラット!電子メガネで世界を守れ!!「サンダーバード」のスタッフがおくる、世界を股にかけるスーパー少年ジョー90の活躍を描くスーパーマリオネーション!!!

イギリスの天才電子工学博士イアン・マックレインは3年間をかけて、脳波検出記録移送装置“ビッグラット(BIG RAT-Brain Impulse Galvanoscope Record And Transfer)”を開発した。それは人間の脳波パターンを記録し、別の人間に移し変えるという恐るべき装置である。これを使えば、スペシャリストの知識や経験を別の人間が保有することも可能になる。そこで、世界諜報機構ウイン(WIN-World Intelligence Network)の局長ウェストンは、新しいタイプの諜報員養成にこの装置を使用してはどうかと提案。更にマックレイン教授の養子である9才の少年ジョーを人材として推薦した。少年なら、大人では不可能な場所にも疑われることなく潜入することができるためである。こうしてジョーはスーパー諜報員・コードネーム《ジョー90》となった。彼は任務に就く前にビッグラットに入り、ある時はエースパイロット、またある時は天才外科医の知識を吸収する。そして電波で装置と直結されたメガネをかけると、一挙に天才的頭脳を持つ諜報員に変身するのである

解説

「キャプテンスカーレット」に続くスーパーマリオネーションシリーズ。映画「007」シリーズや、TV「0011ナポレオン・ソロ」「スパイ大作戦」といったスパイもの全盛期の流れにのったスパイアクション作品であり、アンダーソンもこの後「ロンドン指令X」「プロテクター電光石火」とスパイものを連発する。9歳のかわいらしい少年を敵陣の真っ只中に送り込むという基本設定もよく考えるとヒドイ話なのだが、メガネがはずれると普通の少年に戻ってしまうというスリルや任務が失敗しそうになっても「こんなすごいことを子供ができるわけがない」とまんまと逃げおおせるカタルシスは、そのような疑問点を忘れさせる楽しさがある。
過去のシリーズと違い、レギュラーメカはマックレイン教授の愛車で空を飛ぶこともできる万能ビークル、マックスカーのみとやや派手さにはかけるが、各話ゲストメカのリアルな描写や人形の精緻さは、ジェリー・アンダーソン以下スタッフが円熟の域に達したことを示しており、ひとつの頂点に位置する作品といえる。

作品基本情報

原題 ジョー90
JOE 90
データ 1968年/イギリス/COL/二カ国語/30分/全30話/スーパーマリオネーション(超人形劇)
製作総指揮 企画
ジェリー&シルビア・アンダーソン(『サンダーバード』『スペース 1999』)

特撮総監督
デレク・メディングス(映画『007』シリーズ『スーパーマン』『バットマン』)
スタッフ バリー・グレイ(『サンダーバード』『謎の円盤UFO』)
あらすじ

©ITV plc (Granada Internatioal)