
»2004.4 〜 2005.3 | »2005.4 〜 2006.3 | »2006.4 〜2007.3 | »2007.4 〜2008.3 | »2008.4 〜
「ザ・ソプラノズ」や「シックス・フィート・アンダー」等、上質なドラマの制作・放映で知られる有料ケーブル局HBOは、去年の11月から今年の2月まで3ヶ月続いた脚本家組合のストライキの影響で、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」や「ビッグ・ラブ」といったオリジナル・ドラマ・シリーズの新作エピソードを制作できなかった。その代わりに同局は、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のクリエイター、デヴィッド・サイモン制作でイラク戦争を題材にしたミニシリーズ「Generation Kill」を制作・放映すると共に、去年及び今年、制作・配給したドキュメンタリー作品の放映を予定している。ドキュメンタリーの題材は、高校の討論クラブからイラクのティーンエージャーたち、影響力の大きな黒人たちと、多岐に渡っている。中でも注目されそうなのは、「Roman Polanski: Wanted and Desired」。30年前に未成年と性交渉を持ったことで告訴されて以来、逮捕・懲役を逃れるためにアメリカに入国しないままになっている監督、ロマン・ポランスキーを題材にしている。
【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2008/4/22】
「ザ・ソプラノズ」のトニー・ソプラノ役で有名なジェームズ・ギャンドルフィーニが、ニューヨーク市長を演じることになった。ギャンンドルフィーニがマフィアのボスから一転して、“市民の公僕”を演じているのは、1974年制作の「サブウェイ・パニック」のリメイク「The Taking of Pelham 123」。1974年版ではリー・ウォレスという、あまり知られていない俳優が演じている役だが、ギャンドルフィーニのようなスターを配することで新作では役が大きくなっている可能性も高そう。「サブウェイ・パニック」は、ニューヨークの地下鉄をハイジャックして人質にした乗客の解放と引き換えに金をせしめようとする犯人グループと、地下鉄公安局及びニューヨーク市警察との駆け引きをスリリングに描いたサスペンス映画の名作。トニー・スコットが監督している新作では、オリジナル版でロバート・ショーが演じた犯人グループのリーダーにジョン・トラヴォルタが、対するウォルター・マッソー扮する公安局警部補にはデンゼル・ワシントンが、それぞれキャストされている。
【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2008/4/10】
